茨城県公立中学校教師らが、山中で行方不明となった障害を持つ女子生徒

を捜索せず、放置していたことが明らかとなりました。

画像:【茨城県結城市立中学校】
茨城県結城市立中学校
http://www.portal.city.yuki.ibaraki.jp/page/page000014.html

28日、読売新聞が報じたもの。

茨城県結城市立中学校の教師と生徒ら約200人は同日の朝、福島県西郷村の赤面山(あかづらやま

標高1701メートル)にある村へ、宿泊学習のために訪問。

画像:【赤面山】
赤面山
https://twitter.com/mr_tooru/status/353347784507809792

山頂で昼食を取り、下山をしている最中の午後3時45分ごろ、特別支援学級2年の女子生徒(13才)が

はぐれて、行方不明に。

宿泊先に戻った教師らは女子生徒が行方不明になっていることに気づかず、別の生徒から知らされて、

初めて知りましたが、所在を確認せず、放置

そのまま、夕食を取った後、また別の生徒から知らされ、午後7時45分ごろ、ようやく警察に通報。

行方不明だった女子生徒は午後9時ごろに発見されました。

また学校の公式サイトでは、行方不明の女子生徒がいたにもかかわらず、一時、

「全員無事下山」

などと書いた内容を、夕食の写真と共に掲載していました。 (※ 現在は削除済み)

同校の校長は

「心配をかけて申し訳ない。教師の引率態勢を見直す」

と話しています。

山中で5時間以上もの間、障害を持つ生徒を放置しているとは本当に考えられない対応ですね。

教師が、なぜ最初の報告で行方不明になった生徒を探しに行かず、夕食を取ったのかも謎ですし、

所在確認もしないまま、「全員無事」とサイトに掲載するのもいい加減です。

もしケガなどのさらなるトラブルに発展していたらどうなっていたのでしょうか・・

学校側も謝罪だけで誰も責任を取ろうとしていないようにも見えます。