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アップル、盗んだApple Watchは使えないロック機能をwatchOS 2で導入。提供は秋 - Engadget Japanese

WWDC 2015 で発表された Apple Watch 用 OS 新バージョン watchOS 2 は、iPhone と同様のアクティベーションロックに対応します。

4月に発売された Apple Watch はアクティベーションをロックする機能がなく、もしも盗難された場合、簡単に初期化して他の iPhone とペアリングできてしまう問題がありました。


この問題は5月13日にアップル関連の話題を扱うブログ iDownloadBlog が指摘したもの。Apple Watch にはもともとパスコードを登録して画面をロックする機能があります。しかし iDownloadBlog が見つけた方法を使うとこのパスコードを知らなくても端末を工場出荷時の状態に戻せてしまいます。

ということはたとえ盗まれた Apple Watch であっても簡単に他の iPhone と接続して使えるため、中古品と偽って売ることもできてしまいます。


アップルは新しいセキュリティ機能として watchOS 2 に iPhone と同様のアクティベーションロックを導入します。初期化には iCloud Apple ID とパスワードが必要となるため、盗難への抑止力となることが期待されます。


iPhone は iOS 7 より、他人が勝手に iPhone を初期化できなくなるアクティベーションロック機能に対応します。iOS 7 リリース後は泥棒側にも「盗んでも無駄」という意識が働いたのか、当時増加していた iPhone の盗難件数が大幅に低下したと米 Reuters は伝えています

watchOS 2 ではネイティブアプリケーションもサポートされ Apple Watch 本体にも多くの情報が保存されるようになります。しかし最初から盗まれにくくしておけば結果的にそうした情報も守られることになるため、アクティベーションロックの恩恵は大きそうです。

なお watchOS 2 のリリースは今秋の予定。少なくともそれまでは、 Apple Watch を腕から外したまま置き忘れたりしないよう注意が必要です。

アップル、盗んだApple Watchは使えないロック機能をwatchOS 2で導入。提供は秋

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