シノア「スクール水着、略してスク水です」
シノア「皆のアイドル、シノアちゃんでーす」
シノア「メイドシノアちゃんです」
シノア「ナイチンゲールシノアちゃんですよ」
シノア「チャイナドレスです」
優一郎「これはなんだよ」シノア「ブルマですね」
優一郎「見れば分かる」
シノア「流石!スク水マニアの優さん」
優一郎「違ぇからな!?」
シノア「またまたー、隠さなくても良いんですよ?」
グレン「おい、何時までじゃれてやがる」
優一郎「おい、どういうことだよグレン!」
グレン「だから水練だって言ったろこの馬鹿が」
優一郎「なんでスク水なんだよ!?」
グレン「用意したシノアに聞け」
シノア「是非とも優さんに着て欲しくて♪」
優一郎「おかしいだろ!?」
与一「あのー、僕たちもですか?」
士方「おいよせ!巻き込まれるぞ」
三葉「スク水、スク水だと……?」ボソボソ
シノア「全員分ありますから安心してください」
優一郎「安心出来ねぇよ!」
グレン「よーし、もう説明始めんぞ」
優一郎「いや、待てよ!」
グレン「おい、バカ優。うるせぇぞ」
シノア「はいはーい、優さんは静かにしましょうねー」グイッ
グレン「次の任務は新宿拠点近くの新大久保の捜索だ。吸血鬼どもが地下に潜伏している可能性があるので、シノア隊、プラスその他2つほどチームを派遣する」
士方「すいませんグレン中佐。それと水練に何の関係が?」
グレン「最後まで聞け。ここいらの地下には台風などの災害用の大型貯水槽がある。中には多分たっぷりと水が詰まってるだろう」
シノア「逃走する必要が出たときに水の中を逃げる必要が出てくるかもしれないので、その為の訓練。……という訳ですね?」
グレン「そうだ」
優一郎「んなもん逃げないで皆殺しにすれば良いじゃねーかよ」
グレン「よし、バカにはペナルティ1だ」
優一郎「へ?」
グレン「ふん」ゲシッ
ドボン
優一郎「おわっぷ!?てめぇ!グレン何しやがる!」
グレン「協調性のないチームを危険に晒すような奴にはペナルティだ」
優一郎「いきなり突き落とすなよ!?」
グレン「知るかよ。ならちゃんとチームの事を考えて行動しろ」
優一郎「わかったよ!」
グレン「今回の水練と同時に地下の構造を頭に入れておけよ。迷子になって死んでも知らねーからな」
グレン「じゃあ着替えてこい」
士方「中佐、水着を忘れた場合は下着でもよろしいでしょうか」
グレン「却下だ。シノアからでも借りろ」
優一郎「ていうか、実戦を想定するなら服を着たままでいいだろ?」
グレン「まずは泳げるかを把握するためだ。ダメならなるべく泳ぐ可能性のないルートを選ぶ必要があるしな」
三葉「スク水だと……」ボソボソ
______________________
士方「スク水以外はねーのかよ」
シノア「ないです」
与一「僕は持ってきたんだけど……」
優一郎「なぁ与一」
与一「な、何かな優君」
優一郎「俺たち、仲間だよな?」
与一「う、うん」
優一郎「仲間は裏切らないよな?」
与一「そ、そうだね」
優一郎「お前もスク水着るよな?」
与一「え……」
士方「 着 る よ な ?」
与一「……はい」
___________________
士方「おい、これって……」
┏━━━━━┓
┃ し ほ う ┃
┗━━━━━┛
優一郎「既に折り込み積みかよ……」
与一「うわぁ……」
士方「お前らのもきっとこうなってるはずだぞ」
与一「……」チラッ
┏━━━━━━┓
┃ゆういちろう┃
┗━━━━━━┛
与一(僕の名前ですらない!)
