ヤフオクには投票券のみが何百枚もセットになって高値で販売される一方、本体のはずのCDは破格値で叩き売り。
4日には無効投票券を有効と偽って販売したとして逮捕者も出ています。
社会問題として大々的に取り上げられてもおかしくない状況でありながら、相変わらず大手メディアは総選挙の結果がどうなるか、という方向でしかこの話題を取り上げることはありません。
この状況、いったいいつになったら変化するのでしょうね…。→ Geinou Ranking
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今日6月6日、AKB48総選挙の模様はフジテレビで中継される予定となっています。
（以下引用）
「現在、視聴率が低迷するフジテレビにとってAKB総選挙は貴重なコンテンツです。
過去、総選挙中継の平均視聴率は2012年が18.7％、2013年が20.3％、そして昨年は数字を下げましたが、それでも16.2％と十分な結果を出しており、 今年は親子の絆をテーマにさらなる視聴率アップを狙うようです」（テレビ誌記者）
（以上引用 アサ芸プラス）
毎年毎年、もうAKBブームも終わるという噂は流れますが、一向に終わりませんね。
しかし、最盛期を過ぎたことは間違いありません。
総選挙に向けてAKBメンバーが様々な番組に出演していますが、どの番組も視聴率が振るわないのです。
5月15日、22日と2週連続で出演し、15日には新曲も披露した『ミュージックステーション』（テレビ朝日）の数字は、9.4％と8.0％。
（以下引用）
「『Mステ』の合格点は2ケタですから、番組としては計算外だったでしょう。
もちろん、AKBだけの責任ではありませんが、特に強い裏番組があったわけではないので、パワーダウンは否めません」（テレビ局関係者）
（以上引用 ビジネスジャーナル）
また、6月3日に出演した『水曜歌謡祭』(フジテレビ)では、3.8％と番組最低記録を更新してしまう結果に…。
（以下引用）
この日のメインは、藤井フミヤと綾小路翔、あべ静江、そしてAKB48だったが、このキャスティングにネット上では
「誰が見るの？」
「ターゲットが意味不明」
「絶対数字には結びつかない組み合わせだな」
との意見が殺到。
さらに藤井の歌唱シーンは、13日に放送されるSP番組『ノリタケ・フミヤ・ヒロミが行く！キャンピングカー合宿〜出会い・ふれあい・幸せ旅〜』で共演する木梨憲武とヒロミも登場するという “番宣丸出し”の内容だった。
「AKB48の出演についても、『番宣』という指摘が出ています。
フジは6日、福岡ヤフオク！ドームで行われる『AKB48第7回選抜総選挙』の中継放送を予定しているためか、番組内で総選挙情報を伝えたり、新曲まで披露していました。
こちらについても、
『相変わらず口パクだし、もうAKBはいいよ』
『絶対AKBが低視聴率に貢献してると思う』
『あべ静江からの総選挙情報とか、わけがわからない』
といった声が視聴者から噴出しています」（芸能ライター）
（以上引用 サイゾーウーマン）
明らかに一時からするとパワーダウンしているAKBなのですが、その一方でシングルCDの売れ行きは好調です。
5月20日に発売された、投票券付きのシングル『僕たちは戦わない』の初期出荷数は300万枚だったとか。
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（以下引用）
「シングル50万枚売れれば1位で大ヒットの時代に、有り得ない数字。
20作連続初週ミリオンだそうですね。
業界にとってはありがたいけれど音楽を聴くためじゃないのだから、馬鹿馬鹿しくなります。
資源の無駄ですよ。
投票券目当てで何十枚も買って、CDは再生されるんですかね」（音楽CD会社の社員）
（以上引用 週刊新潮）
CD会社の社員ですから表立っては批判できないんでしょうけど、音楽が好きでその仕事をしている人ほどこういう苦々しい思いを抱えていらっしゃるんでしょうね。
実際、ネットでも大量の段ボール箱に入ったCDの写真が出回るなど、明らかに投票券のみが目的で再生されることはないCDがたくさんあることは想像に難くありません。
※金額にすると340万円以上です…
【画像】AKBオタクが3400枚のCDを開封する作業風景ｗｗｗｗｗ
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4日には、投票券を巡って逮捕者も出ています。
（以下引用）
昨年5月に発売されたAKB48の36thシングル「ラブラドール・レトリバー」（キングレコード）に封入されていた「AKB48 37thシングル選抜総選挙」の無効投票券を販売したとして、福岡県福岡市の宮崎浩二容疑者（29歳・無職）が4日、詐欺容疑で逮捕された。
男は「未使用のものを送ったつもり」と容疑を否認している。
