戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://horahorazoon.blog134.fc2.com/blog-entry-7071.html


バルクホルン「……何をしているんだ?」 ルッキーニ「ソリティアだよ」 : ホライゾーン - SSまとめサイト

バルクホルン「……何をしているんだ?」 ルッキーニ「ソリティアだよ」

≫ EDIT

2015-05-18 (月) 18:01  その他二次創作SS ストライクウィッチーズ   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 12:14:13.58 ID:1GPmN6UDO

 
ルッキーニ「うじゅ~…」ペラ

バルクホルン「……」




天気も良くネウロイ襲撃の気配もない、何となく平和な日だった。

私は喉の渇きを潤そうと寄った台所で、ひとりトランプカードを広げているルッキーニ少尉を見つけた。

訓練はどうしたとか待機任務は遊び時間じゃないとか、そもそもダイニングテーブルを遊戯台にするなとか……毎度の通り色々と言いたい事はあったが、この平和な日和のせいかその時の私は彼女をなんとなく静観してみる事にしたのだ。




バルクホルン「……(ひとりで遊んでいるのか。 …そういえばシャーリーの奴は宮藤達と買出しに出ているんだったな)」スタスタ

ルッキーニ「やた! 赤の4!」

バルクホルン「……(あの並びと山札に場外スペース、…フリーセル形式か?)」ガタ

ルッキーニ「らくしょ~♪」ピラ





2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 12:18:16.85 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「……」

ルッキーニ「………ぁ、ありゅ?」

バルクホルン「……」

ルッキーニ「ぅじゅじゅ……」ピラ

バルクホルン「……」

ルッキーニ「……ぅ~…」ポイ

バルクホルン(…そっちよりも端の7を場外へ出せば手が進むな。 今引いたカードも置ける)




3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 12:19:45.45 ID:1GPmN6UDO

 
ルッキーニ「むぅ…」

バルクホルン(気付かないか……詰みそうだな)ゴクゴク

ルッキーニ「ん~なんでぇ? 絶対いけると思ったのにぃ…」

バルクホルン「……」

ルッキーニ「…………やめたっ!」グシャー

バルクホルン「…!」

ルッキーニ「あ~ぁ……」グデ

バルクホルン(終わったのなら訓練なり勉強なりすれば良いんだがな)




4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 12:32:17.27 ID:1GPmN6UDO

 
ルッキーニ「…………」

バルクホルン「……」

ルッキーニ「ん…」ヒョイ

バルクホルン「?」

ルッキーニ「~……」ソー

バルクホルン(何を始めた…?)

ルッキーニ「~♪」

バルクホルン「……トランプタワーか?」

ルッキーニ「ぇ? うん」ピク

バルクホルン(また遊びか…)




5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 12:46:18.78 ID:1GPmN6UDO

 
ルッキーニ「うじゅ~♪」

バルクホルン「……」

ルッキーニ「うじゅじゅ~♪」

バルクホルン(…………上手いな)

ルッキーニ「~~」

バルクホルン「……」


――――
――



ルッキーニ「ん~! できたぁ!」

バルクホルン「ぉぉ…!(なぜか私まで達成感を感じる)」

ルッキーニ「ふふ~ん!」ドヤ

バルクホルン「……(満足したのならそろそろ訓練をすべきだぞルッキーニ)」




7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 13:03:27.05 ID:1GPmN6UDO

 
ルッキーニ「…」チラ

バルクホルン「…!(ん? なんだ?)」

ルッキーニ「ねえバルクホルン?」

バルクホルン「?」

ルッキーニ「これすごいでしょー?」ホラホラー!

バルクホルン「……ああ、まぁ…そうだな。 確かにお前は器用だと思う」

ルッキーニ「にひぃ~♪ ///」

バルクホルン「(その才能を軍人としての働きに活かせば言うことないのだが)…さて、私も休憩は終わりにしてランニングに行くか」ガタッ

ルッキーニ「スーパールッキーニタワーと名付けよー!」ウジュー

バルクホルン「ルッキーニ、今日は出撃も無いだろうからお前も訓練を怠るなよ?」

ルッキーニ「うじゅ? はーい!」

バルクホルン(…珍しく素直だな?)




8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 13:15:23.81 ID:1GPmN6UDO

 
―少しして―


基地野外


バルクホルン「はぁ……ふっ…、はぁっ…」ゼェハァ

バルクホルン「っ……ぜぇ………はぁ…(自己課題ギリギリだが、今日はこの辺にしておこう)」

バルクホルン「ふぅ……はぁ…(オーバーワークは隔ペースでやらないと実戦に響くからな――)」

バルクホルン(…ん? あれはルッキーニ…!)


