女優・市原悦子(79才)さんが差別用語を連発し、NHKが謝罪する事態が発生しました。
画像:【市原悦子】
http://photos.nikkansports.com/entertainment/gallery/archives/32367.html
22日にNHKで放送された朝の情報番組「あさイチ」。
https://twitter.com/anmovie2015/status/601522912697262080
この日、同番組に出演した市原さんは、長年ナレーションをつとめたアニメ番組「まんが日本昔ばなし」
(TBS系)の思い出話を語り、
https://twitter.com/nyakunyaku/status/601527424312999936
その中で
「好きな話は『やまんば』です。
「私のやまんばの解釈は世の中から外れた人。
たとえば『かたわ』になった人、人減らしで捨てられた人、外国から来た『毛唐』でバケモノだと言われた人」「世間から疎外され、山に住んでいた人たちが「やまんばの原点」になったと思う」
「彼らは反骨精神と憎しみがあって他人への攻撃がすごい。
そのかわり心を通じた人とはこよなく手をつないでいく。その極端さが好き」
https://twitter.com/brosy_/status/601975077781966849
と笑顔で発言。
かたわ
かたわ(片端・片輪)とは、日本で古くから使用されている言葉。
源氏物語でも使用されている古い言葉であり、両輪のうち片側だけとか、体が肉体的に欠損や不具合があることやそのような人を指す(「片」はそれだけで不完全という意味を持ち、「かたわ」は不完全なもの、不恰好な物を意味する。片足しかなかったり片側の輪が無い車輪など)。
もっとも、どちらが先に語源となったかは定かではない。
障害者の人を「カタワ」「かたわもの」と表現することもある。
現在日本の多くのメディアの間では差別用語とされ放送禁止用語ともされるが、「僕は、カタワです」と発言した乙武洋匡のように、考え方は人によって異なる。
毛唐
毛唐(けとう)は、本来は「毛唐人(けとうじん)」といい、毛色の変わった人たち、あるいは外国から来た人という意味。差別用語の一種。「外国人」の異称。
この発言を受け、番組終盤で有働由美子アナが
「さきほどのコーナーで『かたわ』『毛唐』という発言がありました。
体の不自由な方、外国人の方を傷つける言い方でした。深くお詫びします」
と謝罪する事態となりました。
今回の件に【ネットの声】は・・
- 昔はこういう用語普通にあった
- こういう言葉を使うのは差別に対する意識が低い証拠じゃない?
- 悪意がないのはわかるけどなぁ
- 差別用語だから意図はなくても使っちゃダメだろ
- 言葉狩りか?チビハゲデブはいいのか?
- 外国でも黒人をニガーとか呼んだらぶっとばされるぞ
- ジャアアアアアップ
- 『そういう風に呼ばれて差別された人』という話し方ならセーフだったかもね
- なお市原さんは謝罪してない模様
- 市原さんはNHKのアナに勝手に謝罪されてどう思ってるんだろう
- 文脈見れば何が問題なのかわからん
- 個人的にはともかく、テレビじゃ使っちゃいけない放送禁止用語ってのがあるんだよ
- 基準が曖昧
- 人種差別とか障害者差別的な言葉は厳しい
- なんか最近メディアの規制が目立つな
など、賛否両論があるようです。
市原さんの一連の発言からは、差別的な意図は全くないと思われます。
ただ言葉自体は一般的に放送禁止の差別用語とされていますので、不適切だったことは否めませんね・・
その点だけを除けば、市原さんの語りはむしろ被差別の人々を応援する内容で賛同できます。
釣キチ三平とか券キチは今じゃ言えないのじゃないか?