宮崎容疑者は昨年5月、投票済みであることを隠して“投票用シリアルナンバーカード”500枚をインターネットオークションに出品。
このうち499枚が使用済みだったといい、40万円で落札した愛知県大口町の女性（43歳・自営業）が通報した。
「昨年、ヤフオクに合計2,000枚の投票券を出品したアカウントの評価欄に、『投票済みの投票券でした』というコメントが相次ぎ、ネット上で大きな話題に。
このアカウントが宮崎容疑者であったかは定かでないが、投票券詐欺の被害者は、どうやらこの女性だけではないようだ」（週刊誌記者）
（以上引用 日刊サイゾー）
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これは過去の事件ですが、今回もヤフオクには投票券のみが百枚とか千枚という単位で大量に出品されていたとか。
週刊新潮には、300枚で24万円という価格で出品されていたものがあったと書かれていました。
（以下引用）
「CDには、投票券のほかに、握手券や生写真も封入されていますが、俗に『接触厨』と呼ばれる握手会重視のファンが、投票券の束を大量に出品。
落札相場は、1枚につき800円から950円ほど。
CDの価格は劇場盤で952円、初回限定盤で1,524円（共に税別）ですが、投票券や生写真をうまく売りさばけば、タダ同然で握手券が手に入るんです。
一方、『投票券を少しでも安く手に入れたい』『CDはジャマになるから不要』というファンは多く、今年も100万円近い高額出品が次々と落札されていました」（同）
（以上引用 日刊サイゾー）
一応、商品であるCDも出品されていたそうですが、4枚150円で叩き売り状態だったとか。
この件、AKBファンで知られる小林よしのり氏もブログに書いて話題となりましたね。
→ 小林よしのり「段ボール箱でAKBのCDが届いた」「目的は投票券だけなのだからCDはいらない」「ヲタは道徳心ないのだろうか？」
（以下引用）
「おまけのシール欲しさに商品のチョコを捨てる子供が続出して社会問題化した、かつてのビックリマンチョコ・ブームと一緒。
しかし、AKB商法はメディアも含め、誰もおかしいと言わないところがおかしい」
とは上智大学の碓井広義教授（メディア論）だ。
（中略）
「子供やファンからお金を巻き上げるシステムに疑問を持つこともなく、大人もAKB商法に乗っかって浮かれているようにしか見えません」（同）
（以上引用 週刊新潮）
※いったいCD何枚分の投票券なんでしょう…
AKB総選挙の投票証拠写真。こんなスゲエ数の投票券初めてみたｗｗｗｗｗｗ
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AKB商法、よくビックリマンチョコと比較されますね。
ビックリマンチョコの場合は、社会問題化した後に公正取引委員会から規制が入ったのだそうです。
（以下引用）
このブームが衰え始めた原因は、公正取引委員会による勧告と見られている。
公正取引委員会は1988年、ロッテに対してシールの価格差を無くす、種類毎の混入率を均一にする、特定のシールに価値が出るような広告をしない、という3つの自粛案を出した。
ロッテはこの指導に従い今までキラキラと光っていたホログラム仕様のヘッドは地味なシールとなり、ヘッドが当たる確率は悪魔と同じ割合にまで引き上げられた。
結果として、レアカードであったヘッド、ひいてはカード全体の価値が暴落し、一気にファンが離反するという事態となった。
公正取引委員会は「おまけで釣るのではなく品質本位のフェアな競争を行ってほしい」という意図で勧告を出しているが、ロッテ広報担当は「シール規制はアメリカからの圧力が原因」との見解を示している。
（以上引用 Wikipedia）
AKB商法にはこういうの、ないんでしょうか？
ビックリマンチョコより事態は深刻だと思うんですけど。
「おまけで釣るのではなく品質本位のフェアな競争を行ってほしい」
まさに今のAKB運営に伝えてほしい言葉です。
とはいえ、雑誌の出版社も、新聞社も、テレビも、大手マスコミはどこもかしこも何かしらAKB人気の恩恵を受けてますから、大々的に批判はしない（できない）でしょうし、マスコミからそういう声が上がらないとお役人も動かないものなのかもしれませんね。
ネット上では、
（以下引用）
「もはや、こんなのCDでもなんでもない」
「音楽の価値をこれ以上、下げないで」
「運営もファンも、麻痺してる」
「もう、何がなんだか……」
（以上引用 日刊サイゾー）
という声が上がっているといいます。
オリコンは、「CD付チケット」「ミュージックカード」をランキングに反映しない方針となりましたが、CD付握手券、CD
PEPABO WiMAX
第1位
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