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海未「唇吐息お化けことり」 Part2


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※この記事は海未「唇吐息お化けことり」 Part1の続きです。









30: SS速報 投稿日:2015/06/09(火) 22:34:47.51 ID:YZXlt3vJ.ne

ことり「さってと。やっぱり今の穂乃果ちゃんでも、二人がかりじゃ無理だったかな?」

絵里「……はぁ…………ふう。希、平気?」

希「……なんとか、かな。まさかこんなに本気で暴れられるとは思ってなかったわあ」

絵里「体格で勝ってる私たち相手にここまで抵抗するなんて……本当に意識が飛んじゃってるのね」

穂乃果「背中重ぃ……動けなぃ……重いのやだぁ……気持ちぃしたぃ……」

希「えりち、気付いた? 組み合ってる間の穂乃果ちゃん、ウチらにもチューしようとしてたで」

絵里「なによ、見境なしってこと? そういうの人を選んだほうがいいわよ、穂乃果」

穂乃果「……はぁい…………うぇへへ」

ことり「ちゃんと人は選んでるよ。本当に好きな人にしか効かないし、狙わないもん」

絵里「へえ、それってどういうことなの?」

ことり「言った通りだよ。吐息が効くのも好きな人にだけ。暴れて襲いかかるのも好きな人にだけ」

希「好きな人、ってどこまでの範囲なん? 海未ちゃん相手だけ? ことりちゃん、海未ちゃんのこと好きなんやろ?」

ことり「…………私が海未ちゃんのこと好きなの、バレてたんだ」

希「これまでは仲が良すぎるだけやと思っとったけど。今回みたいな騒動起こすんなら、本気ってことやん」




31: SS速報 投稿日:2015/06/09(火) 22:40:10.11 ID:YZXlt3vJ.ne

ことり「私が海未ちゃんのことを好きっていうのはアタリ。でも予想はハズレだよ。吐息攻撃の範囲は海未ちゃんだけじゃなくて、μ'sの九人まで」

絵里「実際に海未以外にも、穂乃果にはことりの吐息? 効いているみたいだものね」
/> 穂乃果「ぅえりちゃぁん……のぞみちゃぁん……しゅきぃ……」

絵里「なんか求愛行動されてるんだけど。私たちμ'sメンバー相手には見境なしなのかしら」

希「いまいち憎めへんクリーチャーやな」

ことり「μ'sはみんながみんなのことを好きだから、その範囲だけに効果があるの」

希「それってなんの効果なん? ことりちゃんの吐息ってそんなに凄いん?」

ことり「希ちゃんにも試してあげよっか?」

希「んー、興味はあるけど遠慮しとこか。また平和なときにでもお願いするよ」

ことり「そっか、残念。じゃあ代わりに……穂乃果ちゃん」

穂乃果「ふぇあぁぁ」

ことり「ねえ穂乃果ちゃん。また、ふーっって、してあげるよ?」

穂乃果「ふぇ……………………っ………っ……」

希「……うん? わっ!」

絵里「きゃっ! こらっ、また暴れだして!」

ことり「二人を振りほどけたら、息ふーってしてあげるね」

穂乃果「ふー! ふー! 気持ちいいしたいぃぃぃぃ!」

絵里「ちょっ……あっ!」

希「抜け出されてもうたなあ」




32: SS速報 投稿日:2015/06/09(火) 22:44:11.07 ID:YZXlt3vJ.ne

穂乃果「ことりちゃんんんんん息いいいいいいいい」

ことり「はいはい、よーしよし、ちょっとだけ待っててね。絵里ちゃん、希ちゃん、今のうちに逃げないと危ないよ?」

希「危ないって? 暴走穂乃果ちゃんにまた息ふーってやったらパワーアップでもするん?」

ことり「うん」

希「……ホンマなん」

絵里「一旦退いたほうがいいのかしら。ああ、でも本当に吐息で人格を掌握されるのか、直接確認しておきたいかも」

希「堅実やけど危険やなあえりちのスタンスは」

ことり「逃げないでいいんだね、勇敢だなあ。じゃあ、穂乃果ちゃん行くよ?」

穂乃果「んー! んー!」

ことり「だぁめ、チュウじゃないよ。はい、ふーっ」

穂乃果「んんんあぁぁぁぁ………………んっ……んっ……!」

ことり「ふーっ…………ふーっ…………」

穂乃果「……んっ…………はぁっ……ぁっ…………っ………………ぁあっ」

希「……なあえりち、穂乃果ちゃんビクビク震えとるんやけど? めっちゃ幸せそうな顔しとるんやけど? アレってトロ顔って言うん?」

絵里「……言っちゃ駄目よ」

希「なんか、エッチくない?」

