ダイレクトメッセージ(DM)まわりの仕様変更を進める Twitter が、今度はDMから140文字制限を撤廃することを明らかにしました。
最近のTwitter は単なるプライベートツイートだったDMの機能拡張を続けており、今年1月にはグループDMを、4月にはフォローしていない相手からのDM受付けを追加しています。
7月予定の変更では、DMの最大文字数を140字から1万字に拡張する予定。Twitter はアプリやサービスの開発者に対して、7月までに
1. REST API / ストリーミングAPIの追加部分確認
2. 長いDMを受けられるようGETリクエストの書き直し
3. 長いDMにあわせたユーザーインターフェースの調整
をするよう求めています。フルレングスDMを正式に導入する(送信を受け付ける)期日は改めて告知予定。
アプリやサービスの開発者が対応していない場合でも、リクエストに全文要求パラメータを追加しないかぎり140字までの短縮版が届くため、原則的には全文を読めないだけでアプリそのものは機能する見込みです。Streaming API のほうは特に変更なくそのまま長い全文が届きます。
とはいえ、決め打ちマジックナンバーといえばTwitterの 140 というほどサービスを定義してきた数字だけに、非対応のままではさまざまな問題が発生しそうです。Twitter では7月の導入を前に開発者向けに長文DMのテスト方法などを案内する予定。