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シェンムー3制作決定、資金200万ドルを一夜で調達。PS4 / PC対応で2017年末予定 - Engadget Japanese


ゲームイベントE3 2015でまさかの復活を発表した『シェンムー3』の制作開始が決定しました。

Kickstarter を使った制作資金調達は開始からわずか一夜で当初目標の200万ドルを超え、執筆時点ではまもなく300万ドルまでの延長ゴールも達成する勢いです。

シェンムー3 コンセプトアート

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7 枚





『シェンムー』シリーズの第一作『シェンムー 一章 横須賀』は、セガのゲーム機ドリームキャストで1999年(国内)に発売された作品。プラットフォームの命運を握る超大作として期待されたものの売上は振るわず、商業的には大失敗とみなされています。

続編の『シェンムー II』も制作されたものの、「失敗作の続編」の烙印を押されたうえに、時期的にはセガがドリームキャストの市場撤退を決定したあとの発売だったため挽回できるはずもなく、以降シリーズは十数年のあいだ途絶えていました。全11章構成とされた壮大な物語も、IIでダイジェスト的に中盤までを含んでいたものの未完のまま。

しかし未完の大作の常として、月日が過ぎるほどに『不遇の名作』『早すぎた傑作』といった評価が増え、物語の続きをプレイできる続編を期待する声が高まっていました。

今回のKickstarter クラウドファンディングキャンペーンを実施したのは、セガでシェンムーを制作した鈴木裕 氏のスタジオ YS Net。シェンムー3もディレクター&プロデューサーを鈴木氏が務めるほか、クリエイティブディレクターや脚本、主人公『芭月涼』の声優まで多くのオリジナルスタッフが集結します。


復活シェンムーは、PS4とPC向けにUnreal Engine 4で制作される予定。すべて順調に進んだ場合、発売は2017年末になる見込みです。

Kickstarter出資者へのプロジェクト成功時の見返りのうち、ゲーム本編が手に入るのは29ドルのデジタルダウンロード版(PS4, PC)から。60ドルでPCのパッケージ版、100ドルでデジタル / パッケージ版に加えて早期に参加できるトライアル版など。

あとは各種の物理グッズや資料、ゲーム内アイテムなどコレクター向けの特典が増え、一人限定の1万ドルコースでは

・下位の特典に加えて、14年前に涼役の松風雅也 氏がイベントで着用していたオリジナルの芭月涼ジャケット

3名限定の1万ドルコースでは

・下位の特典に加えて、鈴木裕氏との会食権+シェンムー1,2のオリジナル脚本

まで用意されます。当然というべきか、すみやかに売り切れ済みです。



ストレッチゴールの一覧はこちら。募集開始から約1日版、残り30日の時点で、シェンムー1・2の振り返り映像と、ドイツ・フランス・スペイン・イタリア語字幕までは達成済みです。
シェンムー3制作決定、資金200万ドルを一夜で調達。PS4 / PC対応で2017年末予定

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