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カード型のゲームボーイ風8bitゲーム機 Arduboy。USBコントローラやArduinoコーディング教材にも - Engadget Japanese


Arduinoマイコンを使ったカード型ゲーム機 Arduboy が帰ってきました。Kickstarterで量産資金の募集を開始したArduboy は、モノクロの有機EL画面と方向+2ボタン、2chピエゾスピーカーとUSB端子を備えたゲームボーイ風のデバイス。

オープンソースの8bitゲーム多数が遊べるほか、HIDデバイスとしてゲームコントローラや入力機器にしたり、画面とボタンつきArduinoとしてコーディングの教材にするなど、小さなコンピュータとして使えます。


作者 Kevin Bates 氏は、ちょうど一年ほど前に同じ「Arduboy」のプロトタイプを公開して話題を集めていました。初代 Arduboy は一枚基板そのままの筐体に切手サイズの画面でしたが、ぜひ欲しい売ってくれとの反響があまりにも多く、作者は仕事を辞めて Arduboy 改良に専念しついには中国に移り住むまでになったとのこと。

改良を重ねた新 Arduboy は金属板の背面と透明ポリカーボネートの前面で基板をサンドイッチした構造になり、ボタンや画面サイズなども大きく進歩しました。



名前はともかく中身は Arduinoなので任天堂GAMEBOY互換ではありませんが、さらにレトロな単色低解像度で多数のオープンソースゲームがすでに用意されています。

また誰でもコードを書いて好きなアプリを動かせるため、QRコードを表示して名刺にしたり、Arduinoの手軽なコーディング教材にもなります。またUSB端子をPCなどに接続すればHID入力機器にもなり、4方向と2ボタンのコントローラとして使える仕組みです。

Kickstarter での価格は先着1000個のみ29ドル。そのあとはひとつ39ドル。ふたつ69ドルなど。出資希望者は開始直後に目標の2万5000ドルを超えたあとも着々と伸びており、執筆時点では7万ドルを超えています。量産がつつがなく進んだ場合、出荷は今年10月からの見込みです。



カード型のゲームボーイ風8bitゲーム機 Arduboy。USBコントローラやArduinoコーディング教材にも

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