絵里「…………言っちゃ駄目よ」




33: SS速報 投稿日:2015/06/09(火) 22:49:14.73 ID:YZXlt3vJ.ne

穂乃果「はっ……………………はっ…………ん…………ん…………」

ことり「ふう。これで穂乃果ちゃんはもっと凄く………っていうか、マシになる……?」

絵里「さっきの状態の穂乃果相手に私たち二人で手一杯だと、これ以上抑えるのは厳しいかしら」

希「やっぱり一旦退いとこか。他のみんなのことも気になるし」

絵里「その方がいいかもね」

希「ことりちゃん、確認やけど、ウチら九人以外にはもう巻き込まないんやね?」

ことり「そうだよ。効果がないもん」

希「ならええんよ。身内のことは、身内で片づけられるんなら」

ことり「……こんなことしてるのに、私のこと、身内って思ってくれるんだね」

希「当たり前やん。言ったやろ、薄情とは違うって」

絵里「穂乃果のわかりやすさとはまた別物けど、今のことりだって十分異常なんだから、なにかしら原因があるんでしょ」

ことり「…………」

希「今は逃げるけど、後でまたちゃあんと戻ってきて、全部話聞いて、解決してあげるから」

絵里「それまで少しの間我慢してなさい」

ことり「…………優しいね、二人とも」

希「知っとる? ウチの知ってることりちゃんはね、ウチらの中でもずっと優しい子なんよ」

穂乃果「……………………ことりちゃん。ふー、気持ちいいね。ふー」

ことり「もう穂乃果ちゃん復活しちゃうよ。早く逃げた方がいいよ」

絵里「じゃあそうしようかしら。忠告してくれるなんて、本当、ことりは優しいわね」

希「ほななー」

ことり「…………」




41: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 22:37:25.60 ID:6mim9h1E.ne

―――


にこ「……………………それ本気で言ってるのよね?」

海未「はい……不本意ながら」

にこ「…………まあ、アンタがそんな馬鹿なこと冗談で言うとは思えないから、信じてあげてもいいけど」

海未「助かります……」

にこ「先に言うけど、ふざけてんだったらどんな理由があっても後で本気で怒るからね。今から信じるつもりで話すんだから」

海未「冗談で済むのならそれこそ万々歳ですよ」

にこ「……いいわ。で、今のところ危ないのはことりと穂乃果なのね?」

海未「はい。最初に花陽と凛と一緒にいる場でその二人に襲撃されて、今は絵里と希に抑えてもらっています」

にこ「真姫ちゃんは?」

海未「連絡がつきません。花陽と凛も同様なので、一年生は最終授業の関係かなにかで携帯の電源を落としたのかもしれません」

にこ「あっそ。で、今は絵里と希からの返事待ち?」

海未「ことりたちを制圧できたら連絡がくるという話でした」

にこ「じゃあ連絡がこなかったら二人がやられたって可能性もあるのね」

海未「……そうなります」




42: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 22:41:30.63 ID:6mim9h1E.ne

にこ「もし絵里たちが敵の手に落ちたなら厄介ね。あの二人、無駄に図体やらなんやらデカい上に頭まで回るんだから」

海未「あ、ですがことりの傀儡となった際には、頭が回らなくなるみたいです」

にこ「そうなの? つまり穂乃果が今そうなってるわけね」

海未「まるで廃人のようでした」

にこ「酷い言い草ね……で、この先私たちどうすんの?」

海未「ベストなのは絵里たちから連絡がきて、ことりたちを制圧できた現場に駆け付けることです。事態は収拾できます」

にこ「じゃあそれができない場合の話ね。まずは、さっき言った最悪なパターン」

海未「絵里と希までことりの手に落ちた場合ですね。その場合、まずは他のメンバーとの合流を優先します」

にこ「一年組か。ったく、早くスマホの電源入れなさいよ」

海未「合流後は、にこを含めた四人には安全な場所に隠れてもらうか、帰宅してもらいます」

にこ「にこたちだけ? 海未はどうするのよ」

海未「恐らく校内に潜伏し続けていれば、ことりは勢力を分散させて捜索すると思います」

にこ「捜索の効率を良くするためね。それで?」

海未「単独行動しているところを各個撃破していきます」




43: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 22:44:03.27 ID:6mim9h1E.ne

