NTTドコモ 2015年新サービス・新商品発表会より。NTTドコモは新サービス『dポイント』などを発表しました。2015年夏モデルスマートフォンの発表は手短に終わりましたが、Xperia Z4や世界初の虹彩認証スマートフォン ARROWS NXなどを発表。発表会の様子を下記にまとめます。
照明が暗くなりました。発表会開幕です。
加藤社長が登壇しました。
『いつか、当たり前になることを』 これがNTTドコモの新しいスローガンです。
NTTドコモは「コラボレーションによる"付加価値創造企業"」をうたいます。例えば映像音楽配信のエイベックスと提携したdビデオなど。
加藤社長
:ドコモポイントやドコモプレミアクラブなど、従来サービス名称を変える。小文字のdを頭につけてサービスブランドを統一することにした。ドコモポイントはポイントに。こういうものを含めて、新しい世界を広げていきたいと思っている。
「dポイントカード」発表 Tポイントカードみたいですね
加藤社長:
- ドコモポイントが12月からdポイントに。
- dポイントカードを持っていれば、dポイントがコンビニでも使える。
- dカードを持っていれば、dポイントがコンビニでも使える
- DCMXも12月からdカードに名称変更
- 通信料の10%がdポイントに
2枚のカードを12月1日に提供開始
- dポイントカード
- dカード (クレジットカード機能付き)
ローソンとの提携を発表
加藤社長:
6月1日から、ドコモのクレジットカード DCMXで買い物すると、全国のローソンでの買い物が3%引きに。ドコモポイントも1%がつくので、実質4%引き。12月1日からはdカードが始まり、更に1%割引。つまり5%引き。クレジットカード機能付きのdカードなら単体で5%引きになる。
- dポイントは全国のローソンで1ポイント1円で使える
- dポイントは実店舗や月々の携帯料金にも使える。
12月から新たな会員プログラム「dポイントクラブ」始動。4ヶ月毎のdポイントの獲得数に応じて4つのステージ。ドコモの長期ユーザーには優遇する仕組み。継続年数10年以上にはブロンズ以上、15年以上はシルバー以上。ドコモ以外のユーザーも利用できる。ステージに応じて特典
ようやく夏モデルの説明に
夏モデルの特徴は「生体認証」
- 面倒なIDやパスワードの入力も、生体認証なら一発
- ドコモ夏モデルの4機種が対応
- 虹彩認証が1機種、指紋認証が3機種
ARROWS NX新モデルは世界初の虹彩認証を搭載。
ビザ屋のデリバリー決済にARROWS NXの虹彩認証を利用するデモ。
225Mbps LTE Premium 4Gも提供地域、対応機種を拡大。
お手軽スマートフォン2機種発表
- AQUOS EVER SH-04G・・・スペックを抑えお手軽価格で提供
- Xperia A4・・・ドコモ夏モデルで最もコンパクト 4.6インチ
スワロフスキーをあしらった、Disney mobile on docomo DM-01G
映画 シンデレラとコラボしたライブ壁紙も
Android OSを搭載したフィーチャーフォン 2機種発表。
- ドコモの呼び名は『ドコモケータイ』
- Android OS採用
- 使い勝手は今までのフィーチャーフォンと変わらない
- LINEアプリが使える
夏モデルはスマートフォン9機種、フィーチャーフォン2機種、タブレット1機種の計12機種。
その他サービスの説明
発表会終了、質疑応答に移ります。
Q:今回のdポイント、他社のポイントサービスに比べた強みは?
A:我々はクレジットカードを10年やっていて、その顧客がいる。またローソン以外に提携先を広げ、使える場所を増やしたい。クレジットカードと提携している点が強み。
Q:dポイントの導入はSIMロック解除義務化による顧客流出防止策という側面はあるか?
A:直接的な関係はないが、間接的には関係しているかもしれない。
Q:dポイントの加盟店拡大は1業種1社なのか。また加盟店拡大の目標値は?
A:1業種1社にはこだわらない。目標値はこれから決める。
Q:dポイントはこれからどういう業種に拡大したいか。
A:はっきり言って交渉次第だと思っている
Q:dポイントとPONTAポイントは交換できるそうだが、その交換比率は?
A:1:1
Q:dポイントとPONTAポイントの交換フローは?
A:なるべくわかりやすいインターフェイスにすることを考えている
Q:AQUOS EVERは低価格というが、あえて低価格の機種を投入する狙いは
A:一つは2年前にツートップ戦略で発売した2機種の買い替え需要。また格安スマホを意識しているわけではないが、お手軽な価格でスマホを提供したい。価格を意識して開発した。
Q:Windowsスマートフォンの発売は?
A:具体的なプロジェクトはない
Q:フィーチャーフォンにAndroid OSを搭載するメリットは?
A:Android上で動くプログラムが多い。例えばLINEといったアプリの移植が容易。Androidプラットフォームを採用すれば、LinuxやSynbianといった従来フィーチャーフォン向けプラットフォームよりも低コストで端末を作れる。
Q:従来型のフィーチャーフォンをやめない理由は
A:Androidを搭載しないフィーチャーフォンも続ける。株主総会で「ガラケーをやめないで」という声が多く聞かれた。ただ従来型フィーチャーフォンの部品は将来的になくなる。その過渡期としてAndroidと従来OSを搭載した端末をハイブリッドで出している。
Q:今回のAndroid搭載フィーチャーフォンはiモード非対応だが、ドコモとしてiモードサービスは継続するのか。
A:iモードを利用するユーザーは大勢いるので、引き続き提供する
Q:Android搭載フィーチャーフォンの法人向けメリットは?
A:具体的なことはいえないが、あると思う。
(更新中)