20日放送された「しくじり先生」にASAYANでデビューした平家みちよが出演。
同じASAYAN出身のモー娘との過去を告白した。
「モー娘にすべて持って行かれた」
平家みちよが語ったモー娘との過去と確執→ ranking
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20日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)でデビューし、かつて「平家みちよ(へいけ・みちよ)」の名前で活躍した歌手のみちよ(36)が出演して、壮絶な過去を振り返った。
冒頭でみちよは1997年に行われた『シャ乱Qプロデュース女性ロックボーカリストオーディション』のグランプリを獲得して、芸能界デビューを飾ったことを改めて説明。番組では当時の様子を教材VTRとして用意し、約9900人の中から最終選考に残ったメンバーの中に初代モーニング娘。(以下、モー娘。)のメンバーがいたことを紹介した。その後、グランプリに輝いたみちよはソロデビューし、落選組によってモー娘。が結成されたとの経緯が明かされた。そして、なぜかグランプリの自分ではなく、モー娘。が国民的アイドルになったことを話し始めた。
さっそくみちよはモー娘。と自分の立場が逆転した理由を分析。「ハングリーさの違い」があったと言い、みちよ自身は「オーディションのグランプリという夢が叶ったことで達成感があった」が、「モー娘。のメンバーは、落選がバネとなって飛躍した」のではないかとした。デビュー翌日には1万人の観客を集めて華々しく日本武道館でライブを行ったみちよに対して、モー娘。はデビューシングルを5日間で5万枚を手売りしなければ即解散という状況で、こうした違いが「苦労のモーニング娘。」と「ゴリ押しの平家」という構図を生んだとも分析した。
さらに「競争心の違い」も大きいと語るみちよ。当時としては画期的であった“メンバーを次々に追加する”というシステムによって、グループ全体が成長するように機能したのではないかと指摘。中でも後藤真希(29)の影響力は計り知れなかったと言い、みちよ自身も初めて見たときは「すっげぇの来たな!」と驚愕したのだという。
モー娘。の人気とは裏腹に、脚光を浴びることのなかったみちよは、ライブなどのイベントに出席しても自分の曲をトイレタイムにされたり、握手会では自分だけ飛ばされたりするなどのエピソードを披露。終始笑顔で話していた彼女だが、ときおり力を込めて発言するシーンなども見受けられた。華々しいデビューを飾りながらも、結果を出せなかった自分に悔しい思いもあるのだろう。
その後、ハロー!プロジェクト(主につんく♂プロデュースのアイドルグループの総称)を離れたみちよは、ひとりでは生活ができなくなるほどの精神状態になり、それは、ひたすら辞書を引いて“優しい言葉”を探してしまうほど追い込まれたものだったという。番組中では、“モー娘。に持っていかれたこと”を「平家滅亡」とユーモアたっぷりに表現していた彼女も、さすがにそれだけ暗い過去の話になるとトーンを抑えて話した。(メンズサイゾー)
http://www.menscyzo.com/2015/04/post_9678_2.html
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