にこ「撃破って、急にサバイバルとかアクションみたいになったわね……でもアンタ一人でやる気? みんなで抑えなくていいの?」

海未「元の標的が私であること、にこたちは身を守る術がないこと、私は武道に精通していること、などが理由ですね」

にこ「そう言われたらなにも言い返せないじゃない」

海未「一人の方が動きやすいというものありますから。大人数では、どうしても目立ちます」

にこ「それ、ことりたちにも言えるわよね。もし向こうの勢力が何十人も増えたら、嫌でも目につくっていうか」

海未「それについて一つ推測したことがありまして」

にこ「なに?」

海未「ことりは無作為に学校にいる人を仲間に引き入れはしません。なので狙うのは、私たちμ'sのメンバーに限られるかと」

にこ「そう、だからまず私に連絡したわけね」

海未「はい」







44: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 22:46:02.92 ID:6mim9h1E.ne

にこ「ねえ、そもそもの始まりはことりと海未のいざこざなんでしょ?」

海未「私と言いますか、ことりが一方的に始めたと言いますか、いえしかし私が狙われたのなら私にも責任が……」

にこ「そうじゃなくて原因の話よ。あんたたちがやたら仲良さそうなのは関係ないの?」

海未「…………やはり、そう見えていたのですね」

にこ「バレバレでしょ。で、どこまでいったのよ」

海未「どこにもいってません! そんな、ことりとは別に……」

にこ「なにもないわけ?」

海未「…………はい……」

にこ「へえー……でも残念がるくらいには、ことりのこと意識してるのね?」

海未「そ、そういうわけでは……………………あの…………」

にこ「なに? 別に気にしないわよ、話したいことがあるなら言っちゃいなさい」




45: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 22:49:48.67 ID:6mim9h1E.ne

海未「……ことりと、更に親しくなることは、私の望む通りです。ですが、どこまで親しくしていいのか、わからなくて」

にこ「ふーん。海未はどこまで親しくなりたいの?」

海未「それは……」

にこ「いけるとこまで?」

海未「いけっ!? そんなっ、ですから」

にこ「茶化してるわけじゃないわよ。真面目に聞いてるつもりだけど」

海未「……………………よく、わかりませんが…………あるいは…………そう、かもしれません」

にこ「スクールアイドルで恋愛なんてどぉめどぉめ! なんて思ったけど、仲間内で同性相手ならセーフかしらねー」

海未「そういうものなのですか?」

にこ「あくまで大事なのはイメージだもの。案外需要とかあるかもしれないわ!」

海未「はあ……」




46: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 22:54:48.26 ID:6mim9h1E.ne

にこ「で、勝手な意見だけど。やっぱり二人の関係が騒動の原因なんじゃない?」

海未「どういうことでしょう?」

にこ「海未が自分の感情に自分で狼狽えたり、戸惑ったりするのはわかるわ。だってアンタ初心なんだもの」

海未「初心って…………私、初心なんです?」

にこ「でもことりはそうじゃないでしょ。自分の気持ちをちゃんと自覚して、なにがしたいとかハッキリしてるんじゃない?」

海未「……はい、ことりは私みたいに迷ったりはしないと思います」

にこ「だけどことりも優しいからね、海未のこと思って焦ったり急かしたりはしないでしょ」

海未「そうですね。ことりはいつも私のことを気遣ってくれます」

にこ「それでも、我慢して全部耐えられるわけじゃない。焦れたり、急ぎたくなることだってあるわよ」

海未「私との関係を、ですよね」

にこ「そう。気持ちは同じなのに、態度が違ったりしたら、そういうところで擦れ違いとかあったんじゃない?」

海未「……今、にこに言われて一つ思ついたことがあります」

にこ「なによ」

海未「昨日、ことりがちょっとした火傷を負いまして。その際に私が取った行動と、その日の帰りの会話から、もしかしたら、と」




47: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 22:58:57.27 ID:6mim9h1E.ne

