『ガンダムエース』に連載していた「アイアンアッガイ」(全1巻)です。
最近読んだ漫画の中でも わけのわからない&バカバカしさではブッチギリ一位です。これというのも正直 打ち切られており、後半の展開が詰め込み過ぎて疑問符だらけのまま終了~。「え? これで終わり?」って感じですね。
作者は以前「機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル」という、同じくアッガイをメインにした漫画を描いてました。またしてもアッガイということは当漫画の主人公同様にアッガイ好きなのは間違いないでしょう。いや、作者こそアイアンアッガイになりたいと思ってるに違いない!
高校生の熱山はガンプラ好きなものの最近は食傷ぎみ。完成度が高くてあまりやることがないからだ。けれど300円モデルのアッガイ(初期のやつね)を手にして心が変わり始める。いっそ人間サイズのアッガイを作ろうと…
私は近年のガンプラは全く作りませんね。それこそバンザイマーク時代の頃のしか。ガンプラが流行った当初、他社もロボットアニメのプラモを出したものでした。記憶にあるのはアリイのマクロスのプラモ。もう出来の悪さはバンダイと比べ物になりませんでした。だって左右が合わないんですよ!? 合ったところで段差が出来る有様で、そもそもプラスチックの素材からして別物でした。バンダイのはツルツルしてるのに対してアリイのはザラザラしてて。まぁこう言えるのも当時を知ってる年齢だからですがね。
ジャージやらフェルトやらを駆使して自分が着れるアッガイ作りをし始めたときに出会ったのが手芸部の筧さん。彼女の美貌に惚れた熱山は考えた。気を引くにはどうしたらいいか? 目に入ったのは町内の ゆるキャラ。そうだ! ゆるキャラのようにアッガイの姿で現れればいいんだ!
こうして完成したアッガイの姿で筧さんに会おうとします。この間、町内を歩いて騒ぎを起こすのですが割愛させていただきます。ようやく筧さんに会ったものの一瞬ゴミを見るような眼をされてしまい轟沈。
そりゃそうだろう、ゆるキャラとアッガイは違うのだから──
もう次は無いと沈む熱山。けれど筧さんは意外にも特撮ヒーロー「アイアンダー」が好きなことを知る。そこで「アイアンダーっぽいアッガイ」を作ろうと再起を図ります。
いやいや! そこでなぜアイアンダーそのものを作らない?
どーして「アイアンダーっぽいアッガイ」なんだ!?
そうは思うのだけど熱山本人にとってはアッガイであることがアイデンティティーなのでそっとしておきましょう…
こうして出来上がったのがアイアンアッガイ! ここまで来るのに予算とか色々な事があったのだけどまたしても割愛させていただきます。今回の出来は前回よりもかなり上。そのためハイになって町内の悪事を取り締まるとかしてるうちに筧さんを発見。そしたらトラックに轢かれそうになったので思わず庇ってしまいます。
結果、自分が轢かれて背骨に損傷を負って重いものが持ち上げることができなくなってしまいました。更に筧さんが引っ越すことになって落ち込むのですが、医療用のパワーアシストをアイアンアッガイにして転校前に会おうとします。
さぁここからが怒涛の展開。謎の少女の出現。ゴッグのようなスーツ装着者の出現。更にそのゴッグと戦うことになってしまうなど、物語は坂道を転がるように進みます。
最後になってゴッグを破壊するなどして終了。一応の決着はしたものの謎の少女とゴッグの中身とはどんな関係だったのかは闇の中。
また、こんなギャンのようなスーツ装着者も登場したものの全く物語に触れてません。作者は本当はどうしたかったのか、今となっては知る由もなし…。
って、来月にはこの後に発表して今も連載が続いている「アッガイ博士」の1巻が発売。本当に作者はアッガイ好きなんだな。
アイアンアッガイ (カドカワコミックス・エース)
アイアンアッガイ<アイアンアッガイ> (角川コミックス・エース) [Kindle版]
アッガイ博士 (1) (カドカワコミックス・エース) *6月26日発売
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REXでムチャクチャ頑張ってくれてて良かった。
元気一杯で純粋でどこか垢抜けてなくて 自然体で、まあ平たく言えば子供っぽくもある響で通りすがり