南太平洋にあるイースター島に建立された巨大な顔を持つ巨像「モアイ」。
画像:【イースター島の巨像「モアイ」】
謎につつまれた「モアイ」ですが、今回、著明なアメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校に属する
考古学研究所の研究員らは、モアイの下が一体どうなっているか発掘しようと調査。
その様子をご覧ください。
(参考:http://www.sunnyskyz.com/blog/867/Easter-Island-s-Monumental-Stone-Heads-Also-Have-Detailed-Bodies-Hidden-Beneath-The-Earth)
今回の件に【ネットの声】は・・
- でけぇええええ
- 高身長
- 不思議な像だね
- 作るのに時間かかったろうな
- グラディスで散々見たよ
- 何のために作ったんだろう
- ちんKみたいw
- おいやめとけ・・・呪われるぞ
- イースター島って無人なんだっけ?
- 観光地にしたら面白そう
などがあるようです。
イースター島の歴史をひもとくと、4~5世紀ごろ、台湾からポリネシア人が住み着き、いくつかの部族
が出来たとのこと。
長い年月を経て、宗教的な祭祀(さいし)をするようになり、火山島であった島から石器で石を削り出し、
10世紀ごろにモアイを作り上げたそう。
ピーク時には1万人ほどの住民であふれ、緑豊かな土地でしたが、全周が60キロという小さな島では
徐々に資源が少なくなっていきました。
森林が伐採された結果、豊かな土壌が海に流れてしまい、土地がやせ、作物不足に陥り、耕作の土地
や漁場をめぐって、部族間で争いが絶えなくなります。
画像:【当時のイースター島での争いの様子が描かれた絵画】
http://i.unu.edu/media/ias.unu.edu-jp/news/3464/Prof-Wakui.ppt.pdf
その頃の遺物として、島では今でも多くの武器や人骨が見つかるとのこと。
その結果、1774年にクック船長が島を訪れた際にはわずか600人ほどの人口しかいなかったと記さ
れています。
また18~19世紀になるとペルー政府により、住民が奴隷として連れ出され、1872年の人口はわずか
111人との記録もあります。
現在は3791人(2005年当時)の人々が住んでいます。
「モアイ」像の実体にも驚きますが、島に歴史ありですね。