にこ「………………………………それ、どー考えてもアンタが戦犯でしょ」

海未「はい、軽率でした…………ですかまさか唇への吐息があそこまで刺激的だったなんて……」

にこ「けど、だからって学校なんかで暴走して、力づくで海未を捕まえようとするのはおかしいわね」

海未「そうでしょうか。それこそ単に我慢が効かなくなっただけでは」

にこ「二人だけの時になにかしらすればいいし、そもそも昨日の帰りとかで何か言うなり暴走するなりしたらいいじゃない」

海未「確かに……」

にこ「なんだっけ、明日にはもう抑えられない、とか言ってたんでしょ?」

海未「昨日はそのようなことを言っていました」

にこ「その言い方、ことりの意思ではもう抑えられなくて、勝手になんかしちゃうって感じじゃない?」

海未「ことりの意思ではない……自分の意思ではないということですか?」

にこ「知らないわよ、思い付きで言ってるんだから。けどあのことりが周囲の目も考えないで好き勝手するのが想像できないのよねえ」

海未「それもそうですね。いつも思慮深いことりがあのようなことをするなんて、余程の理由があるとしか」

にこ「ただ感情が暴走してるだけじゃない気がするわ」

海未「特別な理由があって、こんな騒動に……」

にこ「全部想像だけどね。私は今のことりも穂乃果の様子も知らないし、アンタたちの仲もわからないんだから、アンタが判断しなさいよ」

海未「はい。やはり、私たちの問題かもしれない…………あっ、きました」

にこ「なにが?」


海未「着信が…………絵里からです」




48: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:03:12.92 ID:6mim9h1E.ne

海未「もしもし」

絵里『海未? 絵里よ。連絡が遅くなってごめんなさい』

海未「いえ。それで、ことりと穂乃果は?」

絵里『そっちもごめん、取り逃がす形になったわ』

海未「取り逃がす……」

絵里『よくわからないんだけど、なんだか穂乃果の様子がまた違ったおかしさに変化した感じだったわ』

海未「あれ以外にですか? まだおかしくなるとは……それで、希は?」

絵里『希もいるわよ。いわゆることり派に取り込まれてはいないから、そこは安心して』

海未「わかりました。私は、にこと共に昇降口前に居ます」

絵里『にこと昇降口ね。じゃあとりあえず合流しましょうか』

海未「はい。では一度」

絵里『あ、待って』

海未「はい?」

絵里『……ああ、海未、花陽が向こうにいたわ』

海未「花陽ですか、良かったです。……あの、念のためですが、穂乃果の例がありますから、花陽の様子は?」

絵里『平気そうよ、穂乃果みたいにフラフラともボーっともしてないし、こっちに手を振ってる。待ってて、花陽と合流するわ』

海未「はい、わかりました」




49: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:08:26.03 ID:6mim9h1E.ne

絵里「……待ってて、花陽と合流するわ」

希「凛ちゃんと逃げたって話やったけど、花陽ちゃん一人で逃げてたんやね」

絵里「ええ、なんにせよ無事でよかった。花陽、こっちよ!」

希「じゃあ凛ちゃんはどうしたんやろ」

絵里「そうねえ。……ああ、なに海未? …………そう、凛はいないの、花陽一人みたい」

花陽「絵里ちゃん、希ちゃん」

希「花陽ちゃん無事でよかったわー」

絵里「…………そうね、まずは花陽も含めて海未たちとも集まって…………ええ、その後に凛の捜索をしましょう」

花陽「絵里ちゃん、希ちゃん」

希「んー? なんやそんなに呼んで、よっぽど怖かったん? 凛ちゃんは?」

花陽「絵里ちゃん、希ちゃん」

希「……ん?」

花陽「絵里ちゃん、希ちゃん。ふー」

希「え?」

花陽「ふーっ、しよ。絵里ちゃん、希ちゃん」

希「! えりちっ!」

絵里「? どうしたのよ大声だっきゃっ!」

花陽「絵里ちゃん、ふー、しよ、ふー、しよ」

絵里「花陽!?」

希「えりち逃げなアカン!」

花陽「ふーーーっ」

絵里「あっ! あっ……んっ……あっ……………………」




50: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:12:21.01 ID:6mim9h1E.ne

希「…………えりち……」

絵里「…………っ…………っ……………………のぞ、み」

希「えりちっ! よかった、まだ、」

絵里「来ちゃだっ!」

希「!?」

絵里「……っめ………………だ、め…………もぅ、だ…………っ……」

花陽「ふーっ」

絵里「んーっ! ふっ、ふっ………………」

希「あぁ……」

絵里「にげ、に、にげ、にげ」

花陽「ふーーーっ」

絵里「っっ…………………………………………」

希「…………」

