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ラケル博士「始まった、どきどき」(ゴッドイーター2)|エレファント速報:SSまとめブログ

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ラケル博士「始まった、どきどき」(ゴッドイーター2)

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:43:58.58 ID:FdFeOOby0

前回
ラケル博士「オンッナッノコハ コイッノキカイ……」(ゴッドイーター2)



2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:44:35.80 ID:FdFeOOby0

……
-研究室前


コンコン

ナナ「ラケル博士ーいますかー?」



ナナ「あの~……博士? お腹すいてない? みんなで一緒におでんパ」

ガンッ

ナナ「」ビクッ



『……ごめんなさい、ナナ。今は忙しいの……また後にしてくれるかしら……?』

ナナ「あ、う、うん。りょーかいです……」

『……』

ナナ「えっと……おでんパン、ここに置いときますね? お腹へったら、食べて下さい……それじゃっ!」

タッタッタッタッ……


『…………』



3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:45:21.99 ID:FdFeOOby0

……
-フライア、エントランス


ジュリ「そうか……すまない。報告ご苦労だった、ナナ」

ナナ「うん。それで一応、ドアの前におでんパンは置いてきたんだけど……」

ロミオ「え、床に?」

ナナ「そんなわけないじゃん! カゴに、「元気出して」ってお手紙と一緒に入れたの!」

ロミオ「そ、そりゃそっか」

ナナ「もう、ロミオ先輩ってば」

ジュリ「……しかし、こう続くとなると問題だな」

ギル「全く、なのか?」

シエル「はい。ここ数日、ラケル博士は研究室の外に一歩も出ていません」

ナナ「すっかり引きこもっちゃって……」

ロミオ「閉じこもって、って言おうぜ」

シエル「いったい、どうすれば……」

ギル「……心配しすぎじゃないのか? レア博士や、上層部の連中は出入りしてるんだろ」

シエル「それは……そうだと思われますが」

ジュリ「……ナナ。博士の様子に、変わった点は」

ナナ「え? うーん……元気はないみたいだったけど…………あ、そうだ」

ジュリ「なんだ?」



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:45:56.12 ID:FdFeOOby0

ナナ「返事がなくって、わたしがしゃべり続けてたらね、ガンッ! って音がしたの」

シエル「音……ですか」

ジュリ「破壊音か」

ナナ「ううん。なにかをこう……手で叩いたような感じ……だと思う」

ロミオ「……怒ってる、のかな」

ジュリ「活性化状態か。可能性はあるな」

シエル「とすれば、収まるまで退避しておくのが一番でしょうか」

ジュリ「そうだな……」

ロミオ「いや、なんでアラガミ扱いなんだよ」

ギル「……孤児院……あー、マグノリア=コンパスでは、どうだったんだ。こういうことはあったのか」

シエル「いえ……」

ジュリ「むしろ、怒ったところなど見たことがない」

シエル「はい。先生は常に冷静な方ですから。……なにかあっても、優しくたしなめられて、みんな自然と、それに従っていましたし」

ギル「……」

ナナ「原因があるとすれば……やっぱり、あの日……だよね」

シエル「はい……引きこもり始めたタイミングと、完全に一致します」

ジュリ「しかしあの日、俺達が訪れた時には、機嫌は良さそうに思えたが……」

ギル「問題が起きたとしたら、その後か……」

「「…………」」

ナナ「……副隊長…………」



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:46:27.49 ID:FdFeOOby0

……
ラケル博士の研究室


ラケル「……ふふ、聞こえていますよ」

ラケル「随所に監視モニターがあることを、忘れているのかしら」

ラケル「…………」



ラケル「誰が引きこもりですか。誰が」

ラケル「仕事はちゃんとしています」


ラケル「……」

ラケル「……そう。あなた達の予想は、おおむね正しい」

ラケル「私は怒っています……あの日以来。…………原因は、そう」



ラケル「ブラッドの、副隊長……」



6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:47:12.22 ID:FdFeOOby0

……数日前
-レア博士の部屋、浴室


ジャブジャブ
ワシャワシャ

レア「さ、流すわよ。目をつぶって?」

ラケル「はい……」ギュッ

ザバァー

レア「ほんと綺麗な髪よね。うらやましいわ」

ザバァー

ラケル「ふふ、ありがとう。お姉さま。……けど、……私はお姉さまがうらやましいわ」

レア「ら、ラケル」

ラケル「……さぁ、次は体。……今日は、いつもよりいっそう丁寧に……洗ってくださる?」

レア「え、えぇ……いいけど。どうしたの?」

ラケル「ふふ……ないしょ」

レア「ふぅん……泡立った。はい首からいくわよ」ワシャワシャ

ラケル「あと……お姉さまのネグリジェも貸してくださる?」

レア「えぇ、私の…………え?」

ラケル「そう……あのスケスケのやつがいいわ。あの赤くてとってもえっちなやつ」

レア「ら、ラケル、どうして」

ラケル「お姉さま。…………お姉さまは、私にぜんぶくれるのでしょう……?」

レア「け、けど、あれ……サイズが」

ラケル「は?」

レア「な、なんでもないわ」

レア(渡す前に急いでサイズ直さないと……)



