転載元:弟子「ぼくの師匠の奥さんはサキュバスだった」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:21:08 ID:2K3ZWLUM

<道場>

師匠「さぁ、打ち込んでこい!」

弟子「いきますっ!」

弟子「だあっ! でやぁっ! ──どりゃあっ!」

バシッ! ベシッ! ドゴッ!

師匠「……まあ今日はこんなもんか。メシにしよう」

弟子「ありがとうございました!」

師匠(う〜ん、このところいまいち拳がノッていないな)





2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:22:09 ID:2K3ZWLUM

<居間>

妻「みんな、ご飯よ〜」

師匠「おっ、今日もうまそうだな!」

師匠「遠慮せず、モリモリ食えよ! 育ち盛りなんだからな!」

弟子「はいっ!」

師匠「お前もな!」

娘「……あたしはそんなに入らないよ」

妻「おかわりはたっぷりあるわよ〜」




3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:23:15 ID:2K3ZWLUM

師匠「ふぁ〜」

師匠「……そろそろ寝るとするか」

弟子「はいっ!」

師匠「ところでお前、このところちゃんと眠れてんのか?」

弟子「……え」

弟子「も、もちろん! バッチリです!」

師匠「ふうん、ならいいけど」

師匠「じゃ、おやすみ……」

弟子「おやすみなさい!」




4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:24:40 ID:2K3ZWLUM

<弟子の部屋>

弟子「う〜ん……」ゴロン…

弟子(なんだろう、なんでだろう)

弟子(なんだか、気分がたかぶって、全然眠れないや……)ゴロン…

弟子(このところずっとそうだ……おかげで稽古にも身が入らない……)

弟子(どうしちゃったんだろう、ぼく……)




5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:25:55 ID:2K3ZWLUM

弟子(布団に入って、もう一時間は経つのに……)

弟子(全然眠れない……)

弟子(まずいな……このままじゃ徹夜することに──)



ゴソ……



弟子(──ん? 物音?)

弟子(風の音? いや、それにしてはやけに──)

弟子(どうせ眠れないし、ちょっと調べに行こうかな……)モゾ…




6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:27:14 ID:2K3ZWLUM

ガサ…… ゴソ……



弟子(音は奥さんの部屋から聞こえる……)

弟子(いつもなら、ご夫婦は寝室で一緒に寝てるはずなのに……)

弟子(中から声もする……?)

弟子(気になる……)

弟子(盗み聞きするのは悪い気がするけど、ちょっとだけ……)ソッ…




7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:28:46 ID:2K3ZWLUM

<妻の部屋>

妻「長かったわぁ〜」

妻「今夜であの人との生活も終わり……」

妻「あの人からなにもかも吸い取って、奪い取って」

妻「私はまた、次の獲物を探す……」

妻「うふふふっ……」




8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:30:00 ID:2K3ZWLUM

弟子「…………」

弟子(なんだ? 奥さんはなにをいってるんだ!?)

弟子「!」ギシッ…

弟子(しまった!!!)



ギィィ……

弟子「!」ビクッ

妻「あら……弟子君じゃない」

妻「聞いちゃったのね? ……今の」




9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:30:51 ID:2K3ZWLUM

妻「ま、どうせ今日でこの家を去るし……」

妻「正体を明かしちゃってもいいかな」シュゥゥ…

弟子(正体って……!?)

シュゥゥゥ……

サキュバス「うふふ……これが私の正体よ」

弟子「あ、あああ……ああ……」




10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:31:59 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「どう、驚いた?」

