春香「プロデューサーさん!スクールアイドルですよ!」 後編
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※この記事は春香「プロデューサーさん!スクールアイドルですよ!」 前編の続きです。
104: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 18:14:05.85 ID:sQ+JJtT60
-その後-
にこ「見つけたわ!ここがあの女のハウスね!」
にこ「よく知りもしないでスクールアイドルだなんていい度胸じゃない…」
にこ「にこがアイドルの厳しさを教えてあげるわ!」
にこ「くっくっく…まずは裏から回って」ガッ
にこ「えっ」
ヒューン………ドシャ
にこ「見つけたわ!ここがあの女のハウスね!」
にこ「よく知りもしないでスクールアイドルだなんていい度胸じゃない…」
にこ「にこがアイドルの厳しさを教えてあげるわ!」
にこ「くっくっく…まずは裏から回って」ガッ
にこ「えっ」
ヒューン………ドシャ
108: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 18:25:05.64 ID:sQ+JJtT60
-数日後-
「生徒会長に!?」
穂乃果「うん、海未ちゃんがダンスを教わろうって」
海未「はい」
花陽「で、でも…生徒会長私達の事…」
凛「嫌ってるよねー絶対」
にこ「つーか、嫉妬してるのよ嫉妬」
海未「…私も最初はそう思っていましたが、あの人のバレエの話を聞いていると…」
海未「私達が素人にしか見えないのではないのでしょうか…」
穂乃果「…素人」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「あ、ううん。何でもないよ」
「生徒会長に!?」
穂乃果「うん、海未ちゃんがダンスを教わろうって」
海未「はい」
花陽「で、でも…生徒会長私達の事…」
凛「嫌ってるよねー絶対」
にこ「つーか、嫉妬してるのよ嫉妬」
海未「…私も最初はそう思っていましたが、あの人のバレエの話を聞いていると…」
海未「私達が素人にしか見えないのではないのでしょうか…」
穂乃果「…素人」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「あ、ううん。何でもないよ」
110: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 18:30:35.04 ID:sQ+JJtT60
凛「いたた!」ドシンッ
絵里「基礎ができてないからこんなふうになるのよ!はい!あと一セット」
穂乃果「スゥーッ」
穂乃果「っと…」ピタッ
絵里「…へぇ」
穂乃果「…?」
絵里「何でもないわ。続けて」
穂乃果「は、はい!」
絵里「基礎ができてないからこんなふうになるのよ!はい!あと一セット」
穂乃果「スゥーッ」
穂乃果「っと…」ピタッ
絵里「…へぇ」
穂乃果「…?」
絵里「何でもないわ。続けて」
穂乃果「は、はい!」
112: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 18:38:27.05 ID:sQ+JJtT60
-数日前-
真「じゃあいってきまーす!」
雪歩「いってらっしゃい。真ちゃん」
P「やよいも付いてくるか?」
やよい「えぇ~!いいんですか!?やったー!」
やよい「…何も知らずに喜んだのですけど、何処に行くのですか?」
真「ダンススクールのレッスンに行くだけだよ」
P「やよいも少しダンスを磨いたほうがいいからな。きっといい勉強になるぞ?」
やよい「うっう~、分かりました!張り切って行きましょー!」
真「よぉーし!僕も頑張るぞぉー!」
伊織「暑苦しいのが二人…」
P「ははは、いいじゃないか」
真「じゃあいってきまーす!」
雪歩「いってらっしゃい。真ちゃん」
P「やよいも付いてくるか?」
やよい「えぇ~!いいんですか!?やったー!」
やよい「…何も知らずに喜んだのですけど、何処に行くのですか?」
真「ダンススクールのレッスンに行くだけだよ」
P「やよいも少しダンスを磨いたほうがいいからな。きっといい勉強になるぞ?」
やよい「うっう~、分かりました!張り切って行きましょー!」
真「よぉーし!僕も頑張るぞぉー!」
伊織「暑苦しいのが二人…」
P「ははは、いいじゃないか」
115: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 18:43:38.93 ID:sQ+JJtT60
ブロロロロロ…
P「…少し時間があるなぁ」
P「ちょっと寄りたいところがあるのだけど、二人共いいか?」
やよい「はーい」
真「いいですよ。どこに行くんですか?」
P「…ちょっとな」
穂乃果「…っ…っと…わぁ!」ドシンッ
穂乃果「いたた…何でかなぁ」
P「あ、いたいた」
穂乃果「あ…プロデューサーさん」
/> P「しばらくだね。…何だか元気がないけどどうしたんだい?」
穂乃果「えっと…実は」
P「…少し時間があるなぁ」
P「ちょっと寄りたいところがあるのだけど、二人共いいか?」
やよい「はーい」
真「いいですよ。どこに行くんですか?」
P「…ちょっとな」
穂乃果「…っ…っと…わぁ!」ドシンッ
穂乃果「いたた…何でかなぁ」
P「あ、いたいた」
穂乃果「あ…プロデューサーさん」
/> P「しばらくだね。…何だか元気がないけどどうしたんだい?」
穂乃果「えっと…実は」
118: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 18:53:48.07 ID:sQ+JJtT60
P「…なるほど、感動できる動きがしたいと」
穂乃果「うん…だからちょっとレベルの高い技をやってみようと思ったのですけど」
穂乃果「中々上手くいかなくて…」
P「…ナイスタイミング、ってところかな」
穂乃果「えっ?」
「紹介するよ…真、やよい」
真「何ですかプロデューサー?」
やよい「ごはんですかー?」
穂乃果「こ、この人達は…!」
P「そろそろ目にする機会も増えてきたみたいだな…人目に気を付けないと」
真「プロデューサー?」
P「ああ悪い。こっちは菊池真。そしてこっちは」
やよい「高槻やよいでーす!元気いっぱいにアイドルやってまーす!」
穂乃果「うんっ…昨日テレビで観たよ。とっても可愛いなぁって」
やよい「本当ですか!?嬉しいです!ファンの人ができるのってとっても嬉しいかなーって!」
穂乃果「うん…だからちょっとレベルの高い技をやってみようと思ったのですけど」
穂乃果「中々上手くいかなくて…」
P「…ナイスタイミング、ってところかな」
穂乃果「えっ?」
