sohota_ss


幽霊「私は…あなたを好きになりました」



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3:SS速報:2009/11/28(土) 22:10:24.11 ID:Y5TZ/XFFO


ワイワイ

男(……つまんねぇテレビ。もう寝よかな)

プルルル………。

男(ん?電話?誰だよこんな時間に)

ピッ

男「はい」

幽霊「私メリーさん。今からあなたのそばにいくね」

ブツッ

ツーツーツー…………。

男「……まじかよ」


5:SS速報:2009/11/28(土) 22:12:58.06 ID:sIxJ0MIy0


男「……まじかよ」

ツーツーツー…………。

ブツッ

幽霊「私メリーさん。今からあなたのそばにいくね」

男「はい」

ピッ

男(ん?電話?誰だよこんな時間に)

プルルル………。

男(……つまんねぇテレビ。もう寝よかな)

ワイワイ


6:SS速報:2009/11/28(土) 22:16:18.90 ID:Y5TZ/XFFO


男(え?何?メリーさん…?まじかよ……こんな夜遅くになんで……)

プルルル………

男(またきた……)

ピッ

男「は、はい……も、もしも……」

幽霊「着いたよ……」

男「ひぃいいい!?」

幽霊「ふふふ……。もうあなたの家の前までいるの。
これからあなたの隣に行くから心して待って……」

男「く、来るな!!お、俺はお前に恨まれる覚えなんてこれっぽっちも……!!」

ガチャガチャ!!

男「………ッ!!!」

幽霊「ふふふ……。もう逃げられないから……」

男「うわああああ!!!」

ガチャガチャ!!


7:SS速報:2009/11/28(土) 22:19:16.91 ID:sIxJ0MIy0


ガチャガチャ!!

男「うわああああ!!!」

幽霊「ふふふ……。もう逃げられないから……」

男「………ッ!!!」

ガチャガチャ!!

男「く、来るな!!お、俺はお前に恨まれる覚えなんてこれっぽっちも……!!」

幽霊「ふふふ……。もうあなたの家の前までいるの。
これからあなたの隣に行くから心して待って……」

男「ひぃいいい!?」

幽霊「着いたよ……」

男「は、はい……も、もしも……」

ピッ

男(またきた……)

プルルル………

男(え?何?メリーさん…?まじかよ……こんな夜遅くになんで……)





8:SS速報:2009/11/28(土) 22:22:42.77 ID:Y5TZ/XFFO


10分後

ガチャガチャ!!!

男(い…いつまで開けようとして……)

プルルル……

ピッ

男「も、もしもし……」

幽霊「あ…あんたのドア……めちゃくちゃ硬いんだけど……ぜ、全然開けられな……」ゼーゼー

男「そりゃ…鍵してますし…」

幽霊「ば、バカじゃないの……こ…これじゃあ行こうにも行けないじゃない……」ハァ…ハァ…

男「幽霊なら通り抜けるんじゃあ………」

幽霊「誰がそんなこと決めたのよ!い……いいから…ここ……早く…開けて……」

男(……変わった幽霊だな)


9:SS速報:2009/11/28(土) 22:24:38.84 ID:sIxJ0MIy0


男(……変わった幽霊だな)

幽霊「誰がそんなこと決めたのよ!い……いいから…ここ……早く…開けて……」

男「幽霊なら通り抜けるんじゃあ………」

幽霊「ば、バカじゃないの……こ…これじゃあ行こうにも行けないじゃない……」ハァ…ハァ…

男「そりゃ…鍵してますし…」

幽霊「あ…あんたのドア……めちゃくちゃ硬いんだけど……ぜ、全然開けられな……」ゼーゼー

男「も、もしもし……」

ピッ

プルルル……

男(い…いつまで開けようとして……)

ガチャガチャ!!!