弟子「たしかに驚きました」

弟子「……でも、一番驚いたのはあなたの正体ではありません」

サキュバス「ふうん。じゃあ、どこ?」

弟子「さっき、あなたは師匠からなにもかも吸い取るっていってましたよね」

弟子「あれはどういう意味です?」

サキュバス「どういう意味って、そのまんまの意味よ?」

サキュバス「あの人の心も体も虜にして、最後には命も奪い取るってこと」

弟子「な……!」




11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:33:33 ID:2K3ZWLUM

弟子「や、やめて下さい! そんなこと!」

弟子「師匠は……あなたを愛しているんですよ!?」

サキュバス「そりゃそうよ。だってそうなるように誘惑したんだもん」

サキュバス「で、やっと食べ頃になってくれたってわけ」クスッ…

サキュバス「私を深く愛してくれた魂の方が、より美味しいものなのよ」

弟子「そ、そんな……」




12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:35:04 ID:2K3ZWLUM

弟子「させない! そんなこと絶対に!」

サキュバス「ふふ、じゃあどうするの?」

弟子「ここで、ぼくがあなたを倒す!」サッ

サキュバス「あなたのような子供が? 私を? ふふっ、できると思──」

ヒュッ

サキュバス(消えた!?)




13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:36:16 ID:2K3ZWLUM

──ピタッ!

サキュバス(顎への拳の寸止め……! 反応できなかった……!)

弟子「降参して下さい……次は当てます!」

サキュバス「ふふ、やさしいのね」

サキュバス「師匠の妻は殴れなかった? それとも女だから殴れなかった?」

弟子「どっちもちがいます!」

弟子「あなたは……本当はいい人だって、ぼくは信じているから……」




14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:37:30 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「ありがと」クスッ

サキュバス「だけど、今のスキに『結界』をはらせてもらったわ」

サキュバス「もうあなたは逃げられないし、助けも呼べない……」

弟子「結界……!?」

弟子「だあっ!」ブオッ

サキュバス「ふふ……」

弟子「あ、あれ!? すり抜けた!?」




15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:39:17 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「いったでしょ? 結界をはったって」

サキュバス「もうあなたは私の術中にはまってしまったの」

サキュバス「たとえるなら、今やあなたは私の舌の上にいるようなものなの」

サキュバス「もう飲み込まれるしかない……。万が一にも勝ち目はないわ……」

弟子「…………!」

弟子「ウ、ウソだ! 信じない!」

弟子「ぼくはあなたを倒して……師匠を助けてみせる!」

サキュバス「…………」クスッ




16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:41:21 ID:2K3ZWLUM

弟子「でやああああっ!」ブオッ

弟子「だああああっ!」ヒュッ

弟子「どおりゃあっ!」ブンッ

弟子「ハァ……ハァ……!」

弟子「あ、当たらない……!」

サキュバス「あら、心拍数がどんどん上がってるわね。どくん、どくん、どくん」

サキュバス「怯えてるのがよく分かるわ……」クスッ

弟子「あ……あ……」ドクッドクッ




17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:42:43 ID:2K3ZWLUM

弟子「う……うあ……」ドクッドクッ

サキュバス「それじゃ……そろそろ私の番ね」スッ… バチバチッ

弟子「!」バチバチッ

弟子(か、体が動かない……!)

サキュバス「さ、これでもう指先一つ動かせないわよ」

サキュバス「目的を知られちゃったし、まずあなたから始末させてもらうわね」

弟子「あ、ああ……!」




18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:45:21 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「どれどれ……」モミモミ…

弟子「わぁっ!? な、なに、するんです……!?」

サキュバス「見た目は細いけど、筋肉は程よくついてるわ」モミモミ…

サキュバス「よく稽古してるのね……」モミモミ…

弟子「や、やめて下さい!」

サキュバス「やめてあげない」モミモミ…

弟子(奥さんはよく、ぼくや師匠をマッサージしてくれるけど)

弟子(こんな風に体さわられるなんて初めてだ……!)




19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:46:23 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「でも、子供特有の柔らかさや幼さもまだまだ残ってるわね」

サキュバス「さわっててとっても気持ちいいもの」モミモミ…

弟子(ど、どうしたんだろ、ぼく……!?)

弟子(な、なんだか……下半身がとっても熱い……!)