花陽「……希ちゃん、ふー」

絵里「…………っ……っ……」

希「…………えりち。後で、絶対に迎えに来るから」

花陽「希ちゃん、一緒に、気持ちいい、しよ」

希「……花陽ちゃん……またね」




51: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:16:44.09 ID:6mim9h1E.ne

海未「絵里っ! 絵里っ!」

にこ「な、なによ、どうしたの」

海未「……絵里の叫び声を最後に会話が途絶えました。それから、希が絵里を呼ぶ声が」

にこ「……それで?」

海未「……………………あくまで推測ですが、声の様子を聞く限り、絵里が花陽に捕えられた可能性が高いです」

にこ「捕えられたって……」

海未「ことりの配下に落ちたということです。そして、花陽も既に落ちていたと」

にこ「なんでよ、凛と一緒に襲われたときは海未が時間稼いで逃がしたんでしょ?」

海未「その後再度襲われ、捕まったのかもしれません。それと絵里たちは、直前まで花陽の様子がおかしいとは感じていないようでした」

にこ「ことりに落とされたら穂乃果みたいにふーって息求める廃人みたいになるんじゃないの?」

海未「まだ私たちにもわからないことがあるとしか…………あ」

にこ「今度はなに?」

海未「……絵里との通話が途切れました」

にこ「……普通だったら、会話の途中でそんなことしないわよね」

海未「はい……おそらく花陽か、ことり側の手に落ちた絵里が切ったのではないかと」

にこ「希は? 希は無事なの?」

海未「わかりません。最悪希も一緒に…………ん。あ、いえ」

にこ「?」

海未「希からの着信です。このタイミングだと、おそらくは無事だったのでしょう」

にこ「よかった……」




52: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:21:21.07 ID:6mim9h1E.ne

海未「…………希! こちらです!」

希「海未ちゃん、にこっち……」

にこ「アンタは無事だったのね」

希「うん……あ、しまった」

にこ「なによ?」

希「安心してなんも考えないで二人に近づいたけど、二人ももう落とされていないか、ちゃんと確認せなアカンかったわ」

海未「……花陽は、既にことりに落とされていましたか」

希「うん。でも穂乃果ちゃんみたいにわかりやすくおかしくはなってなかったんよ」

海未「人によって差があるということでしょうか……」

希「それなんやけど、花陽ちゃんは第二段階の状態だったかもしれへん」

海未「第二段階、とは?」

希「穂乃果ちゃんがことりちゃんの吐息ふーっての貰ってパワーアップしたって、えりちが電話で言うたやん?」

海未「それが第二段階ですか。第二段階では、それまでの正気を失った状態ではなくなると?」

希「穂乃果ちゃんの様子変わった直後をちょっとだけ見てたんよ。思い返してみたら、花陽ちゃんの様子と近かったわ」

にこ「見た目じゃ全然区別つかないわけ?」

希「遠目じゃわからんかったし、手ぇ振って意志疎通もできたんやけど、よくよく見たらまだ目の焦点や口調が少しおかしかったかも」

海未「しっかりと確認すれば判別は可能な程度、ということですか」

希「第二段階は、ね。この先第三第四ってあるのかわからんから、決めつけはよくないかもしれへん」




53: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:30:07.84 ID:6mim9h1E.ne

にこ「で、これからどうするの? 三人でこのまま昇降口の前に居続けるわけ?」

海未「ここならば逃げ道に困りませんが、しかし同じ場所に居続けるとじきに見つかるでしょう」

希「もし移動するなら提案なんやけど」

海未「どこへ移動します?」

希「部室。最初に海未ちゃんたちが狙われた場所やろ? だったらしばらくはそれ以外のところを捜索するはずやん」

海未「確かに……少なくとも校内を一周するまでは、ですか」

にこ「このまま学校の外に逃げたりしないでいいの?」

希「これ、多分ウチらμ'sの範囲内で収まる話やから。ウチらでなんとかせな」

海未「事の発端は私です。私だけは、逃げることはできません」

にこ「…………あっそ。ふーん。ったく、しょーがないわねえ」

希「にこっちはどうするん? 逃げる?」

にこ「決まってんでしょ。次同じこと聞いたら怒るわよ」

希「……ふふ。わかった」

海未「ではひとまず部室へ向かいましょう。相談はその後で」







54: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:33:55.93 ID:6mim9h1E.ne

―――


凛「…………かよちーん」

凛「…………どこー」

凛「…………」

凛(いないよ……)

