GSMinfo.nlは12日(現地時間)、ソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia Z3+」において ”発熱問題” が発生していることを、同社が正式に認めたと伝えています。
GSMinfo.nlは今回、「Xperia Z3+において特定のアプリケーションを利用中に、発熱が問題で正常に動作しなくなるケースの存在は認識している」という旨の回答を、ソニーから公式に受け取ったとしています。また、この回答の中では、この問題を解決するためのソフトウェアアップデートを今夏中にも実施することを約束しており、今後数カ月以内に具体的な対策を講じる意志を強調していたとのことです。
なお、今回言及されたのはXperia Z3+に関してのみでしたが、同機は国内で既に発売中の「Xperia Z4」とほとんど同一仕様の端末であることから、Xperia Z4にも同様のリスクが存在することが間接的に示唆されたとも解釈できます。
CPUの表面温度が「約68℃」に達したとも報告される「Xperia Z4」
既に、国内でも多くのユーザーから発熱問題の存在が指摘され、注目と批判を集めることとなっていましたが、遅くとも秋を迎えるまでには少なからず状況が改善されることになりそうです。
単純に考えれば、Snapdragon 810のパフォーマンスに制限がかけられることになりそうなものですが、はたしてどのような形で解決が図られるのでしょうか。
[GSMinfo.nl via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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