戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://horahorazoon.blog134.fc2.com/blog-entry-7100.html


【ポケモン×AC】サトシ「ナインボール、ゲットだぜ!」 : ホライゾーン - SSまとめサイト

【ポケモン×AC】サトシ「ナインボール、ゲットだぜ!」

≫ EDIT

2015-05-23 (土) 18:01  ポケモンSS アーマードコア   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/07(木) 19:55:04.14 ID:OuRVeMxAO

オーキド「ポケモントレーナーになりたいのか」



マサラタウンで出会った老人、オーキド博士はそう彼に告げた。

肉親を奪われたあの日から消えることの無い、赤いポケモンの姿――憎むべき敵。

彼は自らに示された道を歩き始めた。





2: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/07(木) 20:03:32.09 ID:OuRVeMxAO

《オーキド博士研究所》



ピカチュウ「システム キドウ」ピッピカチュー



●ピカチュウ(Lv10)

A  P:856
重  量:600
消費EN:2736
攻  撃:517
防  御:426
EN攻撃:768
EN防御:419
平均速度:1092
旋回性能:2617



サトシ「な、何だコイツは?」

オーキド「見てわからんか? ピカチュウじゃよ」

サトシ「ピカチュウ……」

オーキド「これからコイツが、お前のパートナーになる。くれぐれも死なせるなよ、そいつはわしが丹精込めて育てた特殊なポケモンなんじゃからな」

サトシ「……わかったよ。大切にするさ」





4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/07(木) 21:42:00.71 ID:GaMYI2cCO

UNACの厳選が捗るな



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/07(木) 21:05:10.07 ID:O3t3mYsZ0

消費が書いてあるのに総出力が書いて無いだと……



6: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/07(木) 22:28:46.41 ID:u7DzXnwzO


>>3

ご指摘ありがとうございます
次から書き加えます!




7: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/07(木) 22:29:55.15 ID:u7DzXnwzO



《トキワの森》




ピカチュウ「テキ、セッキン キケン キケン キケン」ピッピカチュー

サトシ「何ィ!」



<あ! やせいのMTがとびだしてきた!



サトシ「あれが今回の目標か。ピカチュウ! “ライフル”だ!」

ピカチュウ「ピカピー!」バァン バァン



ボボボカーン



ピカチュウ「モクヒョウ タッセイ」ピッピカチュー

サトシ「まずは最初の依頼をクリアだ。この調子でコイツを強くして、ナインボールを倒すぞ!」




8: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/07(木) 23:20:43.51 ID:u7DzXnwzO


《ニビシティ/ポケモンセンター》


サトシ「ジョーイさん、ピカチュウの回復を」

ジョーイ「了解しました。30分後に出撃可能です」

サトシ「そうだな……ピカチュウが戻る前に、あいつのわざマシンでも購入するか」



<わざマシン106『LS-200G(レーザーブレード)』をてにいれた

<わざマシン112『WG-XP1000(パルスライフル)』をてにいれた



サトシ「次はジム戦だな。早くバッジを揃えて、なんとしても“奴”のいるアリーナへの挑戦権を手に入れるぞ」




9: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/07(木) 23:51:39.78 ID:u7DzXnwzO


《ニビジム》



タケシ「遅かったじゃないか……」

サトシ「お前がここのジムリーダーか。悪いが、ジムバッジは頂いていくからな」

タケシ「そうはいくものか。イワーク!」



イワーク「イワァァーク!!」グォォォ

ピカチュウ「システム キドウ」ピッピカチュー



タケシ「俺のイワークは耐久力に自信がある。そうそう負けはせんよ。イワーク! “がんせきふうじ”だ!」

サトシ「そうかい! ピカチュウ! 避けて反撃、“レーザーブレード”!」



ピカチュウ「ピカピー!!」ブオンッ

ズガァッ

イワーク「イワァァァーーク!!!」

ボボボカーン



タケシ「なっ……バカな! どんな技を使ったんだ、一体……」

サトシ「作戦成功だ、ピカチュウ。帰還するぞ」

ピカチュウ「モクヒョウ
タッセイ」ピッピカチュー




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:58:21.95 ID:O3t3mYsZ0

ブレードで瞬殺。空中斬りか……w



11: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/08(金) 00:04:53.51 ID:chN20BszO



