298 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2006/12/30(土) 12:26:57 ID:/zf/RmaS
この間あった会社での忘年会。
くじ引きであたった人は幹事が用意したパーティーグッズを身に付けなければならなかったのだが
今年入社したばかりのA君(25歳)に、メイド服が当たってしまった。
A君はルックスが良いわけではないが、オシャレには気を使うタイプだったので
誰もが嫌がって着ないだろうと思っていた。
ところが、「ちょwww どうしようwww サイズ合うかなwww」と言いながらトイレへ向かうA君。

数分後、トイレから戻って来たA君はネコ耳メイドになっていた。
A君は大学までラグビーをやっていて、ガッチリした体型。
サイズ的にもピチピチにはちきれそうになっていて似合うわけもなく、全員が大爆笑。
本人はからかわれ、照れたり困ったりしていたが「スカートってすーすーするんですね」
などと素で答えていた。
さらに言われるままに「お疲れ様です、御主人様★」とビールをついで回り、どこでもすっかり大人気に。
普段は控えめでおとなしく仕事をする人だったので、誰もが驚いた。

帰り道、同僚が「A君、嫌なときは普通に断って良いんだからね」と言うと、
(女の子で動物の着ぐるみが当たった子がいたので、交換することもできた)
A君は「僕があそこで断ってたら皆が嫌な雰囲気になるじゃないですか。それに
僕が断ったものを他の人に回したら、その人だって気分良くないだろうし」
とさらっと答えた。

なんていい人なんだ…!
昨年メイド服を必死で拒否した自分が恥ずかしくなってしまった。