「紹介するよ…真、やよい」
真「何ですかプロデューサー?」
やよい「ごはんですかー?」
穂乃果「こ、この人達は…!」
P「そろそろ目にする機会も増えてきたみたいだな…人目に気を付けないと」
真「プロデューサー?」
P「ああ悪い。こっちは菊池真。そしてこっちは」
やよい「高槻やよいでーす!元気いっぱいにアイドルやってまーす!」
穂乃果「うんっ…昨日テレビで観たよ。とっても可愛いなぁって」
やよい「本当ですか!?嬉しいです!ファンの人ができるのってとっても嬉しいかなーって!」
120: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:02:17.37 ID:sQ+JJtT60
真「プロデューサー、こっちの人は…」
P「高坂穂乃果。スクールアイドルをやっている子だよ」
真「スクールアイドル!動画で見たけどすごくレベルが高いよね。僕ビックリしちゃったよ」
穂乃果「えっと…穂乃果達はまだまだ全然だから」
真「えっ?でもかなり練習してるでしょ?」
穂乃果「えっ?」
真「ほら、さっきからずっと腹式呼吸だし、普通の人だったら意識しないとしないと思うけど」
穂乃果「…!ほ、穂乃果…ずっとやってたの?」
P「凄いじゃないか。自分でも気がつかないほど自然とできるようになったなんて」
P「以前よりずっとよくなってると思うよ。高坂さん」
穂乃果「……」
P「高坂穂乃果。スクールアイドルをやっている子だよ」
真「スクールアイドル!動画で見たけどすごくレベルが高いよね。僕ビックリしちゃったよ」
穂乃果「えっと…穂乃果達はまだまだ全然だから」
真「えっ?でもかなり練習してるでしょ?」
穂乃果「えっ?」
真「ほら、さっきからずっと腹式呼吸だし、普通の人だったら意識しないとしないと思うけど」
穂乃果「…!ほ、穂乃果…ずっとやってたの?」
P「凄いじゃないか。自分でも気がつかないほど自然とできるようになったなんて」
P「以前よりずっとよくなってると思うよ。高坂さん」
穂乃果「……」
123: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:09:35.01 ID:sQ+JJtT60
穂乃果「でも…」
P「そこで提案なんだけど、俺たちと一緒に行かないか?」
穂乃果「えっ?」
P「これからダンススクールに二人を送っていくんだけど、君もどうかな?」
穂乃果「い、いいのですか?」
P「あぁ、いい勉強になると思うけど」
穂乃果「お、お願いします!」
真「いいのですかプロデューサー?」
P「うちの新人アイドルだって言えば誤魔化せるだろう…多分」
真「いいのかなぁ…」
やよい「人数が増えるとレッスンも楽しくなると思いまーす」
P「いいこと言ったぞやよい。さぁ乗ってくれ」
穂乃果「はいっ!」
P「そこで提案なんだけど、俺たちと一緒に行かないか?」
穂乃果「えっ?」
P「これからダンススクールに二人を送っていくんだけど、君もどうかな?」
穂乃果「い、いいのですか?」
P「あぁ、いい勉強になると思うけど」
穂乃果「お、お願いします!」
真「いいのですかプロデューサー?」
P「うちの新人アイドルだって言えば誤魔化せるだろう…多分」
真「いいのかなぁ…」
やよい「人数が増えるとレッスンも楽しくなると思いまーす」
P「いいこと言ったぞやよい。さぁ乗ってくれ」
穂乃果「はいっ!」
126: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:16:10.43 ID:sQ+JJtT60
-そして-
穂乃果「も、もうダメ…」グテン
やよい「うぅ~」グテーン
真「うん!いい運動になりましたよプロデューサー!」
P「体を動かす事では真がダントツだな。これからも期待してるぞ」
真「任せてください!頑張ります!」
穂乃果「すごいなぁ真ちゃん…」
P「高坂さんもお疲れ様。どうだった?」
穂乃果「全然ついていけませんでした…」
やよい「わたしもです~…」
P「やよいはまだまだこれからだ。気にすることはないさ」
やよい「は~い」
穂乃果「も、もうダメ…」グテン
やよい「うぅ~」グテーン
真「うん!いい運動になりましたよプロデューサー!」
P「体を動かす事では真がダントツだな。これからも期待してるぞ」
真「任せてください!頑張ります!」
穂乃果「すごいなぁ真ちゃん…」
P「高坂さんもお疲れ様。どうだった?」
穂乃果「全然ついていけませんでした…」
やよい「わたしもです~…」
P「やよいはまだまだこれからだ。気にすることはないさ」
やよい「は~い」
128: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:24:28.25 ID:sQ+JJtT60
真「でも穂乃果、よく最後まで踊りきったね」
穂乃果「ううん、何とか動かすだけで精一杯だったもん…」
穂乃果「どうやったらあんな激しい動きができるのかなぁ」
P「…さて、真先生。教えてあげてください」
真「ええっ!?僕がですか!?」
P「大丈夫さ。真が感じたことをそのまま教えてあげるだけでいいんだよ」
真「うーん、教えるのは苦手なんだけどなぁ…」
穂乃果「お願い…!世界一可愛い真ちゃん…!」キラキラ
真「せ、世界一…しょうがないなぁ~そこまで言うなら」
やよい「世界一ってどのくらい可愛いのですか?」
P「やよい、今は喋らない方がいいぞ。真のためだ」
穂乃果「ううん、何とか動かすだけで精一杯だったもん…」
穂乃果「どうやったらあんな激しい動きができるのかなぁ」
P「…さて、真先生。教えてあげてください」
真「ええっ!?僕がですか!?」
P「大丈夫さ。真が感じたことをそのまま教えてあげるだけでいいんだよ」
真「うーん、教えるのは苦手なんだけどなぁ…」
穂乃果「お願い…!世界一可愛い真ちゃん…!」キラキラ
真「せ、世界一…しょうがないなぁ~そこまで言うなら」
やよい「世界一ってどのくらい可愛いのですか?」
P「やよい、今は喋らない方がいいぞ。真のためだ」
131: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:36:33.57 ID:sQ+JJtT60
真「僕がダンスをする時に気をつけてる事は…そうだなぁ」
真「やっぱり姿勢かな?自分の中心がぶれてるとバランスが崩れちゃうから」
穂乃果「中心?」
真「ほら、自分の身体に一本の柱を立ててみるんだ」
穂乃果「???」
真「穂乃果、ちょっとまっすぐ立ってみて?」
穂乃果「こう?」ピシッ
真「そうそう、その状態で右足と左手を伸ばしてみて?あっ、体は動かしちゃ駄目だよ?」
穂乃果「こ、こうかな…」グラグラ
真「今グラグラしてるのはちゃんと自分の体を中心に置けてない証拠。それを改善するんだよ」
