今年の夏ごろにリリースが予定されているマイクロソフトの新OS「Windows10」。
画像:【Windows10】
最近になり、同社は「Windows7」「Windows8」「Windows8.1」ユーザーはリリースから1年間無償でアップデー
トできると発表。
画像:【Windows10へ】
http://thenextweb.com/microsoft/2015/01/21/windows-10-will-free-upgrade-windows-7-8-8-1-users/
さらに中国などでは海賊版ユーザーが半数を超えるという実態もあり、不正ユーザーにも無償アップ
デートを提供するともメディアで報じられていました。
画像:【中国製の海賊版OS】
http://ascii.jp/elem/000/000/439/439177/
今回、マイクロソフトはこの話をデマであると改めて発表。
あくまで正規版ユーザーのみが無償アップデートの対象であると説明。
不正ユーザーへの無償サービスはアイデアとしては挙がっていたようですが、途中で見送りになった模様。
しかしながら昨今、海賊版も作りが精巧になっており、ネットオークションなどではそれらが正規版かのよう
に出回り、また不正なプロダクトキーと知らずに購入して使用しているユーザーがいるのも事実。
同社はそういったユーザーがいることも把握しているとの言葉を添えました。
現在、同社では誤って海賊版を入手してしまったユーザーに対し、救済措置として、一定条件のもと、正規
版と交換する窓口を設けており、
「Windows10」リリース時にも何らかの手立てを取る用意があると話しています。
(参考:http://blogs.windows.com/bloggingwindows/2015/05/15/genuine-windows-and-windows-10/ ※英語)
オークションなどを見ると昔と比べ、ひと目で海賊版と分かる物は少なくなっています。
ソフトウェア会社と海賊版販売者との間でイタチごっこが続いていますが、マイクロソフトとしても不正ユー
ザーだからという理由で、一律に切り捨てることはできない状態になっていますね。