7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:48:07.72 ID:FdFeOOby0

ラケル「……胸がないことが、そんなにいけませんか?」

レア「!? い、いえ、私は身長のことを」

ラケル「えい」ムギュ

レア「あんっ……ってちょっとラケル!」

ラケル「えいえい」モミモミ

レア「んっやぁ……やめてっ」

ラケル「お姉さまは、私にぜんぶくれるって……」モミモミモミ

レア「む、胸は、無理っあんっ」

ラケル「あら、手が止まっていますよ……? お姉さま。さ、私の胸も洗ってください」

レア「そ、そうね……んっ」コシコシ

ラケル「……」モミモミ

レア「んっあっ……んん」コシコシ

ラケル「っ……」ギュウウ

レア「い゛っ!? いたい! やめてラケル!」

ラケル「お姉さまのものは私のもの。私のものは私のもの」ギュウウウ

レア「あぁああーっ! とれちゃうっ! とれちゃうからぁ!」

ラケル「とって私の胸にくっつけます」

レア「はぁ……はぁ……やりかねないから怖いわ」



8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:48:41.48 ID:FdFeOOby0

ラケル(……お姉さまの胸は、私が揉んでいたから? けど私だって、自分で……)

ラケル「揉まれると大きくなるって、本当なのかしらね……? お姉さま?」

レア「……い、今からじゃもう、成長は」

ラケル「は?」

レア「ひぃっ! ごめんなさい! あぁごめんなさいラケル! 私のせいで! 私のおっぱいが大きいばかりに!」

ラケル「おいちょっとツラかせやお姉さま」ムギュ

レア「あぁあっ!」

ラケル「……新種のオラクル細胞に期待するしかないのかしら…………」

レア「そんなことに貴重な研究材料は使えないと思うわ」

ラケル「……」モミモミ

レア「あんっあぁそんなラケル! あぁっ」



9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:49:19.64 ID:FdFeOOby0

……同日、夜
-極東支部、医務室


リッカ「ごめんね。こんな遅くまで手伝わせちゃって」

リッカ「うん。またリンクサポートデバイスの機能実験……え? こないだので終わったはずじゃ……って?」

リッカ「……技術は日進月歩。すぐに新しいものが出てくるから、どんどん実験していかないと」

リッカ「え? あはは、モルモットになんかしてないよ。大丈夫、キミの身体には、影響ない……はず、だから」

リッカ「冗談冗談! さ、またキミの身体を検査してデータをとるから、横になって。うん、前とおんなじ、寝てる間に終わるから。……もう遅いし、そのまま朝まで寝ちゃっても」

リッカ「……この後、用事がある? ……ふぅん、……分かった。終わったら、ちゃんと起こすよ」

リッカ「……」



10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:50:03.68 ID:FdFeOOby0

リッカ「…………眠った……よね」

ギシッ

リッカ「よい……しょっと」ゴロン

リッカ「えへへ…………添い寝。……なんちゃって」

リッカ「……」

リッカ「……うーん。これじゃ、密着度が低くて……」

ギシッ ギシッ

リッカ「よっと……うん。上に乗っかって、こう……」ギュッ

リッカ「はぁ…………あったかい」

リッカ「…………ずるい、よね。こんなの」

リッカ「けど……」

リッカ「私、全然……女の子らしい可愛いかっことか、しないし……匂いも、オイル臭いでしょ」

リッカ「起きてるときに……こんなふうにする勇気なくて…………」

リッカ「ごめん……」

ピクッ

リッカ「!」ビクッ

リッカ「え……な、なに……なにか、あたっ」サワッ

リッカ「こ、これって、まさか……なんで……」

リッカ「…………バースト状態になってる」///



11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:50:46.99 ID:FdFeOOby0

リッカ「ね、眠ってるのに……私が、乗っかったから?」

スリ……スリ……

ムクムクッ

リッカ「ぁ……また、リンクバーストレベルが、上がって……」スリスリ

リッカ「だ、だめ……こんなこと、しようと思ったんじゃないのに……私、なんで……すりつけたりなんか……」スリッスリ

リッカ「はぁっ……だめ、ぁ……こんな」///

コンコン

リッカ「…………あ、い、今、リンクサポートデバイスの試験運用と、使用後のけん」


ドッガァアン!

リッカ「ど、ドアが……!?」

キュラキュラキュラ……

ラケル「…………」

リッカ「ら……ラケル博士」



12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:51:22.80 ID:FdFeOOby0

ラケル「あらあら…………そんなはしたない格好をして、いったいどことどこをリンクさせるつもりだったのかしら……?」

リッカ「あっ……ち、ちがっ……これは」///

ラケル「いいから早く下りなさい」

リッカ「は、はい……」ギシッ

ラケル「……いいですか? …………私の可愛いブラッドのメンバー……」

ラケル「増して、その子に何か妙なことをしたら…………」



ラケル「……分かっていますね?」ニコッ

リッカ「は、……はい」

ラケル「……では、私はこれで……」


ラケル「リンクサポートデバイスの完成……楽しみにしていますから……ね」

キュラキュラキュラキュラ……


リッカ「…………真面目にやろう……」カチカチ……ピッ、ピッ



13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/12(火) 22:52:05.07 ID:FdFeOOby0

……現在
-研究室前


ロミオ「シプレ、シルブプレ?」キャルン☆

ナナ「あはは! ロミオ先輩おもしろーい!」

シエル「興味深いです」

ロミオ「だろー!? 似てるだろ? PVいっぱい見て練習したからなぁ~」

ギル「……その暇があったら戦闘訓練をだな」

ナナ「まーまー、今はそういうこと言わないの」

ギル「……で、次は?」

ジュリ「……俺だ」

ナナ「よっ! 隊長! 待ってました~!」

ロミオ「ひゅ
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    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年05月12日 23:53
      • フルバさんのゴリラマネ想像したら吹いた

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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