凛(ずっと探してるのに…………)

凛(あのままことりちゃんたちに捕まっちゃったのかな……はぐれなきゃよかった……)

凛「…………海未ちゃんもいない」

凛(二年生の教室にもいない……どうしよ……他に誰頼ればいいんだろ)

凛(ことりちゃんと穂乃果ちゃんは駄目だし……もしかしたら他のみんなも駄目なのかも)

凛(海未ちゃん…………かよちん…………)

凛(…………大人の人とか、どうかな)

凛(ことりちゃんがおかしくなってる理由、理事長なら知らないかな……)

凛(理事長室…………)

凛「……………………し、失礼しまーす」

凛(…………返事ない……あ、ドア開いてる。入っていいのかな)

凛「すみませーん、理事長…………」

凛(誰もいない……)

凛(この部屋、中から隣の部屋につながってるんだ。応接室? そっちにいないかな……)

凛「……すみませー、わっ! 痛っ! なに!?」




55: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:38:14.24 ID:6mim9h1E.ne

真姫「…………」

凛「いっ痛い! 誰っ!? 凛に乗っからないで!」

真姫「抵抗しないで」

凛「えっ誰!? 真姫ちゃん!?」

真姫「抵抗しないで!」

凛「えっ…………え? なんで? なんで凛襲うの? 離して!」

真姫「凛がまともなら抵抗しないで! 黙って私の話を聞いて!」

凛「なに言ってるのかわかんないよ! 凛から降りてよ!」

真姫「本気で抵抗されたら勝てないんだから確認できないのよ! だから今だけ落ち着いて!」

凛「いやー! やめてっ! 離れてっ!」

真姫「きゃっ! あっ……」

凛「はぁ、はぁ……なんなの?」

真姫「くそ…………っ!」

凛「真姫ちゃん? あっ、待って!」

凛(……………………行っちゃった…………なんだったの?)




