戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://horahorazoon.blog134.fc2.com/blog-entry-7160.html


雪美「じょしだいせい……」 : ホライゾーン - SSまとめサイト

雪美「じょしだいせい……」

≫ EDIT

2015-06-05 (金) 15:01  アイドルマスターSS   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆yz988L0kIg 2015/05/23(土) 06:19:47.15 ID:YOpGKD6J0

モバP「千秋、この日は確か学校だよな」

千秋「ええ、講義日程が変更になったの」

モバP「大学生も大変だなぁ……」

千秋「そんなことないわ」

モバP「日程の方はちゃんと調整しておくよ」

千秋「ありがとう、それじゃあ帰るわ」

モバP「気をつけて帰れよ〜」

雪美「モバP……」

モバP「うわっ!……いつから机の下に居たんだ」

雪美「さっきから……」

モバP「最近多いんだよな、机の下に居たがる奴」

雪美「ここ……落ち着く……」

モバP「俺も仕事サボってこもろうかな……」

雪美「来る……?」

モバP「こないよ」





2: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:21:40.73 ID:Sb2tmGcm0

雪美「……千秋も……学校?」

モバP「そうだよ」

雪美「大人も……学校……いくの?」

モバP「ん〜確かに千秋は大人っぽいけどまだ学生だから大人じゃないといえばないけど成人はしてるし……難しいなぁ」

雪美「……?」

モバP「もう大人だけど後ちょっとだけ大学ってところに行くんだ」

雪美「千秋…勉強……好き?」

モバP「あぁ、千秋は努力家だからなぁ」

雪美「大学…宿題ある?」

モバP「あるよ。それにな、宿題を出さなかったら三年生から四年生になれなかったりするんだ」

雪美「大学……怖い……」

モバP「あぁ、俺も何度恐怖したことか……」

ちひろ「へぇ、モバPさんにもそんな時代があったんですね」

モバP「えぇ、一応は……」

雪美「モバPも…大学……行ってた?」

モバP「一応な」




3: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:22:28.25 ID:Sb2tmGcm0


雪美「一応……?」

モバP「俺は千秋と違って大学で遊んでばっかりだったからなぁ……三年生から四年生に上がれるかどうかギリギリだったよ」

雪美「ふふっ……モバP……不真面目……ね…」

ちひろ「あ〜、なんか容易に想像できますね。講義サボって遊んでそうです」

雪美「大学……遊ぶとこ……?」

モバP「そうだぞ! 講義….授業をサボって麻雀したりカラオケに行ったりするのが大学生なんだ」

ちひろ「雪美ちゃんに変なこと教えないでください!!」

モバP「じゃあちひろさんが教えてあげてくださいよ、まともな大学生ってヤツを」

ちひろ「えっ? あ〜えっとほら、おしゃれなカフェでノートパソコンでレポート作成〜みたいな」

雪美「レポート……?」

モバP「宿題の作文みたいなもんだよ」

雪美「大学……大変そう……」

モバP「ほら、ちひろさんのせいで雪美が大学行く気なくしたじゃないですか〜」

ちひろ「えっ?私のせいですか!?」

モバP「大丈夫だよ、大学は小学校なんかよりよっぽど自由で楽しいから!」

雪美「大学……楽しい?」

モバP「あぁ、毎日遊びたい放題だぞ!」

雪美「大学……行ってみたい……」




4: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:25:30.97 ID:Sb2tmGcm0

モバP「10年後な〜」

雪美「10年……」

モバP「まず小学校を卒業して中学校に入って卒業して高校に入って卒業してそれからだな」

雪美「長い……」

モバP「いや待てよ、大学。行っちゃおうよ!」

ちひろ「えっ?」

雪美「大学……行けるの?」

モバP「任せろ! 大学を見せてやるぞ!」




5: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:28:27.42 ID:Sb2tmGcm0

――――――――――


モバP「……と、いうわけだ。千秋、頼む」

千秋「わかったわ。」

モバP「ありがとう!」

千秋「当然よ、モバPさんにはいつもお世話になってるから」

千秋(佐城さんと一緒にお出かけする機会を与えてくれるなんて流石モバPさんね!)