――――
――



ルッキーニ「んじゃー……なんで上手くいかないのぉ…?」モー

バルクホルン「何をやっているルッキーニ?」スタスタ

ルッキーニ「…!」ビクッ




9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 13:29:34.66 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「?」

ルッキーニ「み、みちゃダメ!//」サッ

バルクホルン「何をだ?」

ルッキーニ「これはまだ、えと……途中だからっ!」

バルクホルン「?? ……何か作っているのか?」

ルッキーニ「うん、花飾り。 シャーリーに教えてもらったの」

バルクホルン「(相変わらず遊んでいるのか)…訓練はどうした」

ルッキーニ「これ終わったらやるもん」

バルクホルン「…………そうか。 しかしその様子ではなかなか終わりそうにないな」

ルッキーニ「にゃ?」




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 14:03:02.84 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「どれ、見せてみろ」ス

ルッキーニ「!? や、やだぁ! みちゃダメー!///」ササッ

バルクホルン「(…失敗作が恥ずかしいのか?)わかった。 では私が手本を見せてやる、しっかり見ていろ」トスン

ルッキーニ「えっ、バルクホルンできるの!?」

バルクホルン「私にだってお前の様な時分はあったんだぞ? それに妹もいるしな、昔はよく作ってやった」

ルッキーニ「へぇー」

バルクホルン「…で、具体的には何を作りたいんだ? 髪飾りか? ブレスレットか?」

ルッキーニ「頭に乗せるやつ!」ウジュー

バルクホルン「花冠か、了解」

ルッキーニ「できるの!?」




11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 14:43:11.93 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「少し大きくて大変ではあるが、単純だ。 リベリアンでも出来る程な」

ルッキーニ「…シャーリー上手だったよ?」

バルクホルン「ならば私はもっと上手くやってみせる」


――――
――



バルクホルン「次にここを、こうする」クイ

ルッキーニ「え、待って! どこ?」

バルクホルン「よく見ろ、ここだ」

ルッキーニ「これ?」チョン

バルクホルン「そうだ。 この部分を……こうやってだな――」

ルッキーニ「うん」




12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 14:46:06.11 ID:1GPmN6UDO

 
――――
――



バルクホルン「…っと。 よし、これで完成だ」ホラ

ルッキーニ「うじゃー! すごーいっ!!」

バルクホルン「まあまあの出来だな。 昔はもっと上手かったんだが」

ルッキーニ「かっちょいいー!」

バルクホルン「(かっこいいのか?)…それはお前にやる」

ルッキーニ「えっ! これ、あたしにくれるの!?」キラキラ

バルクホルン「ああ。 それを手本に自分で励んでみろ」スク

ルッキーニ「うん!」

バルクホルン「……終わったら訓練するんだぞ?」

ルッキーニ「うんっ!」

バルクホルン「(返事はいいんだが…)…ではな」スタスタ

ルッキーニ「ありがとー! バルクホルーン♪」




13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 15:56:21.10 ID:gjpnms330

お姉ちゃんが未だ嘗てないほどにお姉ちゃんしてて可愛い



14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:00:49.24 ID:1GPmN6UDO

 
エーゲル部屋


エーリカ「……ふわぁ…~~」ムク

エーリカ「ん゛~ーっとぉ! …よく寝た、今何時かな」

バルクホルン「…起きたか、ハルトマン」カキカキ

エーリカ「あ、トゥルーデいたの? おはよー」イソイソ

バルクホルン「もう夕方だぞ」カキカキ

エーリカ「あちゃ! 昼ごはん食べそびれちゃった!」

バルクホルン「…まだ食堂に置いてある筈だ、リーネに感謝するんだな」カキカキ

エーリカ「お! やったー♪」




15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:30:10.88 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「それから、ちゃんと起きて3食とれ。 体を壊すぞ」カキカキ

エーリカ「えっ? …う、うん(あれ?)」

バルクホルン「……」カキカキ

エーリカ「…なにやってんの? クリスに手紙?」

バルクホルン「議事録を纏めている」カキカキ

エーリカ「……なんで?」

バルクホルン「…お前なぁ、私はこの隊の記録係だぞ? そんな事も知らないのか」コト

エーリカ「あーー……うん、忘れてた」

バルクホルン「…昼間には終わらせるつもりだったが、予定が押してしまって今急いでいるんだ」

エーリカ「ふーん、それで私も今日は起こされずに済んだんだ!」

バルクホルン「ん? …んーまぁ、そんな所だ」

エーリカ(…今日のトゥルーデ、なぁーんかやけに温厚だなぁ?)