56: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:42:18.35 ID:6mim9h1E.ne

―――


穂乃果「ふーっ! ことりちゃん、ふーって気持ちいいね! 世の中はふーっだよ!」

ことり「うん、そうだね」

花陽「ふー、幸せだね、ことりちゃん、ふー」

ことり「そうだね。とっても幸せだね」

絵里「…………気持ちぃ…………ふーっ、良ぃ…………のぞみ、うみ、みんな……うぇひひ」

ことり「絵里ちゃんも、そろそろいいかな。ね、絵里ちゃん、ふーってしてあげよっか」

絵里「ふーっ! ふーっ! ああぁぁぁぁぁ欲しいぃぃぃぃぃ」

ことり「こらっ、焦っちゃ駄目だよ? じゃあいくね? ふーーーっ」

絵里「……ぁっ…………あっ! あっ! ん…………っ…………っ」

ことり「はい。気持ちよかった?」

絵里「…………っ…………っ……」

ことり「……しばらくは、返事できないかな?」

花陽「ことりちゃん、ふー、私も、ちょうだーい、ふー」

ことり「んー……そうだね、花陽ちゃんも、そろそろ段階上げても平気かな?」

花陽「ふー、ことりちゃん、ふー、ことりちゃん」

ことり「うん、花陽ちゃんも穂乃果ちゃんみたいに、もっと元気にしてあげるね」




57: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:45:39.05 ID:6mim9h1E.ne

穂乃果「ことりちゃん穂乃果も! ふーっ! ふーっ! ちょうだいふーって! 気持ちいいしよっ!」


ことり「穂乃果ちゃんはもう最終段階なんだから、あとでしてあげるね」

穂乃果「ヤダ! もっとふーってしてよう! ふーっされたい!」

ことり「もう、しょうがないなぁ……ちょっとだけだよ?」

穂乃果「ちょっとヤダ! いっぱい! ふーっ! いっぱい!」

ことり「でも、段階が上がるとあっという間にやられちゃうんだから…………ほら。ふーっ」

穂乃果「んあぁぁっ! 気持ちいっ! ゾクゾクしちゃうっ! あんっ! だめっ! ことっ、ことりちゃんっだめっ! あっあっ! あーっっっ!」

ことり「……ほら、すぐに限界きちゃったね」

穂乃果「……………………ふっ…………んぁっ……………………こっ、ことりちゃ……」

ことり「大丈夫? 立てる? 足震えてるよ?」

穂乃果「無理ぃ……気持ちいい…………飛んじゃいそう…………」

ことり「うーん、絵里ちゃんも少しお休みしてるし、復活するまで待とっか」

穂乃果「あっあっ余韻が、あーっ、ああーっ!」

ことり「休憩が終わったら、また海未ちゃんのこと、探さないとね」

ことり「…………待っててね、海未ちゃん」




58: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:52:03.27 ID:6mim9h1E.ne

―――


海未「…………やはり、部室は誰もいませんね」

希「ここで花陽ちゃんと凛ちゃんと別れたんやっけ」

にこ「花陽はいいとして、凛はどうしたのよ」

海未「凛とは相変わらず連絡が取れないままです。ことり側に落ちた花陽と連絡が取れないことを考えると、最悪凛も既に……」

希「じゃあ残ってるのはうちらと、良くて真姫ちゃんか」

にこ「真姫ちゃんったら、電源は入ってるみたいなんだから、早く電話出なさいよね」

海未「真姫も既に、という可能性も考慮しておくべきでしょうか」

希「ウチらだけでなんとかせなアカンかな……」

海未「先程にこには少し話たのですが、にこと希はこのまま安全なところに隠れていてくれませんか」

にこ「アンタ本気で一人でなんとかする気?」

希「海未ちゃん一人でみんな相手にするなんて無茶やん」

海未「じきにことりたちは勢力を分散させて私たちを探し回るはずです。現に花陽は単独行動みたいでしたし、そこを狙います」

希「……じゃあ、ウチも一緒に行くよ。一対一よりは二対一の方がいいし、穂乃果ちゃん相手の時もなんとかなったからね」

海未「いいんですか?」

希「えりち、助けないかんから。みんなもそう。ことりちゃんと話できるようにして、事態を収拾しないと」




59: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:55:16.21 ID:6mim9h1E.ne

海未「にこはどうします?」

にこ「…………アンタたちについてくって格好つける流れなのはわかるんだけどね」

希「無理はせんでええんよ」

にこ「無理するとかじゃなくて、単に足手纏いになるのが嫌なの。あー、ちゃんとわかってるから、訂正しないでいいわ」

海未「……はい。では、動き回るのは私と希で」

希「にこっちはこのまま部室にいればいいやんな」

にこ「更衣室の方に行ってドアの鍵でも閉めとくわ」

希「それなら部室内までことりちゃんたちがきても時間稼げるし、いざとなったら更衣室の窓から外に逃げれるもんね」

海未「襲撃を受けた後のことは?」

にこ「適当に逃げとくわ。私はいいから、海未たちはどうするのよ」

海未「しばらくは身を潜めようかと。時間を置いてから、背後を突けそうな場所を探して、相手が一人でやってきた時を狙います」

希「やっつける言うてもどうするん? ことりちゃんの洗脳みたいなの解けるんかな?」

海未「解決策が思いつかないので、ひとまず事が収まるまで身動きできないよう身柄を拘束するつもりです」

希「ちょうどいいロープでも見つけて亀甲縛りの刑やな」

にこ「えげつな……」

海未「ことり相手に話ができるだけの時間を作るのが目的なので、できればことり本人を狙いたいのですが」

希「自分が大将だってわかってるやろうから、誰か一人はガードについてるやろなあ」

海未「ええ。なのでまずはことりとガード以外を潰してから、本命と対峙したいと思います」




60: SS速報 投稿日:2015/06/10(水) 23:56:34.94 ID:6mim9h1E.ne

にこ「ねえ、希には騒動の原因の話はしてあるの?」

海未「あ、いえ、まだでしたね」

希「今回のことりちゃんがおかしくなった原因がわかったん?」

海未「はっきりと判明したわけではないのですが……おそらくは、やはり私たちの間の確執なのだろうと」

希「なんやなんやぁ? やっぱり二人ってそういうことやったん? ふふふ」

海未「今そのような話をしている場合では……」

にこ「いいじゃないのよ関係あるんだから、もっとちゃんと話しなさいよ」

海未「にこまで……はあ、わかりました。話しますよ」

希「わくわく」

にこ「早く早く」

海未「……私は、ことりに対して、友人としての親しみ以上の思いを抱きつつありました」

希「きゃー!」

海未「ことりもまた、自惚れでなければ、同等の思いで接してきてくれていたと感じていました」

希「ひゃー!」

にこ「うっさい」

希「ゴメンナサイ」










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