Focus Taiwanは17日(現地時間)、HTCの製品ラインナップから「One mini」シリーズが廃止されることが、同社最高幹部の1人によって明言されたことを伝えています。
4.3インチディスプレイを搭載する初代「HTC One mini」
台湾で14日に開催された「HTC One M9+」のプレスイベントにおいて、HTCの中国および北アジア統括代表取締役のジャック・トン氏によって、今後の製品ラインナップから ”コンパクトモデル” が排除されることが決定したことが明らかにされました。
氏はその理由として、”業界全体が5.0インチ以上の大型ディスプレイを搭載した端末を重視するようになった” 点を強調し、また今後のHTCのラインナップもその流れに追随するようなものとなることも示唆しています。
今回の氏の発言を聞く限りでは、2013年以降HTCフラッグシップ端末の小型版として一定の需要を集めてきた「HTC One mini」および「HTC One mini 2」に続く、「HTC One mini 3」が登場することはないようです。
小型端末を望むユーザーの声は今なお根強く聞かれますが、やはり全体で見れば切り捨ててしまえるほどの少数派でしかなかったということなのでしょうか。One M9の小型モデルに期待していたユーザーにとっては、何とも悲しい知らせとなってしまいました。
[Focus Taiwan via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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