農業革命が起きるかもしれません。

画像:【農業用無人ヘリコプター】
農業用無人ヘリコプター
http://www.yamaha-motor.co.jp/sky/agricultural/

4日に報じられたもので、農業機器メーカーのヤマハ発動機は先週、無人ヘリコプター(全長約3・6

メートル)を用いた田んぼ(2.2ヘクタール)の種まき作業を公開。

農業用無人ヘリコプター(2)

栃木県大田原市の専業農家、笠間康良(36才)さんは手元のリモコンで無人ヘリコプターを操り、これ

まで家族3人で1日がかりの大変な作業だった種まきと除草剤の散布をわずか1時間半という

驚異的な早さで終わらせました

農業では種を苗代(なえしろ)・苗床(なえどこ)と一緒に土に埋め込む「田植え」が現在も一般的。

画像:【苗代・苗床】
苗代・苗床
https://www.flickr.com/photos/ivva/4632156560/

画像:【田植え】
田植え
https://www.flickr.com/photos/m-louis/154709718

田植え(2)
https://www.flickr.com/photos/ivva/4631533661

種を田畑に直接ばらまく「直播き(じかまき)」の割合は全国でもまだ10%未満と普及していませんが、

10年前と比べれば倍増中。

「直播き」は「田植え」と比べて、根付きが浅いため、強風に弱く、収穫量が約1割少ないデメリットがあり

ながらも、「田植え」のための苗床を作らずに済み、作業時間も大幅に短縮でき、農作業を効率化する

大きなメリットがあり、今後の普及が見込まれています。

動画:【田んぼでの無人ヘリ講習の様子】
動画:【無人ヘリ利用の実際】

リモコン操作に慣れるまで少し時間がかかりそうですが、覚えたら相当効率は良さそうです。

将来的には操作さえもセミオート化されるかもしれませんね。

農作業が一変し、生産性も爆発的に伸びる可能性を秘めています。