滋賀県で重さ700キロもの凧(たこ)が落下し、観客らが大ケガをする事故が
起こりました。
画像:【大凧】
https://twitter.com/watan_shiga/status/603437966871035904
31日の午後0時35分ごろ、滋賀県東近江市の「ふれあい運動公園」で開かれていた「東近江大凧
(おおだこ)まつり」で、縦13メートル、横12メートルの100畳分、重さ約700キロの大凧が落下。
そのまま、観客席に突っ込み、男性3人(78才と79才と62才)と男児(7才)の計4人がケガを負い、病
院に運ばれましたが、うち大人2人は重傷とのこと。
https://twitter.com/iza_edit/status/604910303021658113
事故当時、東近江市では気象庁より、強風注意報が出ていました。
会場で警備にあたっていた東近江市の職員は
「職員やボランティアなど25人で警備にあたっていた。
たこは、揚がっている間に予想外の動きをして、客のいる方向にに来た。
見物客には危ないので移動するよう呼びかけたが、急にたこが落ちてきて間に合わなかった。
何年も祭りに参加しているが、このような事故は初めてだ」
東近江市の小椋正清市長は
「たこは5分余り飛んで突然揚力がなくなって落下し、予想をはるかに超える方向に飛んで規制線を越えてしまった。
風の強さなど規制の基準などはなく、経験に基づいて実施していた。
安全対策を尽くしてきたが、重大な事故が現実に起こった以上、不十分だったと言える。
けがをされた方や、来場された方に大変申し訳ない」
(引用元:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150531/k10010098311000.html)
と話しています。
「東近江大凧まつり」は、地元で300年以上続く伝統行事で、毎年多くの観光客が訪れる一大イベントと
なっています。
動画:【700キロの大だこ落下】
事故後、市長は「安全対策は尽くした」と釈明していますが、本当に万全だったのでしょうか・・