Google が Android の音声操作で他社製アプリとの連携を強化しました。その第1弾として、『
Ok Google, Shazam this song』と言えば Shazam で 楽曲を検索できます。Shazam連携はアップル iOS 8の Siriでも実現済み。
Android OSの音声コマンドを振り返ると、当初は音声でウェブが検索できる程度の機能でした。現在は各種設定やスケジュール、リマインダーの作成などもできるようになりました。
音声コマンドで使えるようになったサードパーティ製アプリは、楽曲検索のShazamやラジオアプリのNRP Oneのほか、TuneIn、 Zillow、Flixster、TripAdvisorなど。
Shazamにおける音声コマンドの使い方は『OK Google』で音声コマンドを起動し、続けて『
Shazam this song』と話すだけ。ハンズフリーで楽曲を検索できるため便利です。他のアプリについてもOK Googleに続くコマンドで操作できます。
またGoogleは音声コマンドにおけるサードパーティとの連携をさらに強化する方針で、音声コマンドに関する提案を開発者から受け取ることを目的としたフォームを
開設。さらにTipsサイトではAndroid OSで使える音声コマンドを紹介しています。
モバイル業界に目を向けると、ウェアラブルデバイスの普及でハンズフリーで操作できる音声コマンドの重要度が増しています。Googleの動きはそうした流れに沿うものです。サードパーティアプリ、例えばLINEが音声コマンドで操作できるようになれば、さぞ便利になることでしょう。