5月28日には発売された「スプラトゥーン」。
僕も発売日からこっち、ず~っとやりまくっております。
いやぁ、本当に楽しいw。
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まあ、感想に関しては「完成披露試射会」の際に結構書いてしまったが、
製品版との違いや、実際にやり続けた結果見えてきた部分を
中心に色々書いてみようと思います。
◆自分の色に塗りつぶす「ナワバリバトル」
撃ち合いだけじゃないシューター!スプラトゥーンは、所謂TPS(サードパーソンシューター)というジャンルであり、
この手のゲームは「相手を倒す」ことを
メインに据えたゲームデザインになっております。
しかし、スプラトゥーンはこの点から全く違い、
「自分のインクの色に塗った面積で勝敗が決まる」というルールになっています。
そのため、照準をうまく定められない人や、
倒し倒されのやりとりが苦手な人でも、チームに貢献することが可能。
むしろ、後ろのほうで隅々まで塗り塗りしているプレイヤーのほうが、
高得点だったりすることも。
この点が本当に革新的で、
初心者であっても、シューターに触れたことが無い人でも、
楽しく参加することが出来る。
トリガーハッピー状態でも、地面が塗られていれば、
チームの勝利に貢献で着ているわけですからね。
もちろん、相手を打ち負かして戦線を上げることが重要な場面もあるし、
撃ち合いでやられてしまった結果、
一転攻勢をかけられてしまうこともあるため、
決して撃ち合いに価値が無いわけではありません。
ただシューターでよく嫌われている「芋スナ」の類は、
ナワバリバトルでは貢献しづらい印象。
高台に陣取って撃ちまくっても、塗れる範囲が限られるので、
ナワバリを広げる点では不利になるし、
チャージャー系ブキは使い慣れるのが大変。(個人の感想です)
スナイパーも、スプラトゥーンらしい
立ち回りをしなければならないので、
必然的に芋砂は少なめになる感じです。
また負けてしまっても、全体のデザインのおかげか、
あまり不愉快な気持ちにならない。
ここ、結構重要だと思うw。
「自分の色に塗る」ことが目的なので、撃ち負けまくったとしても、
最後に塗った面積が多ければ勝ちですからね。
ステージの構成もよく考えられているし、
「ナワバリバトル」は、本作の肝の部分ですが、
「塗る」というアイデアをうまくまとめ上げていると、
プレイするたびに感心します。
操作もジャイロを切って、よくあるTPS仕様に出来るし、
ステージは、「さんぽ」という項目で見て回ることが可能なので、
初めて挑戦するステージは下見してみよう。
◆自分のスタイルにあったギアの組み合わせを見つけよう試射会版では出来なかった「ギア」の選択。
これも重要な要素のひとつですね。
アタマ、 フク、クツを自分の好きなように組み合わせることが可能。
「ギア」には特殊な力「ギアパワー」があり、
身に着けたギアによって、プレイヤーの能力が上昇します。
例えば「インクの消費量が減る」「イカの時、移動速度が上がる」
「攻撃力が上がる」「防御力が上がる」などなど。これらの能力は、最初から付いているもの以外に、
バトルをすることで経験値が溜まり、
一定数まで到達すると開放されるものもあります。
最初は何をどう組み合わせていいか、
よくわからないかもしれませんが、
基本は、自分がよく使うブキに合いそうな能力が付いた
ギアを選んでおくのがいいかと思います。
前線で戦うシューターを良く使うなら、
「インク消費量が減る」などがいいかもですね。
広場には他のプレイヤーがウロウロしています。
彼らをチェックすることでも、ギアの組み合わせの参考になるかも。
また、身に着けているギアを購入することも可能。
路地にいるダウニーに注文することになるが、
1日1回、注文した翌日に届くシステムになっている。
ブキに関しては、ランクが上がると新しいブキが開放されていく。
ただ、高いランクじゃないと手に入れることができないブキが強いかというと、
そうでもなく、ランクが高くても「わかばシューター」使いの人も見かけます。
ブキの種類は割と豊富、また性能も同じ傾倒でもけっこう変わってくる。
またブキセットの構成も変わるため、
選んだ武器で戦い方もガラッと変わる。
一概に強ブキといえるようなものがないのもいいですね。
装備に関しては、自分にあうブキをみつけ、
ギアでそれを補完するといった感じかな。
ギアやブキの開放には、ランク4以上になる必要がありますが、
何回か戦って、ルールがしっかりわかったころには
開放されているはず。
「わかばシューター」自体使いやすいし、
がんばって4までランクアップしてください。
◆オフライン「ヒーローモード」は、パズルのようなゲームモードメインはオンラインのスプラトゥーンですが、
オフラインモードもあります。
それが「ヒーローモード」。
広場の端にいるアタリメ司令のいるマンホールから
タコツボバレーにいくと、
敵のタコ軍団「オクタリアン」に奪われた「デンキナマズ」を
救い出すというストーリーが展開します。内容は、各ステージをクリアしていく感じだけど、
そのステージはパズル的な要素が多く、アタマを使う場面が多い。
ただ難易度は簡単。
むしろ、ステージを発見するために、
エリア中を探し回るほうが大変だったw。
こんなところにあったのかとw。
もちろんタコ娘との戦いもあります。
意外と苦戦することうけあいw。
また、やりこみ要素として「ミステリーファイル」があり、
各ステージに一つずつ隠されている。
これらを見つけ出せば、世界の謎に迫れるかもしれない?