――――


タケシ「これがグレーバッジだ。受け取れ」

サトシ「ああ、確かに」

タケシ「……お前も、ポケモンマスターを目指すのか? 全てのバッジを揃えたとしても、その先のアリーナには数十人のランカートレーナーが待ち受けている。全て突破した奴は未だにいないぞ」

サトシ「知ってるさ。ただ俺は、復讐のために戦っているだけだ。奴を……ナインボールを倒すために」

タケシ「! 本気なのか? 一度もチャンピオンの座を譲ったことのないランカーに挑むとは、正気の沙汰じゃないな、全く……」

サトシ「だろうな。だが俺はやってみせるぜ、必ずな」




12: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/08(金) 12:39:44.77 ID:lTVzFJFxO


《4ばんどうろ》



ピカチュウ「戦闘システム 起動」ピッピカチュー

サトシ「今回の依頼は、ここ近辺に潜んでいるロケット団の連中の排除か。全く、面倒な仕事だな」

ロケット団員「見つけたぞ、マサラタウンの“レイヴン”!」

サトシ「レイヴン……だと? 俺のことか?」

ロケット団員「雇われのトレーナーめ! 我らロケット団の邪魔をさせるものか!」



<ロケットだんのしたっぱが、しょうぶをしかけてきた!

<ロケットだんのしたっぱは、ズバットをくりだした!



サトシ「幸先がいいな、ピカチュウ! “Eマシンガン”だ!」

ピカチュウ「ピカー!」ドガガガ

ズバット「グエァッ」ボボボカーン

ロケット団員「お……おのれ! 覚えてろよ!」ダッ

サトシ「逃げたか……大した相手じゃなかったな、ピカチュウ」

ピカチュウ「作戦終了 戦闘システム 解除」ピッピカチュー




13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 18:16:55.74 ID:pttmln0TO

どこかの殺し屋かと思ったよ



18: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/08(金) 23:29:17.34 ID:KWc4GDxPO


《ハナダシティ/ショップ》



サトシ「ジム戦も近い。もっと強い技を覚えさせるか」



<わざマシン123『WG-XFwPPk(レーザーライフル)』をてにいれた



サトシ「げっ……けっこう高値だな、これ。でもまあ、明らかに強そうなわざマシンだし、少しくらい奮発してもいいだろ」ガション

ピカチュウ「PM(Pocket Monster)用パーツ 入手」ピカピー




21: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/09(土) 12:03:34.72 ID:VUxsMg9GO


《ハナダジム》



カスミ「あなたが、マサラタウンのサトシね。噂は聞いてるわ」

サトシ「噂?」

カスミ「報酬次第でどんな仕事も引き受ける、雇われのトレーナーってことよ。知らなかったの?」

サトシ「……なるほどな」

カスミ「どういう事情があるか知らないけど、そんなトレーナーの風上にもおけない人に負けるわけにはいかないわ。覚悟なさい!」

サトシ「上等だ。俺だって、遊びでポケモンバトルなんかしてられるか。行け、ピカチュウ!」

ピカチュウ「戦闘システム 起動」ピッピカチュー




22: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/09(土) 12:23:38.11 ID:VUxsMg9GO


カスミ「スターミー! “バブルこうせん”!」

サトシ「当たるかよ! ピカチュウ、新技を披露してやれ!」

ピカチュウ「ピカァー!」

サトシ「喰らえ! “レーザーライフル”!!」



ピーピーピー
ボボボカーン



カスミ「ああっ! わたしのスターミーが……!」

サトシ「へぇ……凄い威力だな。こいつはたまげたぜ」

ピカチュウ「作戦終了 戦闘システム 解除」ピッピカチュー




23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/09(土) 18:32:56.04 ID:ixCvwcFTO

スターミー、あわれな奴よ



24: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/09(土) 18:34:58.43 ID:8UPXRnK1O

――――


カスミ「参ったわ。こんなにあっさり負けちゃうなんて」

サトシ「まあな。第一ここでつまづいてたら、アリーナには辿り着けねぇさ」

カスミ「アリーナ? あなたまさか、チャンピオンに挑む気?」

サトシ「そうだけど……何かおかしいか?」

カスミ「チャンピオンを、“ナインボール”を倒すのは無理よ。あれは、わたしたち一介のトレーナーが太刀打ちできるような相手じゃない」

サトシ「そんなの、やってみなきゃわからないだろ」

カスミ「あのアリーナに挑んで、生きて帰って来た者は一人もいないわ。ナインボールは、わたしたちトレーナーにとって絶対に超えられない壁であり、不動の存在なのよ。それを倒すことはつまり、このポケモンアリーナから統治される秩序体系の崩壊を意味するわ」

