夜明けの水力発電ダム建設現場が美しい
なんとも言いがたい気持ちになりますね。
巨大ダムの建築現場に朝日が当たる光景。これは2010年から建設が続く米ケンタッキー州スミスランドの水力発電所です。今年中には72MWの再生可能エネルギーをこの地域に提供できるようになる予定です。
年内に完成予定のこの水力発電ダムは、完成すればケンタッキー州の30個目の大規模ダムとなります。スミスランド水力発電プロジェクトの建設に携わる米国公共動力協会(American Public Power Association)のページによるこのダムの詳細をちょっと読んでみましょう。
スミスランド・プロジェクトでは、現存するスミスランド閘門(こうもん)とダムから水を引き、バルブタービンを通過させることで、年間を通じておおよそ3億7900万キロワット時(kWh)を生み出す予定です。取水ダム用の水路、強化コンクリートの発電所と放水路を設けることも予定されています。発電所にはアメリカ合衆国エネルギー省米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)定格の3つの24MW水平バルブ・タービンと、総落差22フィート(約6.7メートル)のところに推定定格総容量72MWの発電ユニットが設置されます。長さ2.5マイル(約4メートル)の161kV送電線がMISO(*)と相互接続する予定です。スミスランドは、リビングストン郡にあるオハイオとミシシッピの川々の合流点からおおよそ62リバーマイル(**)(約100リバーキロメートル)上流に位置しています。
*この「MISO」は日本の発酵食品ではなく「Midcontinent Independent System Operator」(内陸部独立電力管理機構)の略と思われる。
**River mile / river kilometer は河口からの距離を示し、上流に行くほど値が大きくなっていく。
もっとこの水力発電プロジェクトについて知りたい方や工事中の写真を見たい方は
の米国公共動力協会のウェブサイトや、トップ画像元の米国エネルギー省再生可能エネルギー部公式Facebookページなどでご覧になれます。
source: U.S. Department of Energy Office of Energy Efficiency and Renewable Energy
Attila Nagy - Gizmodo US[原文]
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- 萩原 雅紀|KADOKAWA / メディアファクトリー