真「それだけで体のバランスは取れるようになるし、無駄な動きもなくなって滑らかな動きができるようになるんだよ!」
穂乃果「む、難しいねっ…これっ!」
真「自分に一本の柱が刺さってるって意識してみるといいよ」
真「僕もそうイメージして毎回姿勢の確認をしてるんだ」
真「やっぱり姿勢かな?自分の中心がぶれてるとバランスが崩れちゃうから」
穂乃果「中心?」
真「ほら、自分の身体に一本の柱を立ててみるんだ」
穂乃果「???」
真「穂乃果、ちょっとまっすぐ立ってみて?」
穂乃果「こう?」ピシッ
真「そうそう、その状態で右足と左手を伸ばしてみて?あっ、体は動かしちゃ駄目だよ?」
穂乃果「こ、こうかな…」グラグラ
真「今グラグラしてるのはちゃんと自分の体を中心に置けてない証拠。それを改善するんだよ」
真「それだけで体のバランスは取れるようになるし、無駄な動きもなくなって滑らかな動きができるようになるんだよ!」
穂乃果「む、難しいねっ…これっ!」
真「自分に一本の柱が刺さってるって意識してみるといいよ」
真「僕もそうイメージして毎回姿勢の確認をしてるんだ」
132: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:40:35.38 ID:sQ+JJtT60
穂乃果「一本の…柱っ!」ピタッ
穂乃果「あっ!ユラユラしなくなった!」
真「そう!上手いよ穂乃果!そのイメージだよ!」
穂乃果「す、すごい…さっきまでの感覚が嘘みたい」
P「…上手くいったみたいだな」
やよい「穂乃果さんすごいですー!よーしやよいも!」バッ
やよい「……」プルプル
やよい「足つりました…たすけてぇ」
P「……」
穂乃果「あっ!ユラユラしなくなった!」
真「そう!上手いよ穂乃果!そのイメージだよ!」
穂乃果「す、すごい…さっきまでの感覚が嘘みたい」
P「…上手くいったみたいだな」
やよい「穂乃果さんすごいですー!よーしやよいも!」バッ
やよい「……」プルプル
やよい「足つりました…たすけてぇ」
P「……」
133: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:42:42.23 ID:sQ+JJtT60
うわやよい自分のことやよいなんて言わないじゃんごめん
134: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:48:57.47 ID:sQ+JJtT60
-そして-
穂乃果「あの…今日は本当にありがとうございました」
P「いや、こっちこそいきなり連れて行ってごめんね」
穂乃果「ううん!とっても勉強になりました!」
P「もしよかったまた連れて行ってあげるよ」
穂乃果「はいっ!ありがとうございます!」
真「じゃあね穂乃果!また一緒にレッスンしようよ!」
やよい「さよーならー!」
穂乃果「ばいばーい!」
ブロロロロロ…
穂乃果「あの…今日は本当にありがとうございました」
P「いや、こっちこそいきなり連れて行ってごめんね」
穂乃果「ううん!とっても勉強になりました!」
P「もしよかったまた連れて行ってあげるよ」
穂乃果「はいっ!ありがとうございます!」
真「じゃあね穂乃果!また一緒にレッスンしようよ!」
やよい「さよーならー!」
穂乃果「ばいばーい!」
ブロロロロロ…
138: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 19:57:35.14 ID:sQ+JJtT60
P「どうだ?彼女は?」
真「はいっ!とってもいい人でしたよ!」
P「…そうか」
やよい「私も穂乃果さんがいて今日は楽しかったです!」
P「…これからも積極的に参加してくれると嬉しいんだけどなぁ」ボソッ
やよい「プロデューサー?」
P「あ、嫌なんでもない」
真「でもプロデューサー、どうして穂乃果にダンスレッスン誘ったのですか?」
P「ん?ただの気まぐれだぞ」
真「そうかなぁ?なんかやけに穂乃果の事を心配してたような…」
P「そんな事はないぞ?俺は真達が立派なアイドルになるために頑張ってるんだからな」
真「はいっ!そうですね!」
P「…あぁ、みんな期待してるぞ」
真「はいっ!とってもいい人でしたよ!」
P「…そうか」
やよい「私も穂乃果さんがいて今日は楽しかったです!」
P「…これからも積極的に参加してくれると嬉しいんだけどなぁ」ボソッ
やよい「プロデューサー?」
P「あ、嫌なんでもない」
真「でもプロデューサー、どうして穂乃果にダンスレッスン誘ったのですか?」
P「ん?ただの気まぐれだぞ」
真「そうかなぁ?なんかやけに穂乃果の事を心配してたような…」
P「そんな事はないぞ?俺は真達が立派なアイドルになるために頑張ってるんだからな」
真「はいっ!そうですね!」
P「…あぁ、みんな期待してるぞ」
140: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 20:07:57.19 ID:sQ+JJtT60
-数日後-
春香「プロデューサーさん!見てくださいよこれ!」
P「どうした春香?…これは」
春香「穂乃果ちゃん達のユニットの動画ですよ!昨日アップロードされてました!」
P「へぇ~。どれどれ…」
千早「μ's…素敵な名前ね」
P「全部で9人か…ライブもアイドルのそれに負けてない」
雪歩「すごいですぅ…この衣装もカッコイイ」
春香「あっ、ここで終わりみたいですね」
P「…ん?」
千早「プロデューサー?どうかしましたか?」
P「あ、嫌なんでもないぞ」
律子「そこの三人ー。休憩時間そろそろ終わるわよー準備してー」
三人「はーい」
P「…最後の一秒、彼女だけバランスを崩している…気のせいか?」
春香「プロデューサーさん!見てくださいよこれ!」
P「どうした春香?…これは」
春香「穂乃果ちゃん達のユニットの動画ですよ!昨日アップロードされてました!」
P「へぇ~。どれどれ…」
千早「μ's…素敵な名前ね」
P「全部で9人か…ライブもアイドルのそれに負けてない」
雪歩「すごいですぅ…この衣装もカッコイイ」
春香「あっ、ここで終わりみたいですね」
P「…ん?」
千早「プロデューサー?どうかしましたか?」
P「あ、嫌なんでもないぞ」
律子「そこの三人ー。休憩時間そろそろ終わるわよー準備してー」
三人「はーい」
P「…最後の一秒、彼女だけバランスを崩している…気のせいか?」
141: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 20:10:30.24 ID:sQ+JJtT60
バシンッ!!
穂乃果「……」
海未「…最低です」
穂乃果「……」
海未「あなたは…最低です!」ダッダッダッ!