10分後


10:SS速報:2009/11/28(土) 22:28:58.21 ID:Y5TZ/XFFO


男(一応……どんな幽霊か見てみるか)

ノゾキ穴

ソー………

男(え……めちゃめちゃ可愛……)

プルルル……

ピッ

幽霊「お……お願いだから……早く開けて……。も…もう限界……」

男「…力弱いんだね」←慣れた

幽霊「い…いいから早く開けてよ……。これじゃあいつまで経っても隣に行けないから……」

男(どうしよう…。見たところ普通の女の子だし…全然怖くないし、可愛いし…。
夜中だから寒いだろうし……)

ガチャ

幽霊「ほぇっ?」

男「ったく…結局こうなるんだな」


11:SS速報:2009/11/28(土) 22:32:13.07 ID:sIxJ0MIy0


男「ったく…結局こうなるんだな」

幽霊「ほぇっ?」

ガチャ

男(どうしよう…。見たところ普通の女の子だし…全然怖くないし、可愛いし…。
夜中だから寒いだろうし……)

幽霊「い…いいから早く開けてよ……。これじゃあいつまで経っても隣に行けないから……」

男「…力弱いんだね」←慣れた

幽霊「お……お願いだから……早く開けて……。も…もう限界……」

ピッ

プルルル……

男(え……めちゃめちゃ可愛……)

ソー………

ノゾキ穴

男(一応……どんな幽霊か見てみるか)


12:SS速報:2009/11/28(土) 22:35:59.99 ID:Y5TZ/XFFO


男「はい、ホットミルク」

幽霊「あ…ありがとう……」

男(なんだろこの状況…。完全に幼女じゃん…。
俺もしかして相当ヤバイ状況じゃあ……)

幽霊「幽霊にホットミルク出すってあなた優しいんだね」

男「幽霊って……どうみてもただの子供じゃん」

幽霊「幽霊だよ!!なんで信じないの!!!みんな怖がってガタガタブルブルなのに」

男「いや…その容姿からじゃとても怖いとは……」

幽霊「もう50年はこの辺にいる地縛霊だよ!あなたなんかより全然年上なんだから!!」

男「…………」

幽霊「あっ、ミルクもう一杯おかわりいいかな?」


13:SS速報:2009/11/28(土) 22:37:55.07 ID:sIxJ0MIy0


幽霊「あっ、ミルクもう一杯おかわりいいかな?」

男「…………」

幽霊「もう50年はこの辺にいる地縛霊だよ!あなたなんかより全然年上なんだから!!」

男「いや…その容姿からじゃとても怖いとは……」

幽霊「幽霊だよ!!なんで信じないの!!!みんな怖がってガタガタブルブルなのに」

男「幽霊って……どうみてもただの子供じゃん」

幽霊「幽霊にホットミルク出すってあなた優しいんだね」

男(なんだろこの状況…。完全に幼女じゃん…。
俺もしかして相当ヤバイ状況じゃあ……)