それぞれのエリアにはボスも待ち構えており、
どうやって倒すか見つけ出してうまく撃破しよう。
個性があってなかなか面白いですよ。
ただし、ボリュームそのものは余り無いです。
このあたりに期待している人は肩透かしをくらうかもしれませんね。
まあステージが少ないと思う人は、amiiboでお題が増やせます。
もうひとつのオフラインモード「バトルドージョー」は、
友達がいないので試してません。
まあ、メインはオンラインだから。
ヒーローモードのクリアは、オンラインで使える武器やギアの
開放条件でもあるので、一度はクリアしたほうがいいですよ。
◆気になった部分、通信が不安定なときがある、
モードは最初からもっと選べても良かった等。ゲーム全体はおもしろいんだけど、
不満点もいくつか見えてきました。
そのひとつが不安定な通信状況が発生すること。
たまに通信エラーが発生する。
また、なかなかマッチングしないときに、
途中で抜けることが出来ないのも残念。
また、「ガチマッチ」がすぐに遊べない仕様なのは、
発売前から分かっていたことではあるものの、
ここは最初から選べても良かった。
今後開放されるけど、それまではナワバリバトルのみですからね。
プレイしていると、ランク10に到達したユーザーも多く見かけます。
開放は割と早いかもしれない。
また、ステージ数が5つというのも少ない。
しかも、4時間ごとに2ステージランダムで変わる仕様なので、
自由にステージ選択できない。
「ハコフグ倉庫」で遊びたい場合に、
それを選択できないのは不満。
ステージはよくできているんだけど、
もっとギミックがあってもよかった。
ヒーローモードでは、色々あって華やかだっただが、
対戦用ステージではそういうものはないです。
この辺もアプデで追加されるステージに期待ですね。
ヒーローモードはボリューム不足。
またボイスチャットは、暴言などに悩まされないように、
あえて入れなかったものだそうですが、
好みが分かれるところかも。
僕は無くてもいいが、
欲しいって人はいるはず。
◆スプラトゥーン、任天堂の新しい顔になれるかも?「スプラトゥーン」は発売前から、そのインパクトで注目を集めた一作。
2014年のE3から僕も注目していましたが、
いざ発売され、実際ゲームをプレイした感じでは、
いくつかの不満点があるものの、
ゲーム部分は丁寧に作ってあります。
一作目であるにも拘らず、
土台は完全に完成している。
スプラトゥーンは、今までシューターをプレイしてこなかった人や、
苦手で避けてきた人であっても気軽にプレイ出来るし、
ジャンルになれている人なら、
本作特有のルールで、新鮮な気持ちを味わうことが出来るはず。
本作「スプラトゥーン」は現状のTPSに対して、
任天堂なりの答えを出した作品だと感じました。
なんとなくTPSは「難しそう」「おっさんくさそう」「グロイ」
「マナー悪い」などのマイナスイメージあったが、
スプラトゥーンはそれらを「インクを塗る」
というアイデアで解決した作品なのではないかと。
おかげで、普段あまりシューターをプレイしない人でも、
「これなら楽しめそう」と興味を持ち、実際に購入したり
イカ達のデザインに心奪われた人も続出していましたね。
一部では「過剰に持ち上げられすぎ」「ステマ?」
「普段TPSやらない人たちが持ち上げているんだろう」
などと言われていたようだが、
持ち上げすぎな人も確かにいたかもしれんが、
期待にこたえられるだけの器を持った作品で
あるのは間違いないところ。
またライトユーザーの興味を引くことが出来ている点は、
少なくともゲーム業界関係者は、
多少真面目に考えたほうがいいかもしれんぞw。
僕はずっとやりまくって、
ついにランク14に到達しました。
上限は20のようなので、
結構がんばったなぁと思ったが、すでに20に到達したユーザーをみかけて、
どんだけやっているんだと、驚いたものですw。
他にもMiiverseの投稿が妙に面白かったり、
シオカラーズをみていたら振り返ってくれたりと、
細かい部分だけど面白いですよね。
WiiU「スプラトゥーン」は、
新しい任天堂の顔になれるかもしれない、
そういうパワーを感じる作品に仕上がっておりました。
カジュアルなゲームデザインと、
奥の深さを持った作品だと断言できますね。
もちろん不満部分もあ
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