16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:33:33.02 ID:1GPmN6UDO

 
エーリカ「……なんかあった?」

バルクホルン「? …何がだ?」

エーリカ「それ聞いてるの私」

バルクホルン「…別に、何もないが」

エーリカ「スケジュール押してるって言ったじゃん。 なんかやってたの?」

バルクホルン「いや? 予定通り訓練だ」

エーリカ「ふーん」

バルクホルン「?」




17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:35:25.39 ID:1GPmN6UDO

 
エーリカ「…まいいや、ご飯食べてこよー」ノソノソ

バルクホルン「もう夕食が近いから程々にしておけよ?」

エーリカ「へーきへーき」テクテク


ガチャ パタン


バルクホルン「……まったくあいつは」フッ


――――
――



バルクホルン「…よし、終わった。 早速ミーナに提出してこよう」ガタ


バタンッ


エーリカ「トゥルーデー!」




18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:38:10.07 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「…どうしたハルトマン? 食事が冷えているのはお前の責任だぞ」

エーリカ「違うって! 食堂のアレ見た!?」

バルクホルン「なんだ?」

エーリカ「なんかすっごいトランプタワーが建ってる!!」

バルクホルン「ああ、スーパールッキーニタワーか」

エーリカ「えっ、なにそれ…?」ポカーン

バルクホルン「あいつめ、遊びっぱなしで片付けていないのか…」

エーリカ「?? …ぇ、なに? ルッキーニと遊んでたの? トゥルーデが? 仕事しないで!?」




19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:51:50.29 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「違う、私は見ていただけだ」スタスタ

エーリカ(…おっかしいなー、いつもなら“そんな訳あるかっ!”みたいに言うところじゃない?)

バルクホルン「通してくれエーリカ、議事録を提出してくる」

エーリカ「えっ、あぁ…うん」ササ

バルクホルン「……」スタスタ


パタンッ


エーリカ「……変な物でも食べたのかな?」




20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:53:44.99 ID:1GPmN6UDO

 
ミーナの執務室


ミーナ「はい、ご苦労様」トントン

バルクホルン「今週の分は先に半分纏めておくぞ?」

ミーナ「助かるわ、有難う」

バルクホルン「…それから」

ミーナ「ん?」

バルクホルン「明日の飛行訓練だが、少尉以下の者と私を組ませてくれないか?」

ミーナ「あら、どうして?」

バルクホルン「ヴェネツィアの新型ネウロイは今まで以上の強さだ。 あいつらの練度を改めて直接確認しておきたい」




21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:01:59.76 ID:1GPmN6UDO

 
ミーナ「…わかったわ。 それじゃあ宮藤さんを――」

バルクホルン「いや、宮藤達には日頃から少佐が付いているから後回しでいい」

ミーナ「そう? ……なら必然的にルッキーニさんと組むことになるわね」

バルクホルン「そうか。 了解した」

ミーナ「……」

バルクホルン「…では失礼する」クル

ミーナ「待ってトゥルーデ」

バルクホルン「なんだ?」チラ




22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:17:52.39 ID:1GPmN6UDO

 
ミーナ「ちょっとこっちにいらっしゃい?」

バルクホルン「?」スタスタ

ミーナ「……」

バルクホルン「??」

ミーナ「…うふふ」ニコ

バルクホルン「な、なんだ? どうしたミーナ…?」

ミーナ「今日の貴女、いつもより穏やかな感じがするわね?」クス

バルクホルン「……そうか?」




23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:21:24.77 ID:1GPmN6UDO

 
ミーナ「ええ、なんだかリラックスしてるわ。 なにかあったの?」

バルクホルン「いや、特には……エーリカにも同じことを聞かれたな?」

ミーナ「故郷にいた頃を思い出すわね」ウフフ

バルクホルン「はは、大袈裟じゃないか? 私はいつもと変わらない、ちゃんと緊張感を持っているぞ」

ミーナ「あらあら、今日ぐらいはいいんじゃない? ゆっくりしても」

バルクホルン「それはミーナもだろう? ……そうだ、偶には2人でティータイムでもどうだ? 私が淹れて来よう」

ミーナ「うふふ、そうね。 頂くわ」




24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:23:52.82 ID:1GPmN6UDO

 
台所(食堂)