サトシ「……言ってることはよくわからないが、あいつを倒すのは絶対に無理って言いたいんだろ」

カスミ「そうよ。ナインボールを倒せるとしたら、そいつは間違いなく“イレギュラー”ってことになるわね」




25: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/09(土) 22:31:46.89 ID:8UPXRnK1O



《6ばんどうろ》


虫取り少年「レイヴン助けてくれ! 化け物だ!」

サトシ「何だ? 何があったんだ!」

キャンプボーイ「赤いポケモンだ!! 赤いポケモンが現れたんだ!」

サトシ「!! 何だと……!」ビキッ

ピクニックガール「みんな逃げて! こっちに来るわ!」

サトシ(まさか……奴が……!!)



[ハスラー・ワン]
≪私を追っているようだな……≫



サトシ「赤いポケモン……! 間違いない、ナインボールだな!!」




26: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/09(土) 22:41:06.33 ID:8UPXRnK1O


[ハスラー・ワン]
≪誰であろうと、私を超えることは不可能だ≫



サトシ「ぬかせ! ピカチュウ! “レーザーライフル”!!」

ピカチュウ「ピッカァー!!」ピーピーピー



ドゴォン!!



ピカチュウ「ピカピー!」

サトシ「大丈夫か、ピカチュウ!(グレネードキャノンが直撃したのか!?)」

ピカチュウ「作戦続行不可能 戦闘モード 解除」ボボボカーン

サトシ「なっ……ピカチュウー!!」ガクン


< サトシはめのまえがまっくらになった!




27: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/09(土) 23:07:24.94 ID:8UPXRnK1O



《オーキド博士研究所》



サトシ「っはぁ!!」ガバッ

オーキド「目が覚めたようじゃな」

サトシ「お、オーキド博士……ここは……?」

オーキド「わしの研究所じゃ。ピカチュウも休ませておる」

サトシ「!! そうだ、ナインボールは……!」

オーキド「どうやら、してやられたようじゃな。まだピカチュウも満足に育っておらんのに挑むからじゃ」

サトシ「……っ」

オーキド「まあ、安心せい。次からしっかりとレベルを上げれば勝てるようになる。諦めんことだ」

サトシ「そうだな……そうするよ」



●ピカチュウ(Lv45)

A  P:4832
重  量:600
消費EN:961
総 出 力:2576
攻  撃:2191
防  御:1849
EN攻撃:3250
EN防御:2911
平均速度:3129
旋回性能:5614

◇とくせい
・レーダー機能追加
・ブレード光波追加
・キャノン発射制動無効
・消費EN半減




29: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/09(土) 23:21:13.65 ID:8UPXRnK1O



《クチバジム》



マチス「ほう、お前が噂のレイヴンか。話は聞いてるぜ」

サトシ「……」

マチス「そんなピカチュウで、俺のライチュウに勝てるかな? 行け、ライチュウ!! 格の違いを見せてやれ!」

ライチュウ「ラーイ!!」

サトシ「……やれ、ピカチュウ」



ピカチュウ「メインシステム 戦闘モードを起動します」ウィィン




28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/09(土) 23:11:44.90 ID:57Ybi7pUo

……あれ?いつの間にか強化されてる?



30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/09(土) 23:30:44.46 ID:j8hALUA70

とくせい欄・・・あっ・・・(察し)



31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/09(土) 23:43:25.31 ID:+yalv80TO

ナニカサレチャッタかぁ



32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 00:22:05.81 ID:6+8FogKuo

頭部も変わってら



33: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/10(日) 07:46:56.31 ID:kc/wjTI7O


ドゴォン!!
ボボボカーン


マチス「そ、そんな……俺のライチュウが……!」

ライチュウ「」プスプス…

ピカチュウ「作戦目標クリア システム通常モードに移行します」ウィィン

サトシ「さあ、バッジを渡してもらおうか」

マチス「ぬぅ……」

サトシ「これで三つ目。まだ半分以上はあるが、問題はないな? ピカチュウ」

ピカチュウ「ピッカピー!!」




34: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 11:09:44.56 ID:z8/eNYqyO