絵里「海未!」
花陽「海未ちゃん!」
バタンッ
凛「ほ、穂乃果ちゃん…」
穂乃果「いいの…」
穂乃果「穂乃果の…穂乃果のせいだから」
穂乃果「……」
海未「…最低です」
穂乃果「……」
海未「あなたは…最低です!」ダッダッダッ!
絵里「海未!」
花陽「海未ちゃん!」
バタンッ
凛「ほ、穂乃果ちゃん…」
穂乃果「いいの…」
穂乃果「穂乃果の…穂乃果のせいだから」
145: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 20:18:43.26 ID:sQ+JJtT60
春香「プロデューサーさん。今日は何処に行くのですか?」
P「UTX学園だ。そこでスクールアイドルとの合同レッスンを組んでる」
千早「スクールアイドルとですか?」
伊織「ちょっと、何で私たちがアマチュアアイドルなんかと一緒にレッスンしなきゃいけないのよ!?」
P「まぁそう言うなよ。舞台は違っても、彼女たちは立派なアイドルだ」
P「お前たちも違う刺激を貰ういい機会だからな。頑張ってくれ」
雪歩「き、緊張するね…」
真「そう?僕は楽しみだけどなー」
やよい「私もですー!」
P「うむ、やる気いっぱいでよろしい」
P「…ん?」
春香「プロデューサーさん?」
P「悪い、ちょっと車停めるぞ」
P「UTX学園だ。そこでスクールアイドルとの合同レッスンを組んでる」
千早「スクールアイドルとですか?」
伊織「ちょっと、何で私たちがアマチュアアイドルなんかと一緒にレッスンしなきゃいけないのよ!?」
P「まぁそう言うなよ。舞台は違っても、彼女たちは立派なアイドルだ」
P「お前たちも違う刺激を貰ういい機会だからな。頑張ってくれ」
雪歩「き、緊張するね…」
真「そう?僕は楽しみだけどなー」
やよい「私もですー!」
P「うむ、やる気いっぱいでよろしい」
P「…ん?」
春香「プロデューサーさん?」
P「悪い、ちょっと車停めるぞ」
147: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 20:27:37.45 ID:sQ+JJtT60
穂乃果「……」ボーッ
P「…何してるんだあの子?」
春香「あっ!穂乃果ちゃんだ!」
千早「…さっきからずっと地面を見ていますね」
雪歩「何かあったのかな…」
伊織「ねー早くしなさいよー。このシート固くて伊織ちゃんの身体が凝っちゃうじゃなーい!」
やよい「伊織ちゃん落ち着いて。どうどう」
伊織「誰がじゃじゃ馬よ!?」
真「言ってないんだよなぁ」
千早「…ちょっと声かけてきましょうか?」
春香「あ、私も行くー」
P「うん、頼んだ。俺も近くに停車してそっちに行く」
P「…何してるんだあの子?」
春香「あっ!穂乃果ちゃんだ!」
千早「…さっきからずっと地面を見ていますね」
雪歩「何かあったのかな…」
伊織「ねー早くしなさいよー。このシート固くて伊織ちゃんの身体が凝っちゃうじゃなーい!」
やよい「伊織ちゃん落ち着いて。どうどう」
伊織「誰がじゃじゃ馬よ!?」
真「言ってないんだよなぁ」
千早「…ちょっと声かけてきましょうか?」
春香「あ、私も行くー」
P「うん、頼んだ。俺も近くに停車してそっちに行く」
148: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 20:32:38.89 ID:sQ+JJtT60
穂乃果「…はぁ」
千早「穂乃果?どうしたのこんなところで?」
穂乃果「うえぇ!海未ちゃ…あ、千早ちゃん…」
春香「穂乃果ちゃーん!ライブの映像観たよ!すごく良かった!」
穂乃果「…っ」
春香「でも最近メールくれないよね?どうしたの?」
穂乃果「ごめんね…ちょっと忙しくて」
千早「…あんまり忙しそうには見えないのだけど?」
穂乃果「……」
春香「な、何かあったのかな?」
穂乃果「うん…ちょっと」
千早「穂乃果?どうしたのこんなところで?」
穂乃果「うえぇ!海未ちゃ…あ、千早ちゃん…」
春香「穂乃果ちゃーん!ライブの映像観たよ!すごく良かった!」
穂乃果「…っ」
春香「でも最近メールくれないよね?どうしたの?」
穂乃果「ごめんね…ちょっと忙しくて」
千早「…あんまり忙しそうには見えないのだけど?」
穂乃果「……」
春香「な、何かあったのかな?」
穂乃果「うん…ちょっと」
149: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 20:36:26.03 ID:sQ+JJtT60
P「あ、いたいた」
雪歩「穂乃果ちゃん…久しぶりだね」
伊織「ちょっと…何で私までついてこなきゃいけないのよ」
やよい「穂乃果さんはいい人だから伊織ちゃんもすぐに好きになれるよ思うよ?」
真「うんうん。すごくいい子だよね!」
春香「…あ、プロデューサーさん」
P「どうだ?何か分かったか?」
千早「それが…」
穂乃果「いいよ二人共…穂乃果が説明するから」
P「……」
雪歩「穂乃果ちゃん…久しぶりだね」
伊織「ちょっと…何で私までついてこなきゃいけないのよ」
やよい「穂乃果さんはいい人だから伊織ちゃんもすぐに好きになれるよ思うよ?」
真「うんうん。すごくいい子だよね!」
春香「…あ、プロデューサーさん」
P「どうだ?何か分かったか?」
千早「それが…」
穂乃果「いいよ二人共…穂乃果が説明するから」
P「……」
152: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 20:45:59.33 ID:sQ+JJtT60
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穂乃果「…という事がありました」
P「……」
穂乃果「…私がちゃんとことりちゃんに気づいていれば、こんな事にはならなかった」
穂乃果「穂乃果が…自分のことしか…ラブライブの事しか考えてなかったから」
穂乃果「μ's…活動中止になっちゃった」
春香「…穂乃果ちゃん」
穂乃果「でもね…廃校の話もなくなったから…もうスクールアイドルを続ける意味もないかなって」
千早「…穂乃果、本当にそれでいいの?」
穂乃果「……」
雪歩「穂乃果ちゃん…」
伊織「なーんだ、やっぱりただのお遊び集団じゃない。くっだらないわね」
穂乃果「…という事がありました」
P「……」
穂乃果「…私がちゃんとことりちゃんに気づいていれば、こんな事にはならなかった」
穂乃果「穂乃果が…自分のことしか…ラブライブの事しか考えてなかったから」
穂乃果「μ's…活動中止になっちゃった」
春香「…穂乃果ちゃん」
穂乃果「でもね…廃校の話もなくなったから…もうスクールアイドルを続ける意味もないかなって」
千早「…穂乃果、本当にそれでいいの?」
穂乃果「……」
雪歩「穂乃果ちゃん…」
