鹿児島県口永良部島(くちのえらぶじま)で大噴火が発生しています。

画像:【口永良部島の噴火】
口永良部島の噴火
NHK

29日の午前9時59分、爆発的な噴火が発生。

噴火当時
https://twitter.com/TAKUYAbluewhale/status/604099629492273153

噴煙は火口から9000メートルの高さまで上り、周囲には大小の石が飛散。

噴煙
https://twitter.com/tv_asahi_news/status/604101116683407361

火砕流(火山現象で生じる土砂移動現象)が新岳の南西から北西に向けて噴出し、海岸まで達したこと

が確認されたとのこと。

なお、口永良部島では昨年8月にも噴火が確認され、火砕流の通り道付近は立ち入り禁止区域となって

います。

気象庁は口永良部島の「噴火警報」レベルを”5”とし、住民に緊急避難するよう、呼びかけています。

火砕流の範囲
https://twitter.com/ui_nyan/status/604099909998923776

現在78世帯113人が住んでいる口永良部島は、昭和8年~9年にも断続的な噴火が発生し、住民8人

が死亡する被害も起きています。

現地には近隣の県警やヘリコプターなども駆けつけ、情報把握にもつとめていますが、午前10時半時点

で島の高台にある避難小屋に住民が向かっているとのことです。

画像:【普段の口永良部島】
普段の口永良部島
https://twitter.com/churateada/status/596069377092399104

島には小中学校、郵便局、生協の出張所、宿泊施設や温泉、町営牧場などがあり、近くの屋久島、種子

島との間に1日各1便のフェリー便が出ています。

地図
https://twitter.com/bilderberg54/status/604113232123404290

<続報>
その後、住民は全員避難しました。

しかし、火口から北西におよそ2キロ離れた向江浜地区で犬と散歩をしていた男性(72才)が、火砕流に

伴う熱風を浴び、顔や手に軽いヤケドを負い、屋久島の病院に入院して、治療を受けています。

なお、男性は病院にたどり着いた当時、顔が火山灰で真っ黒だったと伝えられています。

動画:【口永良部島で大噴火】
動画:【普段の口永良部島の様子】

最近、本当に噴火が多いですね・・

何かの前兆でしょうか・・