法曹になるための法科大学院の多くが定員割れしていると報じられています。

画像:【六法全書】
六法全書
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文部科学省は11日、全国54校の法科大学院定員3169人のうち、入学者は2201人となり、

69%の定員割れと発表。

なお、受験者数は9351人で競争率は1.85倍。

2004年に法科大学院が創設されて以来、過去最低の入学者数となりました。

また全54校のうち、定員を満たしたのは一橋大学や大阪大学などわずか4校にとどまり、残り50校が

定員割れし、うち15校の入学者は10人未満。

最も入学者数が低かったのは愛知学院大学の1人(定員20人)。

次に静岡大学と東洋大学でそれぞれ2人(定員20人)。

これら3校を含む計5校は来年度から募集を停止すると発表。

今年も13校が募集を停止しています。

法科大学院の低迷について、中央教育審議会の特別委員会では今後、対策を練っていくとしています。

法科大学院は現状を見ると大失敗だと思います。

最近ではどうにか法曹になれても生活ができない人が大半とも聞きます。

ハイリスクローリターンでは法曹を目指す学生が減るのも致し方ないことですね。