NYの新名所になるか、最古の橋がリニューアルオープン!
日本語に直訳すると「高橋」なだけに、本当に高いです。
先日、ニューヨーク市最古の橋であるハイ・ブリッジがリニューアルオープンしました。ハイ・ブリッジは、1884年に建設された水道橋で、ハーレム川を挟んでマンハッタンとブロンクスをつないでいます。40年以上の時を経て、2015年6月に歩行者が渡れるように再開しました。
1960年代から、そんなにも長い間閉鎖されてきた理由は、単に維持費が足りなかったから。前市長マイケル・ブルームバーグの時代に、ニューヨーク市の公園を再生させるプロジェクトの一環として、6100万ドルをかけて橋を修復し、安全柵を取り付けました。ドローンで撮影された「Animal NY」の映像を見れば、約37メートルの橋の高さと全貌が楽しめます。
ハイ・ブリッジは、ニューヨークの歴史的に見ても保存するだけの意義のある橋ですが、何といっても市民にとってはありがたい交通路になること間違いなし。これまでは、マンハッタンーブロンクス間を歩こうとすると、かなり遠回りをしなければならなかったのです。これからは、徒歩での往来がグッと楽になりそう。
ニューヨークには、観光名所としても有名なブルックリン・ブリッジ、歩行者・自転車以外にも電車や自動車も走るマンハッタン・ブリッジ、ウィリアムズバーグ・ブリッジなどありますが、この夏からは、ハイ・ブリッジも新たな観光名所になるかもしれません。
Alissa Walker - Gizmodo US[原文]
(的野裕子)