江戸時代の男にとってのこだわりのアイテムを約100点展示「江戸のダンディズム」

根津美術館
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展覧会タイトルが秀逸ですね。「刀から印籠まで 江戸のダンディズム」展がコレクション展として根津美術館で開催されます。

本展では江戸時代の男性達が身につけていた刀剣・刀装具・印籠を根津美術館のコレクションからセレクトし約100点展示します。名工の繊細な意匠を凝らした工芸作品を見ることができるようです。

開催期間は2015/5/30(土)〜7/20(月・祝)となっています。
気になった方は是非!!!

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牡丹蝶図鐔 加納夏雄作(日本・明治時代 19世紀)
鉄地に牡丹の花を大胆に据え、花芯を独特の立体感のある彫りと金象嵌であらわした加納夏雄(1828-1898)の傑作。
牡丹の薄い花弁がそよぎ、香り立つような風情である。加納夏雄は幕末の彫金の名工であり、維新後は帝室技芸員となった。

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稲穂雁蒔絵大小拵(日本・江戸~明治時代 19世紀)
末広がりの鞘の形と蒔絵のデザインの大胆さがあいまって、奇抜な印象の大小拵である。大刀には豊かに穂をつけた稲を、小刀には羽を広げた雁を金蒔絵であらわす。刀装具は農耕図と三保松原を題材として、豊穣の秋を表現している。

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燕藤蒔絵印籠 原羊遊斎作(日本・江戸時代 19世紀)
満開の藤の花房と燕の飛ぶ様子を金銀の蒔絵で描き、初夏の季節感をよくあらわしている。作者の原羊遊斎(1765-1845)は、江戸時代後期を代表する蒔絵師である。

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端午蒔絵印籠 柴田是真作(日本・江戸~明治時代 19世紀)
幕末明治の名工、柴田是真(1807-1891)による大型の印籠。図柄は、軒先に端午の節句の幟を立てた農家の窓から、子供を抱いた農婦が歯黒売の行商を呼ぶ姿を描く。

展覧会名:刀から印籠まで 江戸のダンディズム
期間:2015/5/30(土)〜7/20(月・祝)
時間;午前10時‐午後5時(入館は午後4時30分まで)
場所:根津美術館 展示室1
入場料:一般1000円、学生[高校生以上]800円*中学生以下は無料

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