幽霊「あ…ありがとう……」

男「はい、ホットミルク」


15:SS速報:2009/11/28(土) 22:43:25.23 ID:Y5TZ/XFFO


男「そもそも地縛霊って……さっきメリーさんって言ったじゃん」

幽霊「だって電話のお化けってメリーさんが一番有名じゃん。だからメリーさんにした」

男「……なんで俺んとこに来たのさ」

幽霊「冥界でね、誰に電話するかって話になってくじを引いたらあなただったの。
だからそんなに深い意味はないよ」

男「……………」

幽霊「あと、私は中学生で死んじゃったからこんな感じなんだ。
でもあなたよりかは知識も土地勘もあるんだからね」エヘン

男「……………」

幽霊「まだ質問ある?あっ、あと私は幽霊だからずっとこの白いワンピースだけどそこは気にしないで……」

ドン

男「帰れ」


18:SS速報:2009/11/28(土) 22:50:52.28 ID:Y5TZ/XFFO


幽霊「え……ちょ……」

男「多分疲れてるんだな、最近いいことないからって幽霊を連れ込むとかさ。
ほら、幽霊ごっこはもういいから帰れ。
明日早いんだよアホか」

幽霊「まっ…待って待って!!本当に私幽霊なんだから!!」

男「わかったわかった。こんな夜遅くに出歩いたら親が心配するだろ?
んなことは家でやってくれ」

幽霊「ホントに…ホントなんだって……!!!」

男「だったら何か証拠出してみろよ。
明日も朝から講義だってのに、おかげで睡眠時間を損して………」

フワッ……

男「……………え」

幽霊「お願い…ここから追い出されたら私……もう…いなくなっちゃうの…」グスッ…

男「う…浮いてる…だと…」


20:SS速報:2009/11/28(土) 23:00:02.13 ID:Y5TZ/XFFO


男「……………」

幽霊「私たちは地縛霊は…誰かに姿を見せて生活しないと消えてしまうんです」

男「酒も飲んでないし……浮くとか……そんな…」

幽霊「そして生活した記録を自動的に冥界へ転送され、あまり良くない成績だと消えてしまうんです」

男「……本当に幽霊…なのか」

幽霊「………」コクリ

男「じゃあ…もう信じるよ。ゴメンな今まで疑ってて」

幽霊「いえ…信じてもらえて何よりです」

男「でも良い成績ってなんだよ。
良いか悪いの基準がよく分からんが」

幽霊「それはあなたです」

男「……俺?」

幽霊「私と生活して満足してくだされば良い成績となるんです。
……逆にその反対だと」

男「お前はもう地縛霊としていられないのか」

幽霊「そうなんです…」





22:SS速報:2009/11/28(土) 23:06:05.23 ID:Y5TZ/XFFO


幽霊「ですから…あなたと生活して絶対に満足させてみせますので、どうかここにいさせて下さい!」

男「お…おい頭下げなくても俺は……」

幽霊「お願いします!」

チラッ

男(なっ……!!ワンピースのせいで膨らみのない胸が見え………)

男「わ、わかったから!!わかったから早く頭上げろ!!早く!!」

幽霊「本当にいいんですか…?」

男「そこまで言うなら仕方ないだろ。まぁちょっとお化けにも興味あるし。少しくらいなら」

幽霊「やったー!!」

男「ちょ…ば、バカ抱き付くな……って!!お、おい!!」


かくして
男と幽霊(幼女っぽい)との変な共同生活が始まった。


24:SS速報:2009/11/28(土) 23:12:20.88 ID:Y5TZ/XFFO


チュンチュン…

男「ふぁあああ…。アホみたいに眠い…。
昨日のわけわからん幼女のせいで睡眠じか……」

幽霊「早く起きろー!」

ボフッ

男「ぐはっ!!お…お前…」

幽霊「おはよー。とりあえず朝ご飯作ってみたよ?
早く顔洗ってこっちに来てね」

男「…敬語がまるっきり消えてるな」

幽霊「そりゃ必死だったもん」

男「まぁ…いいけどさ」

幽霊「初めて料理作ったんだ。早く食べて欲しいなー」ワクワク

男「……幽霊ってこんなハイテンションなんだろうか」


25:SS速報:2009/11/28(土) 23:21:12.53 ID:Y5TZ/XFFO


幽霊「頂きまーす!」

男「朝からステーキって……お前……」

幽霊「ん~!!このお肉すごく美味しいね!!
私って料理天才なのかも!」

男「焼いただけだろ」

幽霊「ところで今日どこに連れて行ってくれるの?
私買い物してみたいなー」

男「オイ待てこの野郎。
なんで俺がお前を連れて行かねばならないんだよ」

幽霊「だって今日日曜日だよ?」

男「理由がシンプルすぎるわ。
……って今日は日曜日か」

幽霊「そうだよ。平日って何やってるの?ニート?」

男「なに答えを先取りしてんだよ。しかもニートかよ。
俺は普通の大学生だよ」

幽霊「ふーん。まっ、とりあえずどこかに連れて行ってよ」

ガバッ

男「イヤだよ」


27:SS速報:2009/11/28(土) 23:27:54.53 ID:Y5TZ/XFFO


幽霊「なんで~!?」

男「外はあんまり好きじゃないし、出たくもない。
だから大学も嫌々行って………」

幽霊「…引きこもりなの?」

男「インドア派なだけだ!!!
決して引きこもりなのではない!!」

幽霊「……………」

男「とにかく俺は外出したくないしお前も大人しくしてて」

幽霊「イヤだー!!!」

男「は………」

幽霊「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!!!!
どこか行きたい行きたい行きたい!!!!」

