サカナクション・山口一郎(34)が5月18日付のインスタグラムで、ももいろクローバーZのメンバーが出演する舞台「幕が上がる」(Zeppブルーシアター六本木)を観劇してきたことを報告し、終演後にももクロらと撮影した“集合写真”を披露している。
ネット上では「サカナクションとももクロってなんだか異色」、「レアすぎる!」、「一緒に曲もコラボしてほしい」などと、驚きや絶賛の声が挙がっている。→ geinougazou ranking
※意外なコラボに驚き。サカナクション・山口一郎が、2015年5月18日付のインスタグラムで「片山正道さんのお誘いで、片山さんのオフィスWonderwall incを見学した後、4人でももいろクローバーZの舞台「幕が上がる」を観させて戴きました」と、インテリアデザイナー・片山正通氏(48)、スタイリスト・三田真一氏(39)、フォトグラファー・奥山由之氏(24)との4人で舞台「幕が上がる」を観劇してきたことを報告した。さらに直後のエントリーでは上記の4名に、ももクロのメンバー5名、同舞台の演出を務める本広克行氏(49)を加えた総勢10名の集合写真を公開した。その画像がコチラでみられる(↓)。
(上段左から奥山由之、三田真一、山口一郎、片山正通、本広克行。下段左から高城れに、有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織)
サカナクションのライブで生まれたらしい両手で三角形を作る“サクナクションポーズ”を決めた、レアな集合ショット。ちなみに同写真は片山氏が先にインスタグラムに投稿したエントリーを、山口がRepost(リポスト。ツイッターでのリツイートのようなもの)したもののようなので、写真右側のコメントは片山氏によるものと思われる。
それでも山口は直前のエントリーで、「映画と舞台と両方観た事で、ももクロが様々な人達を惹きつけている理由が少しずつ解ってきた。LIVEもチャンスがあれば観に行きたい」とコメントしており、先行公開された映画「幕が上がる」(2015年2月28日公開)を鑑賞した上で、その映画の一部分を深く掘り下げた内容となっている同舞台も観劇し、ももクロの取り組みに関心を高めていることもうかがえた。インスタグラムでは、以下のような意見が出ていた。
(以下、Instagramより抜粋)
「わわ!!凄い組み合わせ」
「サカナクションとももクロってなんだか異色」
「独特な感じ」
「レアすぎる!」
「サカナクションポーズ」
「素敵な事が起きる予感がします」
「一緒に曲もコラボしてほしい」
(情報元:Instagram)
「サカナクションとももクロってなんだか異色」、「レアすぎる!」、「一緒に曲もコラボしてほしい」などと、驚きや絶賛の声が出ていた。
そんなサカナクションといえば2005年に結成され、2007年にデビューした男女5人組のロックバンドで、「生楽器のバンドサウンドとクラブミュージックのデジタル要素を融合させた先鋭的なサウンド」(情報元:「日経エンターテインメント」2014年2月号)を持ち味に、ライブではYou TubeやUStream等のインターネットメディアを活用したり、228本のスピーカーを用いた6.1chサラウンドで全方位から音を体感させる試みを行うなど(2013年の幕張メッセ公演)、斬新な手法で人気に火がついたことで知られる。山口はボーカル、ギターを務めるほか、同バンドのほとんどの楽曲の作詞、作曲を担当しており、6枚目のアルバム「sakanaction」(2013年3月13日発売)がデビュー6年目にして初のオリコン週間チャート1位を獲得したことなどをきっかけに、一躍全国区となった。
【動画】 サカナクション「ミュージック」(公式You Tube)
(※音が出ますのでご注意ください。山口が同PVで演じているのは、まさにこのYou Tubeを視聴しているあなた自身?)
一方、ももいろクローバーZといえばグループ結成以降の悲願だった「NHK紅白歌合戦」への出場を2012年に達成し、その後目標とした国立競技場でのライブも2014年(3月15〜16日)に実現させたことで知られる。それでもリーダーの百田夏菜子は上記の国立ライブで「みんなに笑顔を届けることにゴールはない」(情報元:ウィキペディア)と、会場の大きさを目標に掲げるレベルからもう一段高い意識を持った宣言をしており、引き続き様々なコンセプトのライブを継続しているほか、2015年には映画「幕が上がる」(2015年2月28日公開、本広克行監督)、舞台「幕が上がる」(2015年5月1日〜24日、Zeppブルーシアター六本木、本広克行演出)でメンバー全員が女優業に挑戦するなど次なるステージに歩みを進めている。
サカナクションももともとはコアなシーンで自らの音楽性を大事にしながらで活動を続けてきたと思われるが、近年のヒットをきっかけにメジャーシーンでの活躍が増え、その喜びの反面で、今後求められるいわゆる“ヒット”のための音楽作りを余儀なくされる現状に戸惑いを隠せないでいる部分もあるのかもしれないが、ももクロも全国のヤマダ電機の店舗前での無料路上ライブからスタートし、現在は次々に殻を破り続け進化を遂げているだけに、山口もそんな彼女たちを見て刺激を受ける部分はあったのかも。今後、音楽を通してコラボをする機会があればまさに異色の舞台になりそうですし、今回の出会いをきっかけにそんな試みの実現にも期待したいと思う。
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