伊織「なーんだ、やっぱりただのお遊び集団じゃない。くっだらないわね」
153: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 20:52:58.29 ID:sQ+JJtT60
やよい「い、伊織ちゃん?」
伊織「風邪で倒れてライブ中止?メンバーがいなくなるからユニット解散?」
伊織「アンタ本当にアイドル馬鹿にしてるでしょ?」
穂乃果「そ、そんな事…!」
伊織「じゃあ何?嫌になったからってこんなところで何してるの?」
伊織「どうせ遊びほうけて虚しくなったから落ち込んでここでぼーっとしてるだけでしょ?」
伊織「こんなのがアイドルの名前担いでるなんて世も末ね。私今日のUTXの合同レッスン行かなーい」
穂乃果「っ…!」
真「ちょ、ちょっと伊織…」バッ
P「待て真…止めるな」
真「えっ…?」
伊織「風邪で倒れてライブ中止?メンバーがいなくなるからユニット解散?」
伊織「アンタ本当にアイドル馬鹿にしてるでしょ?」
穂乃果「そ、そんな事…!」
伊織「じゃあ何?嫌になったからってこんなところで何してるの?」
伊織「どうせ遊びほうけて虚しくなったから落ち込んでここでぼーっとしてるだけでしょ?」
伊織「こんなのがアイドルの名前担いでるなんて世も末ね。私今日のUTXの合同レッスン行かなーい」
穂乃果「っ…!」
真「ちょ、ちょっと伊織…」バッ
P「待て真…止めるな」
真「えっ…?」
158: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 21:08:33.95 ID:sQ+JJtT60
穂乃果「……」
伊織「何よ?何か言いたい事があるなら言いなさいよ」
穂乃果「…ううん、あなたの言ってることは正しいよ」
穂乃果「でも、私とは違う…私の憧れたアライズの事は馬鹿にしないで」
伊織「はぁ?あんたとそのユニットの何が違うのよ?どっちもスクールアイドルってのでしょう?」
穂乃果「そ、そうだけど!」
伊織「アイドルやってて自分より雲の上みたいな存在で見てる時点でアイドルとして終わってるのよ」
伊織「あんたみたいなのがいっぱいいるのがラブライブって大会なんでしょ?」
伊織「私から見たらどっちも一緒なの。『アイドル』って言葉を抜き取ってやりたい気分よ…」
穂乃果「っ!」スクッ
穂乃果「違う…!スクールアイドルは穂乃果みたいな人達ばっかりじゃない!」
伊織「何よ?何か言いたい事があるなら言いなさいよ」
穂乃果「…ううん、あなたの言ってることは正しいよ」
穂乃果「でも、私とは違う…私の憧れたアライズの事は馬鹿にしないで」
伊織「はぁ?あんたとそのユニットの何が違うのよ?どっちもスクールアイドルってのでしょう?」
穂乃果「そ、そうだけど!」
伊織「アイドルやってて自分より雲の上みたいな存在で見てる時点でアイドルとして終わってるのよ」
伊織「あんたみたいなのがいっぱいいるのがラブライブって大会なんでしょ?」
伊織「私から見たらどっちも一緒なの。『アイドル』って言葉を抜き取ってやりたい気分よ…」
穂乃果「っ!」スクッ
穂乃果「違う…!スクールアイドルは穂乃果みたいな人達ばっかりじゃない!」
163: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 21:33:31.97 ID:sQ+JJtT60
春香「ほ、穂乃果ちゃん…?」
穂乃果「スクールアイドルは…アイドルになりたい人が集まって…みんなで夢を叶えるためのアイドルだよ!」
穂乃果「アイドルに憧れてる子も…歌やダンスが苦手な子だってなれるのがスクールアイドルなの!」
穂乃果「でも!私達だって貴女達アイドルみたいに見てくれるお客さんの為に精一杯の舞台を作ろうって頑張ってる!」
穂乃果「目標に向かって一生懸命に練習もしてるし、辛い事も頑張って乗り越えてきた!」
穂乃果「目標が無くなったら…また次の目標に向かって頑張ることができる!」
穂乃果「この短い高校生活の中で…私たちが輝くことができる!」
穂乃果「それが…ラブライブなの…スクールアイドルなの」
穂乃果「だから…私達の事を…全部否定しないで…」
P「……」
伊織「…で?アンタの次の目標って何よ?」
穂乃果「えっ」
伊織「自分で言ってたじゃない。廃校の危機がなくなったのでしょ?」
伊織「じゃあ次は?」
穂乃果「スクールアイドルは…アイドルになりたい人が集まって…みんなで夢を叶えるためのアイドルだよ!」
穂乃果「アイドルに憧れてる子も…歌やダンスが苦手な子だってなれるのがスクールアイドルなの!」
穂乃果「でも!私達だって貴女達アイドルみたいに見てくれるお客さんの為に精一杯の舞台を作ろうって頑張ってる!」
穂乃果「目標に向かって一生懸命に練習もしてるし、辛い事も頑張って乗り越えてきた!」
穂乃果「目標が無くなったら…また次の目標に向かって頑張ることができる!」
穂乃果「この短い高校生活の中で…私たちが輝くことができる!」
穂乃果「それが…ラブライブなの…スクールアイドルなの」
穂乃果「だから…私達の事を…全部否定しないで…」
P「……」
伊織「…で?アンタの次の目標って何よ?」
穂乃果「えっ」
伊織「自分で言ってたじゃない。廃校の危機がなくなったのでしょ?」
伊織「じゃあ次は?」
168: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 21:44:42.59 ID:sQ+JJtT60
穂乃果「つ、次は…」
伊織「何?ないの?だからアイドルやめたわけね」
伊織「やっと納得できた、私今一般人と喋ってたのね」
伊織「あーあ時間の無駄だっだわ。もう帰りましょー」
穂乃果「わ、私の次の目標は…!」
穂乃果「ことりちゃんに謝って…もう一度ライブをやろうって誘うこと!」
伊織「…次は?」
穂乃果「みんなに謝って、μ'sを再結成する事!」
伊織「次」
穂乃果「アライズを抜いて私たちがランキング一位になる!」
伊織「次!」
穂乃果「みんなでラブライブ出場!」
穂乃果「そして…私たちが世界で一番のスクールアイドルになる!」
伊織「何?ないの?だからアイドルやめたわけね」
伊織「やっと納得できた、私今一般人と喋ってたのね」
伊織「あーあ時間の無駄だっだわ。もう帰りましょー」
穂乃果「わ、私の次の目標は…!」
穂乃果「ことりちゃんに謝って…もう一度ライブをやろうって誘うこと!」
伊織「…次は?」
穂乃果「みんなに謝って、μ'sを再結成する事!」
伊織「次」
穂乃果「アライズを抜いて私たちがランキング一位になる!」
伊織「次!」
穂乃果「みんなでラブライブ出場!」
穂乃果「そして…私たちが世界で一番のスクールアイドルになる!」