ルッキーニ「みてみてリーネ! かっちょいいでしょー!?」

リーネ「ぅ、うん…。 かわいいけど、その……テーブルの上片してくれないと…配膳ができないから…」オドオド

ルッキーニ「うじゅ~!」

リーネ「き、聞いてぇ…ルッキーニちゃん…」



シャーリー「――あ~、重てぇ…。 ライスが重てぇ…」ズリズリ

芳佳「しゃ…シャーリーさん、あとちょっとです……っ…頑張りましょう!」ヨロヨロ




25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:26:25.75 ID:1GPmN6UDO

 
リーネ「ぁ…芳佳ちゃん! おかえりなさい」

ルッキーニ「うじゃ! …シャーリー♪」ダッ


シャーリー「…ぉールッキーニ、ただいま」ゼハー

芳佳「ああっシャーリーさん! 横にしたらお米こぼれちゃいますよぉ!?」

ルッキーニ「みてみて! ほらこれぇ!」

シャーリー「んぁ…? ……おぉ! その花輪自分でやったのか!?」

ルッキーニ「うん!」




26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:31:49.98 ID:1GPmN6UDO

 
芳佳「…わぁ~! かわいい、ルッキーニちゃん!」

シャーリー「へぇ~、随分上手くなったなぁ!」カイグリ

ルッキーニ「にっひぃ♪///」


――スタスタ


バルクホルン「……賑やかだと思ったら、帰っていたのかシャーリー」

ルッキーニ「!」

シャーリー「ん? おー、ただいま」

芳佳「バルクホルンさん!」




27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:33:54.15 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「ご苦労だったな宮藤。 食材運びを手伝おう」

芳佳「あ、すみません。 ありがとうございます!」

シャーリー「…あたしのライスも運んでくれぇ~」

バルクホルン「一度には持てん、待っていろ」ヨイセ

シャーリー「えっ? ぉ、おぅ…。 サンキュー…」


ルッキーニ「バルクホルーン!」ピョンピョン

バルクホルン「ん? なんだルッキーニ、結局ずっと遊んでいたのか?」

ルッキーニ「ほらほらこれ見て! 出来たよ!?」




28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:36:46.31 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「ほぉ…、なかなか上手いじゃないか」

ルッキーニ「でしょ! やたー♪」キャッキャッ

バルクホルン「フッ…」ニコ


芳佳「あぁっ!!」

シャーリー「…どうした宮藤~? なんか買い忘れたかー?」グデー

芳佳「シャーリーさん! 今バルクホルンさん、とーーってもいい顔で笑いましたよ!?」

シャーリー「へぇーまじで? …………マジでッ!?」バッ


ルッキーニ「あい! じゃあこれはバルクホルンにあげるっ!」ヒョイ

バルクホルン「…いいのか?」ポス

ルッキーニ「うん! あたしには~……こっちがあるもん♪」スチャ

バルクホルン「! ……そうか」クス




29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:41:21.23 ID:1GPmN6UDO

 
芳佳「うわぁ! バルクホルンさんもかわいい~!」

バルクホルン「そ、そうか…///」

シャーリー「おー、そっちのが会心の出来だな? お気に入りか?」

ルッキーニ「そっ! あたしのと交換!」

芳佳「交換…?」

バルクホルン「…そっちは私の作品だ」スタスタ

シャーリー「え゛っ!!? こ、これをお前が…!?」


バルクホルン「リーネ、夕食の支度は終わったか? 買い付けた食材で必要な物があれば出すが」

リーネ「はい。 えっと、あの…大丈夫ですけど――(ぁ、バルクホルンさんかわいい…)」チラ




30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:44:01.13 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「では全部仕舞うぞ? …残りは配膳だけか?」ドスン

