昨年９月に韓国・仁川アジア大会の開催中、プール周辺で現地メディアの高級カメラ
（時価約８３万円）を盗んだとして、起訴された元競泳日本代表の冨田尚弥（とみたなおや 26才）
選手。
画像：【冨田尚弥】 
http://www.japantimes.co.jp/sports/2015/01/12/more-sports/swimming/swimmer-tomita-denies-stealing-camera-korean-court/
冨田選手は事件後、被害者とされる現地メディアのカメラマンと示談を済ませ、略式起訴で罰金１００万
ウォン（約１１万円）も支払い、一旦は罪を認めたものの、日本に帰国後、
「本当は盗んでいない」
「見知らぬ人からバッグの中にカメラを入れられた」
と一転。
無実を主張し、現地の裁判所で判決のやり直しを求め、事実関係を争っていました。
しかし２８日、仁川地裁は検察の求刑通り、罰金１００万ウォン（約１１万円）の有罪判決を冨田選手に
言い渡し、その理由について、
「プールの防犯カメラでは冨田被告のほかに主張している正体不明の人物を確認できない」
「カメラは持ち主に戻り、示談によって物質的な被害は回復されたが、被告は略式命令後に容疑をかたくなに否認し、反省しなかった」
「よって、略式命令と同じ刑が適当」
と告げました。
判決後、富田選手は
「真実は一つ。主張が受け入れられず非常に悔しく、やりきれない」
と語り、二審へ控訴するかどうかは弁護士と話し合って決めるとしています。
まだ一審なので最終的な結論は出ていませんが、冨田選手側はくつがえせるのでしょうか・・