176: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 21:52:02.56 ID:sQ+JJtT60
穂乃果「はぁ…はぁ…!」
伊織「…何だ。いっぱいあるじゃない」
伊織「じゃあさっさとしなさいよ。こんな所で油売ってるんじゃないわよ」
伊織「仮にもアイドル名乗ってるなら、それ相応の努力をしなさい」
伊織「でないと私たちまで低く見られちゃうじゃないの。迷惑だわ」
穂乃果「…うんっ!」
P「……」
穂乃果「プロデューサーさん!」
P「んお?何だ?」
穂乃果「明日、私達の学校で絶対にライブやります!」
穂乃果「良かったら…観に来てください!」
伊織「…何だ。いっぱいあるじゃない」
伊織「じゃあさっさとしなさいよ。こんな所で油売ってるんじゃないわよ」
伊織「仮にもアイドル名乗ってるなら、それ相応の努力をしなさい」
伊織「でないと私たちまで低く見られちゃうじゃないの。迷惑だわ」
穂乃果「…うんっ!」
P「……」
穂乃果「プロデューサーさん!」
P「んお?何だ?」
穂乃果「明日、私達の学校で絶対にライブやります!」
穂乃果「良かったら…観に来てください!」
179: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 21:58:01.60 ID:sQ+JJtT60
P「そうだね…夕方時間を開けておくよ」
穂乃果「はいっ!ありがとうございます!」
穂乃果「よぉーし!早速ことりちゃんの家に行かなきゃ!」
穂乃果「えっと…みんなありがとう!」
春香「ふふっ、私たち何もしてないよ?」
千早「えぇ、言いたいことは全部水瀬さんが言ってくれたし」
伊織「…ふんっ」
雪歩「穂乃果ちゃん、頑張ってね」
真「僕たちは見に行けないけど…応援してるよ!」
穂乃果「うんっ!ありがとう!」
やよい「穂乃果さん!私がパワーを分けてあげます!」
やよい「はい、た~っち!」パチンッ
穂乃果「あははっ!ありがとう♪」
穂乃果「はいっ!ありがとうございます!」
穂乃果「よぉーし!早速ことりちゃんの家に行かなきゃ!」
穂乃果「えっと…みんなありがとう!」
春香「ふふっ、私たち何もしてないよ?」
千早「えぇ、言いたいことは全部水瀬さんが言ってくれたし」
伊織「…ふんっ」
雪歩「穂乃果ちゃん、頑張ってね」
真「僕たちは見に行けないけど…応援してるよ!」
穂乃果「うんっ!ありがとう!」
やよい「穂乃果さん!私がパワーを分けてあげます!」
やよい「はい、た~っち!」パチンッ
穂乃果「あははっ!ありがとう♪」
181: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 22:05:50.00 ID:sQ+JJtT60
P「…ここからだよ、君の道は」
穂乃果「えっ?」
P「ああいや何でもない。頑張ってね」
穂乃果「はいっ!じゃあ…行ってきます!」
ダッダッダッダ…
春香「…よかったね穂乃果ちゃん。元気になって」
千早「そうね。友達には極力へこんで欲しくはないものね」
雪歩「穂乃果ちゃん、少し前よりずっとキラキラしてたなぁ…」
真「うん、とっても輝いてたね」
穂乃果「えっ?」
P「ああいや何でもない。頑張ってね」
穂乃果「はいっ!じゃあ…行ってきます!」
ダッダッダッダ…
春香「…よかったね穂乃果ちゃん。元気になって」
千早「そうね。友達には極力へこんで欲しくはないものね」
雪歩「穂乃果ちゃん、少し前よりずっとキラキラしてたなぁ…」
真「うん、とっても輝いてたね」
182: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 22:09:57.18 ID:sQ+JJtT60
P「…さあ!俺たちも急がないとな。無効に迷惑をかけてしまうぞ」
やよい「あー!そうでしたー!早くスクールアイドルさんに会いたいですー!」
春香「プロデューサーさん、何時に集合なのですか?」
P「ん?あと5分で時間だ」
千早「何を呑気に言ってるのですか!?早く行きましょう!みんな急いで!」
真「はーいっと」
伊織「…」
P「…伊織?」
伊織「言っとくけど、私まだ認めてないわよ。スクールアイドルの事」
P「…分かってる。でもそれを分かってって彼女にアドバイスしたんだろ?」
伊織「そんなんじゃないわよ…まったく」
やよい「あー!そうでしたー!早くスクールアイドルさんに会いたいですー!」
春香「プロデューサーさん、何時に集合なのですか?」
P「ん?あと5分で時間だ」
千早「何を呑気に言ってるのですか!?早く行きましょう!みんな急いで!」
真「はーいっと」
伊織「…」
P「…伊織?」
伊織「言っとくけど、私まだ認めてないわよ。スクールアイドルの事」
P「…分かってる。でもそれを分かってって彼女にアドバイスしたんだろ?」
伊織「そんなんじゃないわよ…まったく」
183: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 22:12:45.55 ID:sQ+JJtT60
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
P「じゃあ、行ってくるよ」
律子「はいはーい。気をつけていってらっしゃーい」
P「適当すぎないかそれ…まぁいいか」
ガチャ
律子「あ、後で社長も時間とって見に来るらしいですよー」
律子「ってもういないし…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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P「じゃあ、行ってくるよ」
律子「はいはーい。気をつけていってらっしゃーい」
P「適当すぎないかそれ…まぁいいか」
ガチャ
律子「あ、後で社長も時間とって見に来るらしいですよー」
律子「ってもういないし…」
187: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 22:21:38.76 ID:sQ+JJtT60
-音乃木坂学園-
P「へぇ~一般入場も取ってるのか…意外と大きいんだな」
理事長「あら…外部の方ですか?」
P「あ、はい」
理事長「こちらの正面口をまっすぐ言った突き当たりおホールになってます」
P「はい、ありがとうございます」
理事長「いえいえ…どうぞごゆっくり」
P「さて、見せてもらうよ」
P「スクールアイドル…実に興味深いよ」
P「へぇ~一般入場も取ってるのか…意外と大きいんだな」
理事長「あら…外部の方ですか?」
P「あ、はい」
理事長「こちらの正面口をまっすぐ言った突き当たりおホールになってます」
P「はい、ありがとうございます」
理事長「いえいえ…どうぞごゆっくり」
