マイクロソフトの近未来ヘッドセット「HoloLens」の外観レビュー
Microsoftが開発中の近未来ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」のデモの様子はお伝えしたとおり。
米Gizmodoではマイクロソフトの開発者向けイベント「Build 2015」で展示されていたプロトタイプを触ってきました。
今回は実際に装着してマイクロソフトの拡張現実ホログラムワールドを見ることができませんでしたが、4つの可視カメラ、2つのスピーカー、6つのボタンが搭載された不気味なHoloLensの外観をレビューしていきましょう。
滑らかでカーブがかったプラスチックのフレームは、なんだか1980年代のSF映画みたい。小学生の時に妄想していたウェアラブルコンピューティングが具現化されたみたいな気持ちになります。
ヘッドセットの透明なディスプレイは、下の視点も見やすく設計されていそうで、ホログラム的なイメージを重ねて表示させるためのヒントが隠れていそう。
サイズ調整のダイヤルがヘッドバンドの頭部の後方部分にあり、頭にフィットして快適そうなフェルトが着いていますね。ボタンも搭載されています。
ヘッドフォンではありません。「フローティングオーディオ」と呼ぶ小さなスピーカーが耳の近くに搭載。1人で使う分には充分な音量で聞こえると思うけど、他の人もいるようながやがやした空間ではちゃんと聞こえるのかな?
前面上部右サイドには2つのカメラセットがあり、左サイドにも同様のカメラセットが搭載。さらにこのペアカメラセットの間に3つのカメラがあって、合計7つのカメラがHoloLensには搭載されています。
上部から見てみます。それぞれ2つずつ、ヘッドバンドの上部にボタンが搭載されています。そしてインナーヘッドバンドとアウターヘッドバンドが明確に分離されていますが、インナーヘッドバンドは頭のサイズに合わせて快適に調整するためにあるようです。
マイクロソフトは、音声やジェスチャーコントロールをデモしていましたが、これらのボタンはちょっと変な場所にあるように思いました。耳のちょうと上にあるボタンを押す…というのはおかしく聞こえないかもしればいけれど、頭の後ろにあるボタンを押すよりはマシかな。
後ろのボタンは、バッテリーのコンポーネントがあって、充電やUSBポートがあるんじゃないかな…?というのが我々の推測です。
さて、このマイクロソフトのHoloLens、どう思いますか? グーグル・グラスより良さそうか、悪そうか。
Sean Buckley - Gizmodo US[原文]
(mayumine)
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