韓国サムスンは9日(現地時間)、”業界初” となる「透過型」および「鏡面型」の55インチ有機ELディスプレイを正式に発表しました。
現在香港で開催中の「Retail Asia Expo 2015」において、サムスンは2種類の新型55インチ有機ELディスプレイを発表。一方は、”背景が透けて見える” いわゆる透過型のディスプレイとなり、もう一方は ”鏡としても機能する” 鏡面型のディスプレイとなります。なお、双方ともに、パネル解像度は「フルHD(1920×1080)」とのこと。
透過型の方は主に電子看板などに代表される広告分野への採用が見込まれる一方で、鏡面型の方については、米Intelの提供する3D技術「RealSense Technology」と組み合わせることで、リアルなバーチャル試着サービスなどへの利用が提案されています。
サムスンは、いずれのディスプレイも、既存の透過型および鏡面型の「液晶ディスプレイ」と比較してあらゆる性能面で優れていることを強調。製品への自信の高さを覗かせています。
[Press Release via The Verge]
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2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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