P「さて、見せてもらうよ」
P「スクールアイドル…実に興味深いよ」
191: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 22:37:15.56 ID:sQ+JJtT60
会場には、沢山の観衆で溢れていた。
学校という小さな舞台で制服で踊る彼女達は、自分が見てきたどのアイドルグループよりも楽しそうに歌って踊っていた。
それぞれの動きが独創的で、統制が微妙に取れていない場面もあった。練習不足なのだろう。
…しかし、この子達には普通のアイドルにはないとても魅力的なものがあった。
誰にも邪魔されず、ただ自分達を見て欲しいという意欲、それは熱血に近かった。
今を、そしてこれからの自分たちを見て欲しいと、ひしひしと伝わってきた。
…彼女たちは、ライブで自分達の夢を叫んでいた。
穂乃果「一生懸命頑張って、私達が今!ここにいる!」
穂乃果「この想いを、いつかみんなに届けるって!」
穂乃果「その夢が今日、叶いましたっ!」
穂乃果「だから、私達はまた駆け出します!」
穂乃果「新しい夢に向かって!」
学校という小さな舞台で制服で踊る彼女達は、自分が見てきたどのアイドルグループよりも楽しそうに歌って踊っていた。
それぞれの動きが独創的で、統制が微妙に取れていない場面もあった。練習不足なのだろう。
…しかし、この子達には普通のアイドルにはないとても魅力的なものがあった。
誰にも邪魔されず、ただ自分達を見て欲しいという意欲、それは熱血に近かった。
今を、そしてこれからの自分たちを見て欲しいと、ひしひしと伝わってきた。
…彼女たちは、ライブで自分達の夢を叫んでいた。
穂乃果「一生懸命頑張って、私達が今!ここにいる!」
穂乃果「この想いを、いつかみんなに届けるって!」
穂乃果「その夢が今日、叶いましたっ!」
穂乃果「だから、私達はまた駆け出します!」
穂乃果「新しい夢に向かって!」
192: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 22:42:51.69 ID:sQ+JJtT60
P「……」
「ほう、何といい面構えだ」
P「えっ?」
高木「いいじゃないか、あの子」
P「しゃ、社長!?何でここに!?」
高木「ん?律子くんから連絡は受けていると思っていたのだが…」
P「はぁ…」
高木「君だろ?あの子をここまで見守ってきたのは」
P「えっ?」
高木「君の彼女を見る目…それはまるでアイドルのファンのようだった」
高木「誘いたいのだろ?…あの子を」
「ほう、何といい面構えだ」
P「えっ?」
高木「いいじゃないか、あの子」
P「しゃ、社長!?何でここに!?」
高木「ん?律子くんから連絡は受けていると思っていたのだが…」
P「はぁ…」
高木「君だろ?あの子をここまで見守ってきたのは」
P「えっ?」
高木「君の彼女を見る目…それはまるでアイドルのファンのようだった」
高木「誘いたいのだろ?…あの子を」
193: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 22:47:35.10 ID:sQ+JJtT60
P「……」
高木「…まぁ、あそこまで高らかに夢を叫んでいるのを見ると、少々言いづらい雰囲気でもあるが…」
高木「あの子はきっと、磨けば太陽のように輝くだろう」
P「…そう思いますか?」
高木「うむ、ティンときた!」
P「……」
P「社長、少し事務所に戻る時間が遅れてもよろしいでしょうか?」
高木「うむ、連絡しておこう」
P「ありがとうございます。ではちょっと…」
P「行ってきますね」
高木「…まぁ、あそこまで高らかに夢を叫んでいるのを見ると、少々言いづらい雰囲気でもあるが…」
高木「あの子はきっと、磨けば太陽のように輝くだろう」
P「…そう思いますか?」
高木「うむ、ティンときた!」
P「……」
P「社長、少し事務所に戻る時間が遅れてもよろしいでしょうか?」
高木「うむ、連絡しておこう」
P「ありがとうございます。ではちょっと…」
P「行ってきますね」
194: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 22:54:18.87 ID:sQ+JJtT60
-ライブ終了後-
P「高坂さん!」
穂乃果「あっ!プロデューサーさん!」
P「ライブ見てたよ。…すごく良かった」
穂乃果「私…プロデューサーさんに出逢えたおかげでここまで来ることができました!」
穂乃果「春香ちゃんや…みんなが色んな事を教えてくれて…」
穂乃果「私…何てお礼をすれば…分からないくらい…嬉しくて…」ポロポロ
P「…うん。みんなにそう伝えておくよ」
穂乃果「はいっ…!本当に…」
穂乃果「ほんとうに!ありがとうございましたっ!」
P「…高坂さん、もしよかったら」
「穂乃果ー!」
「穂乃果ちゃーん!」
P「高坂さん!」
穂乃果「あっ!プロデューサーさん!」
P「ライブ見てたよ。…すごく良かった」
穂乃果「私…プロデューサーさんに出逢えたおかげでここまで来ることができました!」
穂乃果「春香ちゃんや…みんなが色んな事を教えてくれて…」
穂乃果「私…何てお礼をすれば…分からないくらい…嬉しくて…」ポロポロ
P「…うん。みんなにそう伝えておくよ」
穂乃果「はいっ…!本当に…」
穂乃果「ほんとうに!ありがとうございましたっ!」
P「…高坂さん、もしよかったら」
「穂乃果ー!」
「穂乃果ちゃーん!」
198: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:01:25.69 ID:sQ+JJtT60
穂乃果「あっ!海未ちゃん!ことりちゃん!」
海未「もうっ!主役がいなくてどうするのですか!」
ことり「早く行こうっ!μ's再結成のお祝いしなくちゃ!」
穂乃果「うんっ!今行くよっ!」
穂乃果「…えっと、プロデューサーさんさっき何か言いました?」
P「…いや、いいんだ。忘れて欲しい」
穂乃果「えーっ何言ったのか気になるじゃーん」
P「ほら、友達が待ってるよ?早く行ってあげないと」
穂乃果「むー…分かりました」
穂乃果「あの、今日はライブ見に来てくれてありがとうございました!」
穂乃果「これからも頑張って練習して、いつか絶対に私達の夢を叶えますっ!」
P「うん、頑張ってね。…応援してるよ」
穂乃果「はいっ!」
穂乃果「じゃあ…さようならっ!」
海未「もうっ!主役がいなくてどうするのですか!」
ことり「早く行こうっ!μ's再結成のお祝いしなくちゃ!」
穂乃果「うんっ!今行くよっ!」
穂乃果「…えっと、プロデューサーさんさっき何か言いました?」
P「…いや、いいんだ。忘れて欲しい」
穂乃果「えーっ何言ったのか気になるじゃーん」
