１５日、「リベンジポルノ防止法」違反などの疑いで逮捕されたのは、「芸能プロ原宿Ｈ」の経営者・

氷室司こと樺沢潤（38才）容疑者ら男女５人。

警視庁によると樺沢容疑者らは東京・原宿の路上で

「モデルに興味はありませんか？」

と女性に声をかけて勧誘。

事務所内で

「下着メーカーのモデルになって欲しい」

などと言葉たくみに誘導。

FNN

着替えをしているところをこっそり盗み撮りし、その様子をインターネット上に有料で閲覧者に見せ

ていた疑いが持たれています。

１人は容疑を認めましたが、他の４人は否認しているとのことです。

なお、樺沢容疑者の公開されている経歴などをみると、一部で知られた有名人だった模様。

亜細亜大学経営学部を卒業後、工場や水商売、役者などを経て、セクシー女優関係のスカウトマンに。

９０年代後半から２０００年代前半には渋谷で「カリスマスカウトマン」と呼ばれたとのこと。

その後、光通信の関連会社、会計ソフト「弥生会計」などで知られるジャスネットコミュニケーションズ

などを経て、２００６年、中野区で育毛とヘッドスパのお店「ああ！頑張ります！株式会社」を現在有名と

なった「ハゲのカリスマ」と呼ばれる小林弘子氏と共同で出店。

このお店は経済産業省の起業家グランプリで日本一を獲得。

（※前列でトロフィーを持つ白いスーツを着た人物）

２００７年には起業家グランプリ審査員をつとめていた松田公太（元タリーズコーヒー創業者・現参議院

議員）氏と共同出資で

六本木ヒルズにそば粉のクレープ「プティキャトルズ」を売りにしたカフェをオープン。

しかし、２００９年にあえなく閉店。

その後、うつ病をわずらいながらも昔の腕を生かしたスカウト業へ復帰。

芸能事務所を開いて現在に至るとのことです。

また動画サイト「YouTube」でも事務所やタレントの宣伝を兼ねて、多くの動画が投稿されていました。

（参考：https://web.archive.org/web/20131213192212/http://www.geinoupro.net/company/keireki/）

容疑の段階ではありますが、もし盗撮が事実だとしたら相当悪質な手口ですね。

ただ経歴をみると、色々と手広く精力的にやってきた樺沢容疑者の活動力は目を見張るものがあります。