男「どこのわがままだよ…。ここアパートだから静かにして……」

幽霊「でないて大きな声で
「きゃー!!レイプされるー!!」
って叫んじゃうよ?」ニヤリ

男「出かけるぞ」


29:SS速報:2009/11/28(土) 23:36:04.23 ID:Y5TZ/XFFO


男「お前…本当にワンピースだけなのか?」

幽霊「ナルトも読んでるよ?」

男「クスリともしないこと言うな。
それよりこの寒さで……大丈夫かよ」

幽霊「幽霊だもん。寒さなんて関係ないよ」

男「いや…肌が露出しすぎてかえって目立つし……」

幽霊「え~、どこ見てるのー?
やらしいんだーえっちなんだー」

男「とりあえず俺の世間体を気にして服買ってやらんと」

幽霊「無視ですか。私の萌え萌えボケを無視するんですね」

男「ユニクロでも行こか」

幽霊「ユニコーンとちょっと似てますね」

男「……………」


30:SS速報:2009/11/28(土) 23:48:26.90 ID:Y5TZ/XFFO


男「このアウター欲しいな…。でもサイズがちょっとデカイし……」

幽霊「Right-onってアホみたいに高いし、やっぱりユニクロだよね」

男「やっぱり黒がいいけど…紺も捨てがたいな……」

幽霊「ユニクロって今一番儲けてるんだよね。フュ~やるね~柳井社長ー総資産6000億ってどんだけ…」

ゴン

男「店で騒ぐな。あとお前キャラ違くないか?」

幽霊「やっとツッコミを……。いや実は私ボケ担当の地縛霊だったんでいつもはこんな感じで」

男「どんな地縛霊だよ」

幽霊「見た目は子供!!素顔は幽霊!!その名は………。まだない」

男「…いいから早く選べ」

幽霊「最後の分かります?名前がないのを夏目漱石の……」

ゴン!!


31:SS速報:2009/11/28(土) 23:55:30.75 ID:Y5TZ/XFFO


男「まぁ今日はこれでいいか。またに外に出てみるものいいもんだな」

男「おい……ってアイツどこ行って……」

幽霊「選んできましたよー」

男「おっ、そうかじゃあ買っ………」

幽霊「ん?どうかしましたか?」

男「…なんでそんなにブカブカなんだよ」

幽霊「いやだって男の人は女の子に大きめの服を着せて萌えるっていう話を」

男「そんなプレイに俺は興味ない。
てか町歩くのにそんな奴いたら痛いわ」

幽霊「じゃあ選んで下さいよ」

男「……まぁ…そうだな」

幽霊「でもあの……Tバックは……その…恥ずかしいというか……」

男「俺をどんな変質者だと思ってる」

幽霊「で、でも私ヒモパンなら頑張って」

男「…ツッコミが大変だな」





33:SS速報:2009/11/29(日) 00:02:03.99 ID:OxAbpDVAO


「ありがとうございましたー」

男「結局こんな高いもんを……」

幽霊「これかなり温かいなー。すっごくふかふか~」

男「お前寒さとか関係ないんじゃないのか」

幽霊「これはこれ、それはそれ」

男「……うざいな」

幽霊「それより今度はどこに行く?お腹減ってきたなー」

男「いやもう帰るぞ。お前のせいで出費が激しく」

幽霊「回転寿司~」

「いらっしゃいませー」

男「……………」

幽霊「おおー。色々なネタが回ってるー」

男「何勝手に入って……」

幽霊「あっ、お皿で値段が違うんだ。
てことで私はリーズナブルな大トロを」

ゴン!!


