Engadget 例大祭で第3回を迎えたライトニングガジェットトーク。今回は10名のプレゼンテーターをお迎えしての開催となりました。過去の迷作にはじまり、まだ発売されていない最新作、コレクターの本気を魅せてくれる品まで、まさに十人十色な演目の数々に会場はフットー気味。3人の審査員のツッコミも鋭く、いずれも味とオチのあるプレゼンぞろいでした。
では実際にどのようなアイテムの自慢大会がなされたのでしょうか。ここで振り返ってみましょう。※記事末に当日の動画を張り付けています。ご興味ある人はそちらもどうぞ。
スマートウォッチLunatik
2010年、Kickstarterで資金を調達、支援者数1万3512人、支援総額94万2578ドルも集めたiPod nano 6thベースのスマートウォッチです。駆動時間は最大24時間とApple Watchを超えていますが、音楽再生時間は約2時間、ランニングアシスタント使用時間も約2時間、防水性能は一切なく"汗をかくと「水没」"するというビビッドな仕様がたまりません。
スマートポケット付きラグラン長袖Tシャツ
ガジェットのバッテリー対策として、アパレルブランド立ち上げサービスSTARtedでスマートポケット付き長袖Tシャツを作成。ポケットのサイズはiPhone6にピッタリサイズ。ケーブルを通す穴が開いており、片側にモバイルバッテリー、もう片側にスマートフォンなどを収納して歩きながら充電できるという仕様です。なお相方のpolymoogさんは苦笑していたとのこと。
NuAns CONE
寝室に必要な多くの要素を1つにまとめたスピーカー&Lightning充電ドックがついたLEDライト。ヘッドレストを動かすことで、iPhoneもiPadも立てかけられます。充電中は専用アプリが起動。時計画面が表示されるうえ、ライブラリ内の曲再生にも対応。電傘のようなクラシックなルックスにしたおかげで、エンクロージャー容量も確保。3Wながらボリュームは大。Apple Watchでのコントロールも可能。
15インチモバイルフルHD LCD&英数かなキーボード
海外出張時に欲しいな、と思って作られたHDMI外付けディスプレイ。あけすけな印象を受けますが、工場でも使われる強固なフレームでパネルを保護しており、VESAマウントに直接固定できるようになっています。英数かなキーボードは英語キーボードで文字種を切り替えるためのキーを独立させたもの。HDMI外付けディスプレイと組み合わせるとキーの同時押しでマウスカーソルが真ん中に移動する仕掛けも。
のせラジ
レゴブロックなどをiPhoneで操作できるラジコンにクラスチェンジできる、のせラジ。2機のモーターのコントロールを7gのワイヤレスユニットで行います。スイッチ入力もあり、障害物にぶつかったらバックしてターン、といった動きも可能。プロポタイプのコントローラだけではなく、プログラマブルな自動走行が可能なアプリが提供されています。現在Makuakeにてクラウドファンディング展開中。
AK380&AK Jr
384kHz/32bitのPCM、5.6MHzのDSDをネイティブ再生できるデジタルオーディオプレーヤーの最高峰モデルAK380。ケースがジュラルミン削り出しでスマホサイズに見えて重さが220g。胸ポケットに入れて歩くと破れてしまうのでは、というくらいの塊感があります。価格は40~50万円くらい!? AK Jrはアステル&ケルンブランドのエントリーモデル。6万円代で原音忠実再生を強く意識したトーンが楽しめます。