スマートフォンで美食を撮影するための特注お皿
このアイディアは! なかった!
先日、フォトスタイリストの友人がいっていたんです。最近、料理写真教室にスマートフォンを持ってくる方が増えてきたと。
「従来のフォトスタイリングは長めのレンズで撮影することを前提としているから、センサーサイズが小さいからボケのコントロールが難しく、パースがついちゃう焦点距離35mm前後の単焦点カメラで撮影する技術、あんまり磨いていないんだよね」
なるほどなー。でも今後その技術って求められるよね。ショーバイにもなるんじゃない?
...と話していたら、すでにスマートフォンで本格的に撮影&SNSシェアを目的とした食事会が開かれたというじゃないですか!
場所はイスラエルのCarmel Winery。テーマはFood-o-graphy。このイベントのために特注した2枚のお皿で、料理を美しく撮影しながら、ワインと共に楽しむという会だったようです。
冒頭の「THE LIMBO」は写真用の皿。スマートフォンを立てかけるスタンド部分と、被写体となる料理だけが映り込むように後ろの背が高くなっています。
そして「THE 360°」は動画用の皿。回転台座の上の皿をぐるぐると回して、料理の全体像を360度全方位から動画で切り取れます。
食事会中に撮影された画像はInstagramの#fdgrタグの、4月24日あたりのワクで見ることができます。ほんとにこれ、iPhoneやAndroidで撮っているのかー、とため息つけますよ。
source: Foodography
(武者良太)