『別冊少年チャンピオン』新連載、「バキ外伝 疵面(スカーフェイス)」の6巻です。
待ちに待ってた第6巻! その期間、実に6年だ。これというのも作者が広げた風呂敷を畳めなくなったのが原因です。
これよこれ! 花山にさえ通じた催眠術がレックスには効かず、それどころかその戦闘力たるや花山と匹敵するほどの超威力! レックスはなぜこんなにも強いのか? ここで後先考えず「謎が解けた」なんて書いちゃったものだからさぁ大変! 話をどう持っていこうか考えつかなかったので連載終了となったわけですよ。
そして約6年の沈黙を破って こういう風↓にして謎を解きました。
エエエエェェェェ(´Д`)ェェェェエエエエ
レックスをジャック・ハンマと思ったんだってー! これには車中に居たマスター国松もズッコケて足を上にしてるよ。
更に芝千春も同様にズッコけ、花山も「プ…」と笑う有り様。いやいやグランドマスター(GM)は とんだ笑い者になりました。そもそもGMって世界最強の殺し屋で、世界各国にコネがあるというのにどーしてジャック・ハンマの顔を知らなかったんだろうな? 地下闘技場の観客なら誰でも知ってることなのにね。
さて 笑い話はともかく、なぜレックスは強いのかがまだ語られてません。ここで登場したのが──鎬紅葉なんですねー。
ほぉー、そうきたかーって感じです。レックスの異常な強さは紅葉が密かに人体実験をしていたというオチになりました。まぁこうでもしなきゃ「謎が解けた」と見栄を張った強さの秘密を解説できないということなんでしょう。
この6巻はレックスとGMの戦いがメイン。二人は当初は互角に戦っていても、途中からGMが圧倒していきます。その秘密は薬の効き目が切れたから。どういうことかというとGMは異常に発達する筋肉のため、それを抑制する薬を定期的に飲んでいた。でもそれは真の力をも抑制しているわけで、その効き目が切れた今は 命の危険を引き換えにパワー全開で行ける状態。これならレックスとて敵ではないんですよ。圧倒的な力の前に成す術の無いレックスに勝機はあるのか?
で、主人公たる花山の見せ場はマスター国松が放った毒矢から。僅かな量でも死に至らしめる毒矢を左手に受けてしまった花山は絶体絶命。普通の人ならこのまま死んでしまうことだろう。けれど花山は己の最大の武器である握力を使って難を逃れようとするのでした。
それはもちろん握撃のこと! 右手を使って自らの左腕に握撃を放ち、"パンッ"と渇いた爆発音が鳴り響く。皮膚は全て破れてツメも吹き飛ぶも、毒も一緒に吹き飛んだことから解毒完了! これは世界でも花山ならではの解毒方法でしょうね。
バキ外伝 疵面-スカーフェイス-(6)(チャンピオンREDコミックス)
バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-(6) (チャンピオンREDコミックス) [Kindle版]
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
今くだらないギャグパート差し込んだら非難囂々だろ名無し極!!男塾 桃VS宮本武蔵! 戦いは刹那のせめぎ合いヴィジャ盤による特殊勝利・・・?名無し喧嘩稼業 4巻 トーナメント開始前から既に戦いは始まっていた4巻表紙の梶原はもう少しこう何とかならなかったのか
雑コラレベルの絵のひどさだと思うんだけどこれ名無し激マン! マジンガーZ編 機械獣のデザインを描くのに呼び寄せたのは石川賢>描くにあたって迫力重視だけどシンプルに、というのが基本みたい。でもそれって相反することだよね?
コマにも書いてあるけど、アニメは動かす必要がありますから、線名無し喧嘩稼業 4巻 トーナメント開始前から既に戦いは始まっていたギャグ成分減りすぎてて面白くないんだよなぁ
しかもバトルもない4巻はもう何を楽しめばいいのかわかんなかったわ名無し