36:SS速報:2009/11/29(日) 00:09:26.93 ID:OxAbpDVAO


モグモグ

幽霊「よつばと新刊買ってない」

男「何言ってんだよ」

幽霊「いや~服も買ってお寿司も食べて最高だよ。私今幸せだ~」

男「俺は今とても不幸せだ」

幽霊「またまた~。こんな美少女とご一緒出来るなんて童貞の君ではありえな」

男「……………」

幽霊「すみません調子乗りすぎました。
拳をグーにしないで下さい」

男「……はぁ。お前本当に幽霊なんだな」

幽霊「今さら何を」

男「やることはただの小学生なんだけど」

幽霊「いや私は中学生で死んだってあれほど」

男「なんで死んだんだ?」

幽霊「え?」

男「何か未練があって地縛霊になったのか?普通成仏するだろ」


39:SS速報:2009/11/29(日) 00:16:43.36 ID:OxAbpDVAO


幽霊「…まぁ色々あったんですよ」

男「言えないのか?」

幽霊「……ここまでしてくれたんだし言った方がいいかもしれないけど……」

男「無理に言わなくていいよ。もう訊かないから」

幽霊「え……でも…」

男「誰にだって言いたくないことくらいあるよ。
だから訊かないから。早く寿司食えよ」

幽霊「………………」

男「まぁ地縛霊になるくらいなんだから相当な死に方だとは思うけど……」

幽霊「言います…。これくらいしてもらったのに言わないなんて…いけませんから」

男「………お前」

幽霊「実はですね私






自分で息止めて死んだですwww」


41:SS速報:2009/11/29(日) 00:24:54.04 ID:OxAbpDVAO


男「…………は?」

幽霊「お風呂入ってて湯船に浸かったんですね、
で、私って一体どれくらい息持つのかな~って思って潜ったんですよw」

幽霊「そしたらそのままwww頑張り過ぎてwww気が付いたら私浮いてたwww私が二人いるーってかwww」

男「……………」

幽霊「つまんない死に方でサーセンwwwじゃあお言葉に甘えて大トロ行きますよ?www
でも男さんのシリアスな顔マジウケwwwちょw腹痛いwww」

男「………………」

幽霊「本当にすみませんでした。
自分本当に調子乗りすぎなとこがあって
だからその首を掴むのを止めてもらえたら嬉しいかなと」

男「……さて帰るか」

幽霊「次はTSUTAYAの奥に行くのかな?かな?」

男「………………」


44:SS速報:2009/11/29(日) 00:34:36.57 ID:OxAbpDVAO


幽霊「ってここは……」

男「おっ、今日は調子がいいな」

幽霊「バッティングセンターって……。女の子のデートで……ちょっとそれは……」

男「たまに来るんだよ。なんか当たったらスカッてするし」

幽霊「私は今モヤッとしてますね」

カキーン

幽霊「…結構やるね」

男「高校の時は野球部だったからな」

幽霊「えっ!?今は完全に引きこもりなのに!!
人生はフォークボールのようにストンと落ちて」

ガチャ

男「お前も打ってみろよ」

幽霊「へっ?私も?」

男「なんだ出来ないのか?これだからゆとりは」

幽霊「てめぇは私を怒らせた」

幽霊「よっしゃ来いやピッチャー!!!」


46:SS速報:2009/11/29(日) 00:42:30.98 ID:OxAbpDVAO


ブン…ブン

男「………ふふ」

幽霊「わ……笑うなぁ!!!」

男「まぁ初心者ならなかなかじゃない?
てかもっとスピード落としたら?」

幽霊「私の辞書には淫乱という文字しかないのだ!!」

男「そんな辞書さっさと捨てろ」

ブンッ!!