優一郎「俺はっと……」
┏━━━━━━┓
┃ ゆ う た ん☆┃
┗━━━━━━┛
優一郎「」
士方「お前が一番酷いな優たん」
与一「あはは……」
優一郎「与一、お前の持ってる奴が俺のだろ?間違えるなよ」
士方「まごうことなくそれがお前のだよ」
与一「うん、そっちが優君のだね!」
優一郎「シノアァァァァァァ!!」
_____________________
「シノアァァァァァァ!!」
三葉「……おい、あいつらに何をした」
シノア「いえ、何にもしてませんよ」ニヤニヤ
三葉「お前がそういう顔してる時は録な事をしてないな」
シノア「えー、みっちゃん酷ーい」
三葉「寄るな!暑苦しい!」
シノア「だってー、みっちゃんの着替えが遅いからー、手伝おうかなーって」
三葉「こっちにくるな!着替えたならさっさと行け!」
シノア「はーい、お待ちしてますね?」
三葉「………」
バタン
三葉「シノアめ……」
┏━━━━━┓
┃みっちゃん┃
┗━━━━━┛
三葉「……パットを入れるか」
____________________
グレン「おせーよ!いつまで着替えてるつもりなんだよ……」
シノア「ドキドキ!男ばかりのお着替え大会!ポロリもあるよの真っ最中ですから」
グレン「まーた余計なことしてねーだろうな」
シノア「心外ですね。まるで私が余計なことをしているみたいじゃないですか」
グレン「みたいじゃなくてしてるだろ」
シノア「それはどうでしょう?」
ガチャ
優一郎「おい!着替えてきたぞ!」[ゆうたん]
士方「さっさと終わらせるぞ!」[しほう]
与一「あ、あははは」[ゆういちろう]
三葉「よし、ずれてないな」[みっちゃん]ボソッ
グレン「……シノア」
シノア「……なんでしょうか」
グレン「言うことはあるか」
シノア「グレン中佐の分はないですよ?」
グレン「いらねーよ」
_____________________
グレン「それじゃ今からお前らにはこの50mのプールでどれだけ泳げるかやってもらう」
優一郎「どれだけってことは、泳げなくなるまでやるのか」
グレン「正しくは泳げなくなって沈むまでだ」
優一郎「死んでるだろ!?」
グレン「沈んだら自力で戻れよ。簡単だろ?」
士方「無茶苦茶だ……」
三葉「今に始まったことじゃない」
グレン「グダクダうるせぇな。さっさとやれよ」
優一郎「よっしゃ!なら俺からやるか」
グレン「もうひとつレーンが空いてるだろ。……君月、お前が泳げ」
士方「俺ですか?」
グレン「そうだ。さっさとしろ」
士方「……」
優一郎「おい君月、泳げねーなら無理すんなよ」
士方「あ?出来るに決まってんだろ?」
優一郎「ならやれよ」
士方「言われなくてもやるわ。このバカが」
優一郎「あ?」
グレン「さっさとやれ!」ゲシッ
ドボドボン
優一郎「うえっぷ」
士方「ごぼっ」
グレン「はい、スタートな」
優一郎「行くぜ!」
士方「チッ、負けるか!」
与一「頑張れー」
三葉「おい優!抜かされてるぞ!」
シノア「頑張ってくださーい♪」
グレン「はぁ……速さを競うんじゃねーんだぞ」
シノア「そうなるように焚き付けたのグレン中佐じゃないですか」
グレン「ここまでバカだとは思わねーよ」
三葉「君月!気合いを入れろ!」
グレン「まったくめんどくせぇな」
シノア「保護者は大変ですね」
グレン「まったくだ」
シノア「頑張ってくださいねお父さん♪」
グレン「誰がお父さんだ。ぶっ飛ばすぞ」
シノア「この前家族の役割を話してたらやっぱり中佐がお父さんて事になりました」
グレン「てめぇらみたいな可愛いげのないうるさいガキは御免だ」
シノア「ちなみに君月さんは犬です」
グレン「猛犬かよ。鎖つけとけよ」
シノア「ああ見えて賢いですからね。優さんよりはチームワークに慣れて来てますよ」
グレン「どうだかね」
