ソフトバンク新製品発表会より。ソフトバンクモバイル(7月1日よりソフトバンクに社名変更)の宮内社長は発表会の質疑応答にて、Windows 10 Mobileスマートフォンの発売について『順次やっていきたい』と前向きな姿勢を示しました。


ソフトバンクは5月19日に記者発表会を開催。2015年夏モデルとしてXperia Z4やGalaxy S6 edge、Y!MobileからSurface 3 LTEなどを発表しました。

プレゼンテーション終了後の質疑応答では、『Y!MobileのSurface 3 LTE取り扱いに関連して、相乗効果が予想されるWindows 10 Mobileスマートフォンの取り扱いは考えているか』との質問が飛びました。宮内社長はこの質問に対し：

『今後、順次やっていきたいなと思っている。具体的には何も決めていない。ただY!Mobileチームはすごくマイクロソフトとリンクして動いておりますので...』と回答。Y!Mobileから今後Windowsスマートフォンが登場する可能性も匂わせつつ、前向きな回答を示しました。



Microsoftがこの夏にリリースするWindows 10には、スマートフォン用エディションとして「Windows 10 Mobile」が登場します。

アプリはWindows 10デバイス汎用で動くユニバーサルアプリに対応し、ストアでユニバーサルアプリを入手すれば、PCでもモバイルでも、UIの大きさや入力方法にあわせて最適化しつつ実態は同じアプリが動くなど、Windows 10搭載PCとの相乗効果が期待されます。




また一部のWindows 10スマートフォンはUIモードの自動変更 Continuum for Phones に対応する予定。外部ディスプレイや入力機器に接続すればデスクトップと同じウィンドウ形式でマルチタスクできるなど、ユニバーサルアプリ限定ながらPCライクに使えるスマホが登場する見込みです。

Windows 10は順調にこの夏リリース。スマホやHoloLens版は後から登場