幽霊「く……くそ……」

男「頑張れ頑張れ。もしホームランに当たったら何かご褒美やるから」

幽霊「まさか…それを口実に童貞をやるとか」

男「どこまで最低なイメージがあるんだよ」

幽霊「じゃあ…とりあえず10万ほど私に」

男「何ちょっと恥ずかしがって現金なこと言ってんだ」


47:SS速報:2009/11/29(日) 00:50:32.90 ID:OxAbpDVAO


あと一球

幽霊「全然当たらない……」

男「もっとボール見ろって」

幽霊「見てるよ!!ちくしょう…冷静になれ…クールになるんだ…」

男「まっ、初めてはちゃんと難しかったかな」

幽霊「もし…ホームラン当たったら、何でも言うこと訊いてくれますか?」

男「なんだよ急に。まぁいいけどあと1球だしそんなことありえな…」

ドコッ!! チャッチャラ~

男「なっ………!?」

幽霊「ふふふ…。奇跡は故に必然というものなんだ」

男「お前…どうやって……」

幽霊「打ち切り寸前の漫画はルートが決まっている。この意味が分かるかな?」

男「………………」

幽霊「ささ~。なんでも言うこと訊いてくれるし、次行きましょうかー」

男「………………」


48:SS速報:2009/11/29(日) 00:58:28.00 ID:OxAbpDVAO


幽霊「僕の名前は富竹。フリーのカメラマンさ」

男「ここって遊園地…」

幽霊「嫌な事件だったね」

男「……おい。もう夕方だぞ?なのに」

幽霊「夕方からは半額になるんだって。せっかくなんでいいじゃないっすか」

男「何がせっかくなんだよ。
第一俺は遊園地なんて行きたく…」

遊園地「きゃー!!この大きなお兄ちゃんに私のシークレットワールドを汚され」

男「チケット2枚下さい」

――――――

幽霊「広いねー。人がいっぱいだ」

男「ったく…結局こんなことに…」

幽霊「まずはアレだな。ジェットコースターだな」

男「いってらっしゃい」

幽霊「ちょwwなんでww若手芸人で言うとちょっと待って下さいよー!!って感じの」

男「………うざいなぁ」


50:SS速報:2009/11/29(日) 01:10:05.88 ID:OxAbpDVAO


数時間後

幽霊「パレードの時間にアトラクションを。これ鉄則です」

男「幽霊が何言ってんだ」

幽霊「全部回ったかな?いやー遊園地楽しいなぁ」

男「そうか。んじゃそろそろ帰ろうか」

グイッ

幽霊「いやいやアンチャン。最後のメインイベントがまだあるんだぜ?」

男「うざいを通り越して今となっては腹立たしいな。
メインイベントってなんだよ」

幽霊「もちろんあれですよあれ。カップルの定番と言えば」

男「………まじか」

幽霊「やっぱり観覧車乗らないと遊園地って感じしませんねー」

男「……………」

幽霊「ん?どしたの?」

男「いや…俺あんまり高いの得意じゃないし…」

男「避けてたのにな…ちくしょうが」


51:SS速報:2009/11/29(日) 01:16:38.62 ID:OxAbpDVAO


幽霊「高いっすよー。あっ、あれ家じゃないっすか?ほらあの奥!」

男「あー。そうだな」

幽霊「本当に高いとこダメなんだ。てっきりギャップ萌えアピールかと」

男「お前にそんなアピールするかよ。てかそんなに動くな。揺れるだろ」

幽霊「」ピコーン

ドンドン!!

幽霊「まそっぷ!!まそっぷ!!びっくりしすぎてユートピア!!」

ゴン!!