6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 02:29:26.34 ID:lclNPXRF0

黒髪ロングメイド姉妹ほんと好き



7: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:32:09.99 ID:Sb2tmGcm0

――――――――――

雪美「ここが…大学……」

モバP「大きいだろう…っていうか大きいよな、しかも綺麗だ……」

雪美「お城みたい……」

千秋「待ってたわ」

千秋(佐城さん今日もとっても可愛いわ)

モバP「おう、今日はよろしくな」

千秋「えぇ」

雪美「大学……………楽しみ………」

千秋「ふふっ」

千秋(期待に胸を膨らませる佐城さん、とても素晴らしいわ)




8: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:38:49.25 ID:Sb2tmGcm0

――――――――――

千秋「それじゃあ最初はどこへ行きましょうか……」

雪美「……………?」

千秋(首を傾げて佐城さんがこっちを見ているわ、なんて可愛いのかしら)

千秋「って言われてもわからないわよね……少し早いけどお昼にしましょう」

雪美「うん……」




9: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:39:29.66 ID:Sb2tmGcm0

――――――――――

千秋「このプレートに好きなものを乗せるの」

雪美「……わかった」

文香「…千秋さんに……雪美ちゃん? どうしてここに?」

千秋「佐城さんが大学を見たいって言うから連れてきたの」

文香「…そうなんですか…よかったね、雪美ちゃん」

雪美「うん……大学……お城みたい……」

千秋「このキャンパスは出来て新しい方だから、確かに綺麗よね」

文香「…それに…とても緑が多くて落ち着きます」

千秋「鷺沢さんも今からお昼なの?」




10: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:40:32.80 ID:Sb2tmGcm0

文香「…はい」

雪美「一緒に……食べる……?」

文香「…いいのですか…?」

千秋「もちろんよ」

文香「…それでは…お願いします…」

雪美「千秋の席……どこ?」

千秋「席…? あぁ、大学では小学校と違って決まった席はないから自由に座っていいのよ」

雪美「どこで……食べる……?」

千秋「そうね、今日は天気がいいからあそこのテラスで食べましょう」

雪美「お外で食べるの?……ふふっ…遠足みたい……」

文香「ふふっ……本当にお二人は姉妹みたいですね」




12: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:43:31.22 ID:Sb2tmGcm0

千秋「そういえばこの前のメイド服を着たお仕事ではそんなことを言われたわ」

文香「…私もみました。おふたりともとても素敵でしたよ」

千秋「ありがとう」

雪美「ここに座って……食べるの…?」

千秋「そうよ、風が気持ち良いでしょ?」

雪美「うん……いただきます…」

千秋・文香「いただきます」

雪美「人…いっぱい……クラスも…たくさん……?」

千秋「大学にはクラスはないのよ」

雪美「……?」

千秋「受けたい授業を自分で決めて受けるの」

雪美「……なるほど」

千秋「って、ちょっとむずかしかったかしらね……」ナデナデ

雪美「ふふっ……」




13: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:48:40.62 ID:Sb2tmGcm0

千秋「午後からはどこへいきましょうか」

文香「…北の林の方を散歩してみては?」

千秋「そうね、私もいつか言ってみようと思っていたし丁度いいわ」

雪美「林……?」

千秋「そうよ、キャンパスの中にちょっとした林があるの」

雪美「すごい……まほうつかいみたい……」

千秋「魔法使い?」

文香「…おそらく、ハ○ーポッターのことかと」

千秋「なるほど、確かに建物も言われて見れば似てるかもね」

雪美「……千秋…まほうつかい……」

千秋「ふふっ、私は手品は出来ないわよ」

雪美「…ふふっ……冗談……冗談だよ……」

文香「……雪美ちゃんもなかなか言いますね」

文香「…それでは私は講義があるのでこれで」

千秋「ええ、またね」

文香「…はい、また……雪美ちゃんもまたね」

雪美「またね……」

千秋「私達も行きましょうか」

雪美「…………うん」




14: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:51:23.49 ID:Sb2tmGcm0

――――――――――

雪美「すごい……映画みたい……」

千秋「私も初めて来たけれど、本当に綺麗ね」

雪美「ここでも……授業する……?」

千秋「ふふっ、流石にここではしないわよ」

雪美「そう……」

千秋(残念そうな顔をする佐城さんも可愛いわね)

雪美「…………」

千秋「少し疲れたかしら? 結構歩いたものね」

雪美「…………うん」

千秋「そこにベンチがあるわ。少し休みましょう」

雪美「…………うん」

千秋「大丈夫?」

雪美「…………うん」

千秋「眠そうね」

雪美「ここ……暖かい……」

千秋「膝を貸してあげるわ……」

雪美「……ありがとう」

千秋(本当に佐城さんは可愛さに満ちあふれているわ……)

千秋「ふふっ、今日は来てくれてありがとう」ナデナデ

雪美「………zzz」

千秋「本当に今日は暖かいわね……なんだか私も……」




15: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:56:16.55 ID:Sb2tmGcm0

――――――――――

千秋「………はっ、ついつい眠ってしまったわ」

千秋「佐城さんはまだ寝ているようね」

千秋(夕日の木漏れ日が佐城さんの髪に反射してとても綺麗……)ナデナデ

千秋「本当に綺麗な髪の毛……」サラサラ

雪美「んっ……千秋……おはよう……」

千秋「おはよう佐城さん、よく眠れたかしら?」

雪美「うん…千秋の膝……暖かい……」

千秋「そう、よかったわ」サラサラ

雪美「千秋……私の髪……好き……?」

千秋「ええ好きよ、とてもさらさらしていて気持ちいいもの」

雪美「ふふっ……よかった……」

千秋(なんて可愛らしい笑顔なのかしら……ずっと眺めていたいわ)