P「ほら、友達が待ってるよ?早く行ってあげないと」
穂乃果「むー…分かりました」
穂乃果「あの、今日はライブ見に来てくれてありがとうございました!」
穂乃果「これからも頑張って練習して、いつか絶対に私達の夢を叶えますっ!」
P「うん、頑張ってね。…応援してるよ」
穂乃果「はいっ!」
穂乃果「じゃあ…さようならっ!」
202: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:05:36.17 ID:sQ+JJtT60
タッタッタッタ…
P「……」
春香「いいのですか?穂乃果ちゃんスカウトしなくて」
P「春香!来てたのか」
春香「さっきですよ。ライブが観れなかったのが残念だったなぁ」
P「……」
春香「プロデューサーさん。逃がした魚は大きいって顔してますね!」
P「いや、いいんだ。あの子はこれで」
春香「えっ?」
P「このスクールアイドルという、ラブライブという夢があってこそ彼女達は輝ける」
P「そしてそれは…いずれ俺たちを熱中させてくれる程に輝けるだろうな」
P「……」
春香「いいのですか?穂乃果ちゃんスカウトしなくて」
P「春香!来てたのか」
春香「さっきですよ。ライブが観れなかったのが残念だったなぁ」
P「……」
春香「プロデューサーさん。逃がした魚は大きいって顔してますね!」
P「いや、いいんだ。あの子はこれで」
春香「えっ?」
P「このスクールアイドルという、ラブライブという夢があってこそ彼女達は輝ける」
P「そしてそれは…いずれ俺たちを熱中させてくれる程に輝けるだろうな」
203: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:10:40.36 ID:sQ+JJtT60
春香「…クスッ、そうですね」
P「まぁもし、彼女が卒業してアイドルの道に進みたいと願うなら」
P「その時は精一杯スカウトさせてもらうとするよ」
春香「あっ!じゃあまだ諦めてないのですね!」
P「当たり前だ!あんな上玉そうそう見逃す訳にはいかないさ!」
春香「もしかしたら私たちと一緒にステージに立つことができるんですね…」
P「あぁ、ひょっとしたらな」
春香「…よぉーし!私も穂乃果ちゃんに負けないように頑張りますよー!」
春香「プロデューサー!これからもご指導お願いしますね!」
P「おう!」
P「まぁもし、彼女が卒業してアイドルの道に進みたいと願うなら」
P「その時は精一杯スカウトさせてもらうとするよ」
春香「あっ!じゃあまだ諦めてないのですね!」
P「当たり前だ!あんな上玉そうそう見逃す訳にはいかないさ!」
春香「もしかしたら私たちと一緒にステージに立つことができるんですね…」
P「あぁ、ひょっとしたらな」
春香「…よぉーし!私も穂乃果ちゃんに負けないように頑張りますよー!」
春香「プロデューサー!これからもご指導お願いしますね!」
P「おう!」
204: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:18:25.41 ID:sQ+JJtT60
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
-数年後-
「カット!全ての撮影が終わりです!お疲れ様でしたー!」
「お疲れ様でしたー!」
「あっ!プロデューサー!」
P「初めてなのによく頑張ったな。偉いぞ」ナデナデ
「えへへ…プロデューサーが色々と助けてくれたからだよっ!」
P「いいや、これはお前の努力が実った証拠だ」
P「この調子だったら、次のオーデションも余裕だな。期待してるぞ」
「うんっ!次も頑張るよ!」
・・・・・・・・・・・・・・
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-数年後-
「カット!全ての撮影が終わりです!お疲れ様でしたー!」
「お疲れ様でしたー!」
「あっ!プロデューサー!」
P「初めてなのによく頑張ったな。偉いぞ」ナデナデ
「えへへ…プロデューサーが色々と助けてくれたからだよっ!」
P「いいや、これはお前の努力が実った証拠だ」
P「この調子だったら、次のオーデションも余裕だな。期待してるぞ」
「うんっ!次も頑張るよ!」
207: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:26:35.06 ID:sQ+JJtT60
P「さて、そろそろ時間だな」
P「これから事務所に戻るけど、何かやりたいこととかあるか?」
「うーん、特にないかなぁ」
「強いて言えば…レッスンがしたい!」
P「そうか、じゃあ急いで戻らないとみんな帰ってしまうな」
「大丈夫だよっ!ちゃんと春香ちゃん達にメールしといたから!」
P「用意周到だな…ははは」
P「これから事務所に戻るけど、何かやりたいこととかあるか?」
「うーん、特にないかなぁ」
「強いて言えば…レッスンがしたい!」
P「そうか、じゃあ急いで戻らないとみんな帰ってしまうな」
「大丈夫だよっ!ちゃんと春香ちゃん達にメールしといたから!」
P「用意周到だな…ははは」
208: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:28:43.31 ID:sQ+JJtT60
P「次の夢ってなんだっけ?」
「もうっ!忘れるなんて酷い!みんなで世界一のアイドルになることだよ!」
P「そうか、そうだったな…」
「プロデューサーは私のファン一号だからねっ!しっかりと覚えてて欲しいよ!」
P「あぁ、わかってるよ」
P「これからもみんなで頑張っていこう。…応援してるぞ。穂乃果」
穂乃果「うんっ!」
~おわり~
「もうっ!忘れるなんて酷い!みんなで世界一のアイドルになることだよ!」
P「そうか、そうだったな…」
「プロデューサーは私のファン一号だからねっ!しっかりと覚えてて欲しいよ!」
P「あぁ、わかってるよ」
P「これからもみんなで頑張っていこう。…応援してるぞ。穂乃果」
穂乃果「うんっ!」
~おわり~
212: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:34:11.05 ID:ptxcC1SK0
乙!
214: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:35:26.94 ID:c7Kn2220P
おつ
219: SS速報 投稿日:2014/01/18(土) 23:47:33.73 ID:sQ+JJtT60
渋谷凛と星空凛で考えてたけど他に色々思い浮かんだらその度にスレ立てするぜ
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