サキュバス「!」

サキュバス「あらあら」クスッ




20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:47:52 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「どうしたの? 体をあちこち揉まれて気持ちよかった?」モミモミ…

弟子「ち、ちが──」

サキュバス「でも……体はすっかりほぐれちゃったみたいだけど」モミモミ…

サキュバス「緊張で硬くなってた筋肉がずいぶん柔らかくなったもの」モミモミ…

弟子「あうう……」

サキュバス「それに──」




21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:49:40 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「そこ」

サキュバス「ずいぶんおっきくなったわね」

サキュバス「ズボンの上からでも分かるくらい」クスッ

弟子「!」ハッ

弟子「こ、これは……!」ムクムク…

弟子(どうしたんだ、ぼく!? どうしてこんなことに……!)ムクムク…




22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:51:13 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「せっかくおっきくなったから、ちょっとさわってみるわね」

弟子「!」

弟子「や、やめて! やめて下さい! お、お願いしますっ!」

サキュバス「ダ〜メ」

サキュバス「ズボンの上から……ちょっと撫でてあげるね」ナデナデ…

弟子「ああっ……! ああああっ……!」




23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:52:31 ID:2K3ZWLUM

弟子(なに!? なんなの!?)

弟子(撫でられるたびに……どんどん太もものあたりが熱くなる!)

弟子(こんなの、初めてだ……!)

弟子(ぼく、どうしちゃったの……!?)

サキュバス「いい子、いい子、もっとおっきくなりなさい……」ナデナデ…

弟子「ああっ……! あっ、あっ、あっ……!」




24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:53:57 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「ホントはズボン脱がしてあげたいけど──」ナデナデ…

サキュバス「ま、このままでいっか」ナデナデ…

弟子「あああ……ああああ……!」

サキュバス「ほ〜ら」ナデ…

弟子「!」ビクンッ

弟子「うあっ!!!」ビュルルルルッ

弟子「あああっ! ああっ! ──あああああっ!」ビュルッビュルッビュルルッ




25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:55:55 ID:2K3ZWLUM

弟子「うぁあっ!」ビュルルッ

弟子「あああっ!」ビュルルルッ

弟子「あっ……あっ……あっ……」ビュクン…ビュクン…

弟子「ハァ……ハァ……」ジワ…

サキュバス「よしよし、よく頑張った」

サキュバス「どう? 気持ちよかった?」

弟子「は、はい……すごく……」

弟子「──あ、いえっ!」

サキュバス「ふふっ」




26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:57:23 ID:2K3ZWLUM

サキュバス「あら、もうこんな時間。そろそろおやすみしないと」

サキュバス「明日もまた、修行があるんだからね」

弟子「は、はい」

弟子「──ん? あれ? あなたは師匠のお命を奪うって……」

サキュバス「そんなわけないでしょ?」

サキュバス「だって……私はあの人を愛しているもの」




27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 13:59:36 ID:2K3ZWLUM

弟子「そうですか……よかった……」ホッ…

サキュバス(今のを聞いたとたん、弟子君の心拍数が落ちついた……)

サキュバス「あの人のために、ホッとしてくれたのね」

サキュバス「ありがとう」

弟子「いえ……」ウト…

サキュバス「あらあら、出したら眠くなっちゃったみたい」

サキュバス「それじゃ、私の胸の中でおやすみ……」ギュ…

弟子「は、い……」ウトウト…

弟子「すぅ……すぅ……」

……

……

……




28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:00:40 ID:2K3ZWLUM

翌朝──

<弟子の部屋>

弟子「…………」

妻「おはよう、弟子君」

弟子「は、はいっ! おはようございます!」

妻「朝ご飯できてるから、準備ができたら食べにいらっしゃいね」

弟子「はいっ!」

弟子(夢……だったのかな……?)

弟子(夢……だったんだろうな……)




29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:02:12 ID:2K3ZWLUM

弟子(でも──)チラッ

弟子(ぼくのズボンとパンツ、昨日寝た時はいてたのとちがうんだよな)

弟子(新しくなってる……)

弟子「…………」

弟子(ま、いっか!)

弟子(いいじゃないか! 夢でも現実でも!)