千秋(あっ……でもそろそろモバPさんとの約束の時間ね……)

千秋「名残惜しいけれど……そろそろ帰りましょうか」

雪美「うん……」




16: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:57:05.91 ID:Sb2tmGcm0

――――――――――

モバP「千秋、今日はありがとうな」

千秋「モバPさんの頼みなら、お安いご用よ」

モバP「雪美、楽しかったか?」

雪美「うん……」

千秋「それじゃぁね、佐城さん」

雪美「ありがとう……千秋……」

千秋「ええ」

雪美「私……頑張ってここに来る……」

千秋「ふふっ、そうなったら私の後輩になるわね」

雪美「うん……千秋先輩……」

千秋(千秋……先輩ッ!? なんて甘美な響きなのかしら……)

モバP「おーい、大丈夫かー?」

千秋「え、えぇ。今日は歩いたから少し疲れちゃって……」

モバP「確かにここ広そうだもんな~」

千秋「私も送ってもらおうかしら」

モバP「いいぞ、助士席は荷物がたくさんだから後ろに乗ってくれ」

千秋「わかったわ」




17: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:58:03.63 ID:Sb2tmGcm0

――――――――――

モバP「千秋、よっぽど疲れたのかすぐ寝ちゃったな」

雪美「ふふっ……昼寝もしてたのに……ね」ナデナデ

モバP「ははっ、これじゃぁどっちがお姉さんかわからないな」

雪美「ふふっ…それじゃぁ私も……じょしだいせい………ね」

モバP「10年後には……かな」

雪美「ふふっ……」


終わり




18: ◆yz988L0kIg 2015/05/24(日) 02:59:09.24 ID:Sb2tmGcm0

以上です。
黒川千秋x佐城雪美 は本家のちはやよみたいな雰囲気があって実家のような安心感がありますね。




19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 03:00:45.87 ID:Z5KO306+o

素晴らしい
ここは淑女のかぐわしさで満ち溢れている




関連記事

アイドルマスターSS   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
コメントの投稿





ランダム記事ボタン
週間人気SSランキング
新刊ピックアップ
フィギュア
ゲーム
アニメ
最近のオススメSS
清麿「強くてニューゲームか…」 ヌァァァァァァ!!

一夏「ドゥフッw拙者織斑一夏でござるwwww」 ギャプッwwwコポォwwww

佐天「またレイプされた…」初春「佐天さんも大変ですね」 黒髪美少女のレベル0が性的過ぎてヤバイ

佐天「すごいテニスが出来る能力かぁ」 間違いなく攻撃的な能力だなぁ

浜面「女の子になれる能力かぁ」 アイテムで性別逆転して……

オーキド「ここに3人の女性がおるじゃろ?」 レッド「は?」 僕はナツメちゃん!!

【※ネタバレ注意】エレン「同期にホモとレズしか居ない……」 確かに

ボーボボ「黒の騎士団入団希望のボーボボでぇす!!」ゼロ「ほう?」 死ねやぁ!!!!!

桐乃「そうです!私はブラコンの変態ヤローです!」 きゃわわ!!!!!!!

岡部「紅莉栖をひたすら愛で続けたらどうなるか」 うわぁぁああぁ!!(AA略

クリリン「やっぱりオレも、サイヤ人の子供欲しいな・・・」 スレタイのインパクトェ……

ゆうしゃ「くらえー!まおー!!」魔王「くはははは!!」 ゆうしゃちゃん!!!!

俺「グヘヘヘ……」 女騎士「早くこの手錠を外せ!」 お○んぽなんかには絶対負けない!

鍛冶師「今日中に仕上げるぞ」弟子「はい」 雰囲気が良いSS

< `∀´> 「ついに地球はウリ達の物ニダー」 ニダニダ
みんなのいちおし!SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」 "楽しすぎて狂っちまいそうだ!"

一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう

インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」 "一方禁書"凄まじいクオリティ

フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」 通称"麦恋"、有名なSS

キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの!

垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!

美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯

上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」 ストレートに上食。読めて良かった

一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た

美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう

ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い

番外個体「     」 番外通行SSの原点かな?

佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった!

麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく

ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ

一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」 黄泉川ァアアアアアアアアアア!!

さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作

まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した!

澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね

とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム

ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)

岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」 ゲェーッハッハッハッハ!

紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……

岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!

遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ

ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を

アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・!

クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ!!

ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン!wwwww

僧侶「ひのきのぼう……?」 話題作

勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも 使える 読めるSS

肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった

男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS

ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」 読み返したくなるほどの良作

犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし!
モバイルゾーン
QR