The Vergeは29日(現地時間)、「Windows 10」が7月29日に正式リリースを迎える見込みであると報じています。
既にWindows 10の提供開始が7月中を計画していることは、米AMDのCEOリサ・スー氏によってその可能性が示唆されていました(過去記事)。そして、今回The Vergeが入手した情報によると、現在マイクロソフトは7月中のリリース開始に向けて順調に計画を進行させており、7月29日が現時点での有力な候補日とのことです。
また、Windows 10のコーディング作業は6月中に完了される見通しとも伝えられているほか、数日前には、ロシア在住の情報通であるWzor氏によっても「RTM版」のWindows 10が7月に登場する可能性が指摘されています。
今回の情報が事実ならば非常に喜ばしい限りですが、と同時に残り1ヶ月程の開発期間でどこまでソフトウェアとしての完成度を高めることができるのかも気になるところです。
公式の場で「Windows 10」のリリース時期について口を滑らせたリサ・スー氏
既に最近のWindows 10のテクニカルプレビュー版においては、新機能の追加よりも、実装済みの機能に絞って完成度を高める方向に重きが置かれている点を見る限りでは、ひとまずは期待しておいても良いのかもしれません。
また、いくつかの機能は追加のアップデートにより実装されていくことが公式に明言されている点も、”OSとしての安定性・完成度” を重視しているように思われて、好印象を覚えます。
ともあれ、今はマイクロソフトの今後の動向に要注目です。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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