《タマムシシティ》



< わざマシン137『WC-GN230(グレネードランチャー)』をてにいれた

< わざマシン124『WG-1-KARASAWA(プラズマライフル)』をてにいれた



サトシ「技も充実してきたし、負ける気がしないな」

ピカチュウ「ピッカー!」

サトシ「ここのジムリーダーはどうやら、くさタイプの使い手らしい。まあ、思いっきり打ちのめしてさっさと進むか!」

ピカチュウ「ピカチュー!!」ガッション ガッション




36: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 14:02:12.91 ID:z8/eNYqyO


《タマムシジム》



エリカ「お待ちしておりました。マサラタウンのレイヴン」

サトシ「おうよ。早速で悪いが、バッジは頂いていくぜ?」

エリカ「……ここ最近、あなたの噂を至る所で聞いています。あなた、チャンピオンを倒すつもりなのでしょう?」

サトシ「そうだよ。何か文句でもあるか?」

エリカ「ならば、私はあなたをここで破らねばなりません。“ネスト”の意思に背く者を、放ってはおけませんから」

サトシ「……そうかい。なら、こちらも邪魔な壁はぶち破るだけさ。行くぞ、ピカチュウ!」

ピカチュウ「メインシステム 戦闘モードを起動します」ウィィン




37: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 15:12:53.75 ID:XTF9efRwO


――――


ラフレシア「」ボボボボ

エリカ「燃える……燃えてしまう………ラフレシア……」

ピカチュウ「作戦目標クリア システム通常モードに移行します」ウィィン

サトシ「グレネードで一撃……っと。まあ、結果は見えていたさ」

エリカ「そのピカチュウ……ただのポケモンじゃありませんね。いえ、それはあなたも同じか……」

サトシ「え?」

エリカ「あなたたちは既に、普通のトレーナーとポケモンを逸した存在になっているようです。いずれ、彼らの目に留まり、消されるでしょう。それを忘れないでください」

サトシ「……?、よくわからないが、気をつけるよ」




38: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 15:21:48.99 ID:XTF9efRwO

――――
――


旅立ちから2ヶ月が経とうとしていた。

立ちふさがるジムリーダーを全てなぎ倒し、ロケット団をたった一人で壊滅に追いやったトレーナー。

マサラタウンの「レイヴン」としての名前は、瞬く間にカントー地方に広まっていた。

そんな頃、サトシはオーキド博士に呼ばれ、マサラタウンに一時帰ることになる。

どうやら大事な頼み事があるらしく、シゲルと協力して任務にあたってほしいとのことだった。

サトシはシゲルとはあまり顔を会わせたくはなかったが、いつの日か受けた恩もあり、渋々オーキド研究所へ向かった……。




39: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 15:29:32.33 ID:XTF9efRwO


《オーキド研究所》


サトシ「オーキド博士、今帰ったよ」



シーン…



サトシ「……誰もいないのか?」

シゲル「やあ、久しぶりだね。サトシ君」ガチャ

サトシ「シゲル! そうか、お前もオーキド博士に呼ばれてたんだっけ」

シゲル「おじいちゃんは後で来るよ。その前に、ちょっと一緒について来てくれるかな?」

サトシ「え? いいけど、博士はどうすんだよ」

シゲル「大丈夫。おじいちゃんが来る前に終わらせるから」




40: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 15:35:10.96 ID:XTF9efRwO


《オーキド研究所/地下闘技場》


サトシ「研究所の下に、こんなところがあるなんて……」

シゲル「どうだい? ここなら、誰にも迷惑をかけずにポケモンバトルできるだろう?」

サトシ「そうかもな……ってことはつまり、俺とバトルしたくてここに呼んだのかよ?」

シゲル「……」

サトシ「おい、シゲル? 聞いてるのか?」

シゲル「…………了解。すぐ終わらせる」ブツブツ

サトシ「シゲル、お前なに独り言を……」




41: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 15:43:41.36 ID:XTF9efRwO


シゲル「サトシ君……ここまでよく来てくれた。残念だが、バトルなどはじめからない」

サトシ「……何?」

シゲル「だまして悪いが、仕事なんでな。死んでもらおう」



< レイヴンズネストのシゲルがしょうぶをしかけてきた!

< シゲルはナインボールをくりだした!



