WhoWiredは29日(現地時間)、韓国サムスンの独自決済システム「Samsung Pay」が、2015年下半期中にも米国と韓国の2つの市場において正式に提供が開始される見込みであると伝えています。
既に「Galaxy S6」と「Galaxy S6 Edge」が正式にサポートしていることでも知られるこの決済システムは、現時点ではまだ提供が開始されておらず、同社幹部によって ”今夏” の投入が示唆されていましたが、今回サムスンの幹部の1人であるパーク・ジニョン氏によって、2015年下半期中にも米国と韓国市場において正式にサービスが開始されることが明言されました。
また、氏はその他の市場への展開については現在社内で協議中であることも明らかにしています。残念ながら今回具体的なタイムスケジュールに関しては開示されませんでしたが、早ければかつて示唆された通り、夏頃には提供開始を迎えることになるかもしれません。
過去に伝えられた情報によると、Samsung Payは「既に米国内に設置されているPOS端末のおよそ90%以上」で利用が可能とのことですので(過去記事)、サービスが普及・浸透するための土台はほぼ完成していることになります。韓国におけるインフラ整備の進捗状況は明らかではありませんが、お膝元である以上、急速に整備が進められることになりそうです。
[WhoWired via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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