30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:03:31 ID:2K3ZWLUM

<道場>

弟子「だっ! でいっ! やあっ!」

バチィッ! ドッ! ドカッ!

師匠「──よし、いいぞ! 昨日までよりずっといい!」

師匠「今日はずいぶん調子がいいな!」

師匠「なんというか、一皮むけたような感じだぞ!」

弟子「ありがとうございます!」




31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:05:06 ID:2K3ZWLUM

<居間>

妻「さ、いっぱい食べてね!」

師匠「おうよ! もちろんだとも!」

娘「だから多いって」

弟子「…………」ジッ…

妻「あら、弟子君? 私なんか見つめてどうしたの?」

弟子「い、いえっ! なんでもないんです!」

弟子(聞くのは……やっぱりやめておこう)




32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:07:12 ID:2K3ZWLUM

<弟子の部屋>

弟子「よし……今日は稽古に集中できたぞ」

弟子「師匠にも褒められたし……大満足だ」

弟子(それに、昨日みたいな落ちつかない気分がなくなった)

弟子(なんでだろ……あの夢のせいなのかな……?)




33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:09:16 ID:2K3ZWLUM

<夫婦の寝室>

師匠「──ありがとな」

師匠「おかげで今日のアイツは、スッキリした表情になってた」

師匠「これからはもう、大丈夫だろう」

妻「お安い御用よ」

妻「久々にあの姿に戻って、楽しめたしね」




34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:11:25 ID:2K3ZWLUM

妻「しかし、あなたも回りくどいことするのね」

妻「あんなどこかの怪談話みたいなシチュエーションでリフレッシュさせようだなんて」

師匠「そりゃなぁ」

師匠「俺の口から、お前溜まってるんだろうから抜けよ、とはいいにくいし」

師匠「人間状態でのお前にさせるのは、さすがに夫として気が引ける」

師匠「だから……サキュバス化したお前にやらせるしかなかったんだよ」

師匠「夢の中での出来事ってことにしてな」

師匠「まったく、アイツも手間がかかる奴だ」




35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:14:49 ID:2K3ZWLUM

妻「でも彼、すっごくしっかりしてたわよ?」

師匠「え?」

妻「私に追い詰められても、あなたに習った構えは決して崩れなかったもの」

妻「あの子、きっと強くなるわ」

師匠「おいおい、まさか惚れちまったんじゃないだろうな」

妻「ふふっ、どうかしら?」

師匠「や、やめてくれよ。弟子に寝取られるとか笑えないぞ」

妻「冗談よ、冗談」クスッ




36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:18:08 ID:2K3ZWLUM

妻「それに……あの子がいるしね」

師匠「あの子?」

妻「あの子……人間状態での私と、あなたの子だから、種族的には人間だけれど」

妻「サキュバスとしての血もきちんと受け継いでるからね」

妻「そろそろ……我慢できなくなる頃じゃないかしら」

師匠「あ……」




37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:19:37 ID:2K3ZWLUM

<弟子の部屋>

弟子「ん? 外に気配……?」

コソッ……

娘「こんばんは」

弟子「あ……こんばんは。どうしたの、こんな時間に?」

娘「あたし、もう我慢できなくなっちゃって」

弟子「え……?」

弟子(なんだろ……昨日夢に出てきた奥さん、いやそれ以上の色気を感じる……!)




38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 14:21:30 ID:2K3ZWLUM

娘「あたし、昔からずっとあなたのこと好きだったの」

娘「今までは抑えてたけど、なんだかどうにもならなくなっちゃって」

娘「今夜は……たっぷり楽しみましょ」モゾッ…

弟子「あ……あ……」

弟子(師匠……今日ぼくはまた一皮どころか二皮くらいむけちゃいそうです……!)






おわり




39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 15:22:37 ID:24ixjhUg


サクッとしてていいな




40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/31(日) 15:45:00 ID:h7dkIMNc


この道場に通いたい




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 弟子「ぼくの師匠の奥さんはサキュバスだった」
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