サトシ「なッ、ナインボールだと!? どういうことだ、シゲル!!」

シゲル「わからんのか? イレギュラーなんだよ、やりすぎたんだお前はな!」




42: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 15:59:03.83 ID:XTF9efRwO



サトシ「くそったれ!! ピカチュウ、応戦しろ!」

ピカチュウ「メインシステム 戦闘モードを起動します」ウィィン

シゲル「容赦はしない、すぐ楽にしてやる」


< あいてのナインボールの、グレネードランチャー!

< しかし、ナインボールのこうげきははずれた!


サトシ「いいぞ、ピカチュウ! 反撃だ!」


< ピカチュウの、プラズマライフル!

< きゅうしょにあたった!
  

シゲル「くっ……やるな、イレギュラー! だがしかし、ここで終わるものか!」

サトシ「来いよシゲル。俺はお前が気に入らなかった、だから全力でぶっ倒せる時がくるのを楽しみにしてたんだぜ。俺のピカチュウでなァ!」

ピカチュウ「ピカピー!!」ピーピーピー




43: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 16:09:43.00 ID:XTF9efRwO



――――


ボボボカーン


ピカチュウ「作戦目標クリア システム通常モードに移行します」ウィィン

サトシ「……っ、なんとか終わったようだな。俺の勝ちだ、シゲル!」

シゲル「大きすぎる……修正が必要だ……」バタリ



< シゲルはめのまえがまっくらになった!



サトシ「シゲル? おい、死んだのか……」



[ハスラー・ワン]
≪力を持ちすぎるものは、全てを壊す。お前もその一人だ≫



サトシ「!! その声、あの時のヤツか!」




44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/11(月) 16:38:55.00 ID:h6qZZyyLO

ついに死人が……



45: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 17:01:48.51 ID:XTF9efRwO


ザザザザ…


[オーキド博士]
≪久しぶりだな、サトシ≫


サトシ「オーキド博士!? どこだ、どこにいる!」


[オーキド博士]
≪覚えているか? わしがお前を拾った時、こう言った。“ナインボールに会わせてやる”――と≫


サトシ「……ああ、そういや言ってたな、そんなこと」


[オーキド博士]
≪その約束を今、果たす時が来た。お前なら、既に答えを得ているだろう≫


サトシ「……?」


< シゲルのポケットから、“ひみつのメモ”をてにいれた!


[オーキド博士]
≪トキワの森の郊外、今は閉鎖された工場がある。そこに来い≫


プツン


サトシ「……なるほどな、全て仕組まれていたってことだろ? オーキド博士……」




47: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/11(月) 23:20:00.74 ID:j1t5s3G6O



ひみつのメモ


↓↓↓↓↓↓

「大破壊」
かつて勃発した最終戦争による厄災。核兵器を上回る破壊力を持った超兵器により地上の文明と生態系は壊滅し、地上は人類の住むべき場所ではなくなった。

破滅した世界を再生すべく、「百年計画」が開始される。 そのために作られた組織が「レイヴンズネスト」である。

今の世界で日常に存在する、「ポケットモンスター」と呼ばれる生物は、この百年計画の過程で生み出された従来の“動物”に代わる生き物だったのだ。

再生された世界の秩序を維持すべく、ネストは世界のパワーバランスを崩す恐れのある過剰な力を持つ者に対して、実働部隊「ナインボール」を投入する。

それでも対応できなかった場合、即ち、『イレギュラーが出現し、ナインボールでは対応できなくなった場合』には、特殊機動兵器「ナインボール=セラフ」が投入される。

しかしながら、ナインボール以上のナインボールが存在することすら、民間人はおろどんなポケモントレーナーも知るはずがない。

これらは全て、おじいちゃんが教えてくれたことだ。

これが世界の真実というのなら、僕は世界の裏側から管理される存在ではなく、管理する側の一部分となって、人間としての生を全うしたい。

だから、許してくれ、サトシ。



―シゲル―




48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/11(月) 23:37:16.20 ID:R5oJ5t6No

シゲル……



49: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 00:18:10.56 ID:urK6ScNPO

――――――――――――
現 在 読 込 中
――――――――――――




50: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 00:29:48.77 ID:urK6ScNPO


ポケットモンスター
マスターオブアリーナ

最終回「工場侵入」

発 信 者:オーキド博士
依 頼 者:―
成功報酬:60000c
作戦領域:工場施設
敵 戦 力:ナインボール ×3
     ナインボール=セラフ
成功条件:施設最深部への到達




51: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 00:59:16.55 ID:urK6ScNPO


《工場施設内部》



ピカチュウ「メインシステム 戦闘モードを起動します」ウィィン

サトシ「ここが工場の内部か。先に進もう」


[???]
≪お前たちは何故現れる≫

[???]
≪何故、邪魔をする≫


< あ! やせいのナインボールがとびだしてきた!