リーネ「は、はい…。 でも、テーブルの上がまだ片付いてなくて…」

バルクホルン「ならばそちらが優先だな。 私も手伝おう」スタスタ

リーネ「あっ、でも…!」パタパタ


バルクホルン「……! これは…」

リーネ「ルッキーニちゃんが作ったみたいなんですけど……勝手に壊したら怒らせちゃうと思って…」オドオド

バルクホルン「まだあったのか、スーパールッキーニタワー。 よく崩れないな」

リーネ「えっ」




31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:01:08.58 ID:1GPmN6UDO

 
バルクホルン「…このままでは配膳の邪魔だろう。 強制撤去だ」

リーネ「ぇ…! で、でもルッキーニちゃんが…」

バルクホルン「訓練もせず遊び放題の身分に文句は言わせん。 リーネも、お前は働いている立場なのだから遠慮せず言っていいんだぞ?」

リーネ「は、はぃ…」

美緒「わっはっは! まぁそう言うなバルクホルン!」ズイ

リーネ「きゃっ!?」

バルクホルン「のわっ!? …少佐! いつの間に!?」

美緒「今日のルッキーニは珍しく訓練に励んでいたぞ? 先程まで滑走路で必死に走り込んでいた」

バルクホルン「!?」




32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:04:53.71 ID:1GPmN6UDO

 
リーネ「……ルッキーニちゃんが、ですか?」

美緒「ああ。 あいつも自主練に努める様になったとはな、実に関心だ!」ワッハッハ

リーネ「坂本少佐、機嫌良いですね…」

美緒「ところでバルクホルン、その頭はどうした? 祭りか?」

バルクホルン(…そうか、ルッキーニのやつ)


~~~~~~~~~~~~

バルクホルン『……終わったら訓練するんだぞ?』

ルッキーニ『うんっ!』

バルクホルン『(返事はいいんだが…)――』

~~~~~~~~~~~~


バルクホルン「……フフ」

美緒「ん? どうした?」

バルクホルン「いや、なんでもない」

美緒「…? ふむ」

バルクホルン「…そうだな。 せっかくだからトランプタワーは、もう少し残しておいてやろう」

リーネ「ぇ、えぇ…」



(・×・)<終わりだゾ




33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:07:37.66 ID:1GPmN6UDO

ヤマもオチも無いけど、偶にはこんな日もあるよね



34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:56:56.28 ID:ZO6ZSZiJO

おつ姉ちゃん



36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/06(水) 00:03:16.35 ID:QZVtccZPo

激しく癒された乙



関連記事

その他二次創作SS ストライクウィッチーズ   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
コメントの投稿





ランダム記事ボタン
週間人気SSランキング
新刊ピックアップ
フィギュア
ゲーム
アニメ
最近のオススメSS
清麿「強くてニューゲームか…」 ヌァァァァァァ!!

一夏「ドゥフッw拙者織斑一夏でござるwwww」 ギャプッwwwコポォwwww

佐天「またレイプされた…」初春「佐天さんも大変ですね」 黒髪美少女のレベル0が性的過ぎてヤバイ

佐天「すごいテニスが出来る能力かぁ」 間違いなく攻撃的な能力だなぁ

浜面「女の子になれる能力かぁ」 アイテムで性別逆転して……

オーキド「ここに3人の女性がおるじゃろ?」 レッド「は?」 僕はナツメちゃん!!

【※ネタバレ注意】エレン「同期にホモとレズしか居ない……」 確かに

ボーボボ「黒の騎士団入団希望のボーボボでぇす!!」ゼロ「ほう?」 死ねやぁ!!!!!

桐乃「そうです!私はブラコンの変態ヤローです!」 きゃわわ!!!!!!!

岡部「紅莉栖をひたすら愛で続けたらどうなるか」 うわぁぁああぁ!!(AA略

クリリン「やっぱりオレも、サイヤ人の子供欲しいな・・・」 スレタイのインパクトェ……

ゆうしゃ「くらえー!まおー!!」魔王「くはははは!!」 ゆうしゃちゃん!!!!

俺「グヘヘヘ……」 女騎士「早くこの手錠を外せ!」 お○んぽなんかには絶対負けない!

鍛冶師「今日中に仕上げるぞ」弟子「はい」 雰囲気が良いSS

< `∀´> 「ついに地球はウリ達の物ニダー」 ニダニダ
みんなのいちおし!SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」 "楽しすぎて狂っちまいそうだ!"

一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう

インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」 "一方禁書"凄まじいクオリティ

フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」 通称"麦恋"、有名なSS

キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの!

垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!

美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯

上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」 ストレートに上食。読めて良かった

一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た

美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう

ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い

番外個体「     」 番外通行SSの原点かな?

佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった!

麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく

ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ

一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」 黄泉川ァアアアアアアアアアア!!

さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作

まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した!

澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね

とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム

ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)

岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」 ゲェーッハッハッハッハ!

紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……

岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!

遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ

ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を

アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・!

クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ!!

ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン!wwwww

僧侶「ひのきのぼう……?」 話題作

勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも 使える 読めるSS

肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった

男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS

ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」 読み返したくなるほどの良作

犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし!
モバイルゾーン
QR