幽霊「………痛いよお」

男「アホなことするからだ」

幽霊「あっ、もうすぐ夕日が沈みますね。
それに観覧車がちょうど一番上…綺麗です」

男「…本当に綺麗だな」

幽霊「ほらやっぱり乗った方が良かったじゃないですか」

男「……かもな」





52:SS速報:2009/11/29(日) 01:24:00.10 ID:OxAbpDVAO


幽霊「隣……行ってもいいですか?」

男「いきなりなんだよ、気持ち悪いな」

幽霊「女の子にそんなこと言うなんて春原以下ですよ」

男「……………」

幽霊「私…今日とても楽しかったです。ありがとうございました」

男「なんだよ改まって」

幽霊「へへ、ふざけてばっかだからあまり慣れてないけど
一応お礼はちゃんと言わないといけないなっと」

男「…礼を言うのはこっちだよ。
色々ありがとな、おかげで久しぶりに休日を外で過ごせた」

幽霊「根っからの引きこもりですね~」

男「高校の時はそうじゃなかったんだけどな。
スポーツ推薦で大学に入ったけど…すぐに怪我してしまってな、野球部辞めてしまったんだよ」

幽霊「え…………」

男「以来何のために大学行ってるから生きてるやら分かんなくなってさ、だから外に出なくなっちゃったんだ」


54:SS速報:2009/11/29(日) 01:31:27.96 ID:OxAbpDVAO


幽霊「……………」

男「笑っちまうだろ?結局は何も出来ないダメ人間なんだよ。
だから今日は俺にとってもすごく有意義だった。本当に感謝す……」

スッ……

幽霊「そんなこと……ないですよ?」

男「な………」

幽霊「私のワガママをなんだかんだで最後まで付き添ってくれたあなたは…とっても優しくてカッコ良かったです」

男「幽霊に…しかも子供に慰められるなんて俺もオシマイだな」

幽霊「だから私は50年は生きますってばー!!」

男「ふふっ、ありがとな。なんか元気出たよ。
もう一度やる気出してみるか」

幽霊「私って……やれば出来る子」

男「自分で何言ってんだ」

幽霊「自画自賛です!」

男「まぁ…いいか」


56:SS速報:2009/11/29(日) 01:36:29.93 ID:OxAbpDVAO


幽霊「じゃあ…そろそろ私のお願い言いますか」

男「え?」

幽霊「やだなーバッティングセンターのあれですよ。
なんでも言うこと訊いてくれると」

男「…やっぱか。てっきり忘れたと思ったのに」

幽霊「そうですねーやっぱり私は」

男「言っとくけど10万とかまたアホなこと言ったら即却下な上にお前の身に何かあると思っ……」










幽霊「キス…してくれませんか?」


58:SS速報:2009/11/29(日) 01:44:20.77 ID:OxAbpDVAO


男「……笑えない冗談は」

幽霊「最後に…最後にキスだけお願いします。
私の心残りは…それだけですから」

男「心残りって………」

幽霊「私…本当は自殺したんです。
手首切って…そのまま眠っちゃってポックリと。
好きな人にフラれたんですよ。アハハーしょうもない理由でサーセンww」

男「…………」

幽霊「告白したら…みんなに言いふらされて…お前なんか好きな訳ねぇだろって……」

男「…中学生らしいな」

幽霊「照れ隠しだったかもしれません…でも…
私はもう…立ち直れませんでした」

幽霊「だからこうしてずっと地縛霊としているわけです。
ハハ、ホント馬鹿ですよね。なんなら笑ってもらっても全然構わな……」

ギュッ………


62:SS速報:2009/11/29(日) 01:51:59.99 ID:OxAbpDVAO


男「無理して笑うな。そんな笑顔見たくねぇよ」

幽霊「…ふふ。臭いセリフですね」

男「なんとでも言え」

幽霊「……私あなたのことが好きです」

男「そうか…」

幽霊「あなたといると落ち着くし……心が安らぎます」

幽霊「だからキスしてもらうと……
やっと私の未練がなくなって…成仏出来ると思うんです」

男「お前………」

幽霊「ふふ…何でもですからねー。拒否権はないですよー?」

男「……………」

幽霊「私と……キスするの……イヤですか……って…んん!?」

チュー

男「好きだよ」

幽霊「……ほえっ?」

男「俺も好きだ。だからもう俺から離れるな」


64:SS速報:2009/11/29(日) 01:59:10.08 ID:OxAbpDVAO


幽霊「幽霊に告白ですか」

男「俺が好きになるのに幽霊かなんて関係ねぇよ」

幽霊「大胆ですね……。ふふ、私はとっても嬉しいです」

男「まぁアレだな。当分は俺ん家にいさせてやるから家事は……」

幽霊「嬉しいです……でもそれは無理なようです」