サトシ「読み通りだな。ナインボールは一体だけじゃない、複数体いるってことだ。倒して進むぞ、ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッピカピー!!」ピーピーピー




52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 06:43:33.59 ID:AljnlJkKo

野生なのにある意味飼い慣らされてる気がしてならない



53: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 06:50:59.84 ID:fkP0UPQxO


――――


ボボボカーン


< やせいのナインボールはたおれた!

< ピカチュウはけいけんちとして5841をもらった!


サトシ「ピカチュウ、まだいけるか?」

ピカチュウ「ピカー!!」ガッション ガッション

サトシ「連戦になるだろうが、耐えてくれよ」


[???]
≪企業、ポケモン、そしてレイヴンズ・ネスト≫

[???]
≪すべては私が作り上げたもの≫

[???]
≪荒廃した世界を、人類を再生する≫

[???]
≪それが私の使命≫





54: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 07:03:24.82 ID:fkP0UPQxO


――――


[???]
≪力を持ちすぎたもの≫

[???]
≪秩序を破壊するもの≫

[???]
<≪プログラムには、不要だ≫



< あ! やせいのナインボールが2体とびだしてきた!


サトシ「……チッ、2対1か。ピカチュウ、やるしかないぞ」

ピカチュウ「ピッピカチュー!!」


< やせいのナインボールの、パルスライフル!

< こうかはいまひとつのようだ


サトシ「グレネードに気をつけろ! あれを喰らったら流石に保たないぞ!」

ピカチュウ「ピカァー!」




56: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 07:51:05.17 ID:fkP0UPQxO


――――


ピーピーピーボボボカーン


< やせいのナインボールはたおれた!

< ピカチュウはけいけんちとして12539もらった!


サトシ「大丈夫か、ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカァ…」ピコン ピコン

サトシ「もうすぐだ、もう少しで敵の本体まで辿り着ける!」



[???]
≪私は守るために生み出された。私の使命を守り、この世界を守る≫


ウィィン…


サトシ「……どうやら、最後のゲートが開いてくれたようだな。あのリフトに乗るぞ、ピカチュウ」




57: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 07:52:27.66 ID:fkP0UPQxO


――――――――――――
現 在 読 込 中
――――――――――――




58: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 08:06:09.57 ID:fkP0UPQxO


《工場施設最深部》



ゴウン…ゴウン…



≪修正プログラム 最終レベル≫



ゴウン…ゴウン…



≪全システムチェック終了≫



ゴウン…ゴウン…



≪戦闘モード起動≫



ゴウン…ゴウン…

ピッ






≪ターゲット確認 排除開始≫




59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 09:10:36.34 ID:xgHcE+cZO

来たか
初めはろくにロックオンも出来なかったなぁ




60: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 09:47:24.77 ID:fkP0UPQxO

saga

< レイヴンズネストのハスラー・ワンがしょうぶをしかけてきた!

< ハスラー・ワンはナインボール=セラフをくりだした!


サトシ「行け! ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカピー!!」


< ナインボール=セラフのブレードこうは!


ピカチュウ「ピカァ!」ドゴォン!


ピコン ピコン


サトシ「ピカチュウ! くそっ、何てバカげた威力なんだ!」

ピカチュウ「ピカァ…!」ガション


< ピカチュウのプラズマライフル!

<しかし、ピカチュウのこうげきははずれた!


サトシ「速い……! ピカチュウ、敵を捕捉し続けろ! ロックオンできなきゃ攻撃は当たらないぞ!」

ピカチュウ「ピカピー!」




61: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 12:55:42.84 ID:fkP0UPQxO


< あいてのナインボール=セラフの、レーザーブレード!

< しかし、ナインボール=セラフのこうげきははずれた!


サトシ「今だ! すかさず攻撃!」


< ピカチュウのグレネードランチャー!

< こうかはばつぐんだ!


ドゴォン!!