与一「頑張れー!」
優一郎「まだ、まだ、負け、ねぇぞ!」
士方「こっち、だって、負け、るか!」
グレン「泳ぎながら喧嘩するとか馬鹿の極みだな」
シノア「でも飽きませんよ」
グレン「鬱陶しいだけだろ」
シノア「相変わらずツンデレですね」
グレン「くだらねぇこと言ってるとその口を縫うぞ」
シノア「お断りしまーす♪」
与一「うわぁ!もう200越えたよ!」
三葉「中々やるな」
与一「二人とも頑張れー!」
…………………………………………
優一郎「はぁ、疲れた……」
士方「クソッ!もう少しだったのに……」
優一郎「へっ、残念だったな!」
士方「次は負けねーからな!」
優一郎「何時でも掛かってきな……」
シノア「優さんの記録521mですね。君月さんは、508m。……中佐」
グレン「よし、次は三葉に与一。入れ」
与一・三葉「はい!」
優一郎「与一、頑張れよ」
与一「う、うん!」
三葉「おい!私にはないのか、優!」
優一郎「なんだよ、応援して欲しいのか」
三葉「そんなわけあるか!」
優一郎「なら良いじゃねーかよ」
三葉「うぐっ」
シノア「ここは応援してあげてください」ボソッ
優一郎「あ?しょうがねぇな……。三葉!」
三葉「……なんだ」
優一郎「頑張れよ!」
三葉「!……フフ、当然だ!」
士方「取り敢えず、無理はすんなよ」
与一「だ、大丈夫!頑張るよ!」
三葉「そこで見ていろムチムチスク水め!」
士方「泳ぐ前に沈めてやろうか」
グレン「いいからさっさとやれ!」
優一郎「俺らがやってる時と比べたら遅いな」
グレン「お前らが馬鹿みたいに競争していただけだ」
シノア「文字通りバカですね」
士方「こいつと一緒にするな!」
優一郎「それはこっちの台詞だ!」
グレン「もうほっとけ」
与一(よし、まだまだ行けそうだぞ!……いまどのくらいかな?)
三葉(うぐっ、胸元の抵抗が大きいぞ……)
シノア「二人とも150を越えました。いいペースですね」
グレン「まずまずだな」
優一郎「おら、気合いいれろよー」
士方「面倒だから溺れんなよ」
三葉(ん?抵抗が減ったな!行けるぞ!)
シノア「みっちゃんのペースが上がりましたね」
優一郎「三葉、いい調子だぞ!」
…………………………………………………
シノア「みっちゃんは421m。与一さんは330mですね」
グレン「よし、上がれ」
与一「げほっげほっ」
優一郎「おい、無理すんなって言ったろ」
与一「えへへへ、ごめん」
士方「取り敢えず休め」
三葉「どうだ見たか優!私の華麗な記録を!」
コメント一覧
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- 2015年05月28日 17:33
- 今日で何回与一で捗ってるか自分でもわからなくなりそう……
ありがとうございます!!
-
- 2015年05月28日 17:37
- 何このゴリ押し
管理人終わセラにでもハマったのか?
まあ、とりあえず与一かわry
-
- 2015年05月28日 17:39
- 男がスク水なんてきたら形がくっきり浮き出て非常に不味いと思うんですが
-
- 2015年05月28日 17:46
- ひとつとして参考画像がない無能さ
-
- 2015年05月28日 18:06
- 海パンにでっかく名前書くのは恥ずかしいよな(現実逃避
-
- 2015年05月28日 19:54
- 乱立うぜえ
-
- 2015年05月28日 20:04
- まぁ管理人が暖めてたんだろうけど、こうまとめて出されると読むのメンドイしコメントも別に最後でいいやとなる。
-
- 2015年05月28日 20:12
- 三葉胸デカいでしょ
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