男「……なっ」

スゥ……

男「お前…透けて……」

幽霊「あなたは心が満足したと冥界からの通達が来ました。
ですから……私は帰らないといけないんです」

男「ふざけんなよ!!お前俺が好きじゃねぇのか!!戻って来い!!」

幽霊「私は…地縛霊であり幽霊なんです。
ですからもう………」

男「な…待てよ……!!行くな!!行かないでくれ!!」

幽霊「最後に…あなたから好きって言われて…本当に嬉しかったです」

男「行くじゃ…ねぇ……よ……。頼むからさ……おい……」


67:SS速報:2009/11/29(日) 02:05:33.54 ID:OxAbpDVAO


幽霊「泣かないで……下さい……。幽霊相手に……なんで……」

俺「うるせぇ…よ…。お前だって泣いてるだろ………」

幽霊「最後は…泣かないって…決めてたのに……グスッ…グスッ…。ずるいです………」

幽霊「最後に……質問があります……」

幽霊「私といて……満足…しましたか……?」

男「バカ…ヤロ……。お前がいなくなったら…満足もくそ…もねぇよ…」

幽霊「大好き…ですよ」

男「チクショウ……こんなこんなことって……」

スゥゥウ……

幽霊「バイバイ……」

男「チクショウがぁぁあああああ!!!!!!」

スゥウウウ……

男「ウッ……ウゥッ……ウッ………」


70:SS速報:2009/11/29(日) 02:10:55.52 ID:OxAbpDVAO


チュンチュン

男「…………もう朝か」

男(昨日アイツは……もういないんだな…。
もうなんか…生きてる意味ねぇよ……)

男「…今日は休むか。どうせ講義は昼からだし」

男(昨日なら…朝ご飯作って俺に……)

男「……んなこともうねぇのにな。どんだけ未練深いんだよ…もう…アイツは………」









幽霊「さっさと起きんかいこのウスラトンカチー!!!」


73:SS速報:2009/11/29(日) 02:18:50.11 ID:OxAbpDVAO


男「なっ………!!!お前……!!!」

幽霊「いつまで寝てるって話だよね。
今のテンションはみのりん攻略も夢ではないって感じかな」

男「いやいやいや!!ちょっと待て!!お前…なんで………」

幽霊「なんで?何ちょっと(゜д゜)顔してるの?」

男「いやだってお前……昨日消えて……」

幽霊「いやあれは冥界に勝手に飛ばされたんだ。言わば転送的な。
そしてお偉いさんに報告したから帰ってきたんだけど……お分かり?」

男「帰ってきたって……じゃななんで泣いて……」

幽霊「いやwwwそれはなんか雰囲気でwwww
観覧車でお別れってベタじゃんwwwどのエロゲだよwww
なのにそっちが泣くし告白されるしwww私照れちゃって照れちゃってwww」

男「……………」

幽霊「とりあえず朝飯食います?
昨日のステーキだけどwwwうは超カテェwww」


75:SS速報:2009/11/29(日) 02:26:24.27 ID:OxAbpDVAO


男「お…お前………」

幽霊「ひ…ひや!?い…いやだから私はたまに調子乗ることがあって………」

ギュッ

幽霊「……て……」

男「良かった……本当に良かった………」

幽霊「朝からロリコンフラグですか…タイーホですね」

男「なんとでも言えよ。
ったく…心配かけやがって……」

幽霊「私…ずっとここにいていいんですか?」

男「当たり前だ。ずっと家事してもらうからな」

幽霊「うはwwどんな家事手伝いすかwww」

幽霊「……じゃあ私は彼女ですね」

幽霊「じゃあ早速…ベッドの方へ……」

男「え…いやお前まだ早……」

幽霊「キャーwww本気にしてるよwwマジでロリコン怖ぇwww危ない人がいるよーwww」


77:SS速報:2009/11/29(日) 02:31:59.13 ID:OxAbpDVAO


幽霊「いやだから私は本当にふざけすぎなとこがあって
とりあえず紐で首を締めるのは本当に死んでしまうといいか……う、うぐっ!!ぎ、ギブギブ!!」

男「…はぁ。お前の性格直さないとな」

幽霊「いやーこればっかりはとても」

男「とりあえず朝飯でも食いに行くか」

幽霊「おぉーやっぱり叙々苑でパァーって焼肉でも」

男「寝言は寝て言え」

幽霊「だが断る」

ゴン!!

男「ほら、行くぞ」

幽霊「へへー。わかりましたよー」


~続く~

次回 彼女編に続く。


78:SS速報:2009/11/29(日) 02:39:16.04 ID:iBipmIx1P


乙でした!
次回にも期待




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