サトシ「よし! いけるぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカピカー!!」ピーピーピー

サトシ「必ず勝つ! ここで全部終わらせてやるんだ!」






62: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 13:05:37.59 ID:fkP0UPQxO



{epilogue}


死闘の末、ナインボール=セラフを撃破したサトシとピカチュウ。

爆炎に包まれ、崩れ落ちる赤いポケモンの最期を、サトシは静かに見届けた。

そして、焼け跡から見つけた一つのモンスターボールを手にする。





サトシ「……終わったな、これでようやく……」

ピカチュウ「ピカ…」フラリ

サトシ「ピカチュウ……?」


[ピカチュウ]
≪ここまでが、私の役割……サトシ……≫


サトシ「……ピカチュウ、お前は……」


[ピカチュウ]
≪あとは……あなたの役割……≫


ドサリ


ピカチュウ「」

サトシ「……そういうことか。お前も……」




64: ◆f1baGZ.Xzg 2015/05/12(火) 13:28:04.34 ID:fkP0UPQxO


カラン


サトシ「……? なんだこれは……モンスターボール?」


< サトシはナインボールをてにいれた!


ナインボール


↓↓↓↓↓↓

ナインボール=セラフの焼け跡から見つけたモンスターボール。どんなポケモンでも必ず捕まえることができ、捕まえたポケモンのレベルを強制的にレベル99まで引き上げる。ポケモンアリーナの頂点に立つ者の証でもある。






サトシ「ナインボール、ゲットだぜ!」



この後、サトシは、“⑨を打ち破る者(ナインブレイカー)”としての名声を得る。

だがそれは、更なる強者の誕生をも誘発しているのだとしたら……。

彼の、ポケモントレーナーとしての旅は終わらない。



〈完〉




66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 14:48:12.64 ID:IceI7O7JO


サトシは次回作でラスボスなってそう




67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 16:21:09.11 ID:dthfBSeiO

まさかの組み合わせだったが面白かった



関連記事

ポケモンSS アーマードコア   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
コメントの投稿





ランダム記事ボタン
週間人気SSランキング
新刊ピックアップ
フィギュア
ゲーム
アニメ
最近のオススメSS
清麿「強くてニューゲームか…」 ヌァァァァァァ!!

一夏「ドゥフッw拙者織斑一夏でござるwwww」 ギャプッwwwコポォwwww

佐天「またレイプされた…」初春「佐天さんも大変ですね」 黒髪美少女のレベル0が性的過ぎてヤバイ

佐天「すごいテニスが出来る能力かぁ」 間違いなく攻撃的な能力だなぁ

浜面「女の子になれる能力かぁ」 アイテムで性別逆転して……

オーキド「ここに3人の女性がおるじゃろ?」 レッド「は?」 僕はナツメちゃん!!

【※ネタバレ注意】エレン「同期にホモとレズしか居ない……」 確かに

ボーボボ「黒の騎士団入団希望のボーボボでぇす!!」ゼロ「ほう?」 死ねやぁ!!!!!

桐乃「そうです!私はブラコンの変態ヤローです!」 きゃわわ!!!!!!!

岡部「紅莉栖をひたすら愛で続けたらどうなるか」 うわぁぁああぁ!!(AA略

クリリン「やっぱりオレも、サイヤ人の子供欲しいな・・・」 スレタイのインパクトェ……

ゆうしゃ「くらえー!まおー!!」魔王「くはははは!!」 ゆうしゃちゃん!!!!

俺「グヘヘヘ……」 女騎士「早くこの手錠を外せ!」 お○んぽなんかには絶対負けない!

鍛冶師「今日中に仕上げるぞ」弟子「はい」 雰囲気が良いSS

< `∀´> 「ついに地球はウリ達の物ニダー」 ニダニダ
みんなのいちおし!SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」 "楽しすぎて狂っちまいそうだ!"

一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう

インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」 "一方禁書"凄まじいクオリティ

フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」 通称"麦恋"、有名なSS

キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの!

垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!

美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯

上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」 ストレートに上食。読めて良かった

一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た

美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう

ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い

番外個体「     」 番外通行SSの原点かな?

佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった!

麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく

ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ

一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」 黄泉川ァアアアアアアアアアア!!

さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作

まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した!

澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね

とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム

ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)

岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」 ゲェーッハッハッハッハ!

紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……

岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!

遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ

ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を

アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・!

クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ!!

ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン!wwwww

僧侶「ひのきのぼう……?」 話題作

勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも 使える 読めるSS

肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった

男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS

ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」 読み返したくなるほどの良作

犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし!
モバイルゾーン
QR