ユニバーサルが映画『Steve Jobs』の初の予告編を公開しました。アップル創業者ジョブスの人生を、ウォルター・アイザックソンによる伝記をもとに描く作品です。監督はダニー・ボイル。
ようやく予告編公開にこぎつけた今作ですが、当初はデビッド・フィンチャーが監督を打診され主演にはクリスチャン・ベールを提案するも条件が折り合わず、続いて候補に上がったレオナルド・ディカプリオも別の作品を選び、結局ソニー・ピクチャーズは手を引きユニバーサルの作品になり、と製作開始までが難航したことで知られています。
最終的にジョブスを演じるのはマイケル・ファスベンダー。最近のX-MEN映画で若いときのマグニートーや、『プロメテウス』ではアンドロイドのデイヴィッドを演じていた俳優です。
ジョブスが癌の転移のため亡くなったのは2011年10月。56歳でした(
当時のEngadget訃報記事)。生前の本人のイメージが強すぎるためか、誰が演じてもパロディやコスプレのように見えてしまうのがジョブズ映画の難しいところですが、予告編はともかく映画として見た時に説得力のある人物を出現させるのが役者監督脚本家の腕の見せどころです。米国での公開は10月9日予定。