廃墟と化したバイコヌール宇宙基地の格納庫をフォトグラファーのRalph Mirebsさんが撮影しています。
バイコヌール宇宙基地とはカザフスタン共和国のチュラタムにあるロシアのロケット発射場(wiki)で現在、ロシア連邦宇宙局が管理している宇宙基地です。
そのバイコヌール宇宙基地の敷地内にある巨大な格納庫には「Ptichka(ピチカ )」というスペースシャトルが放置されています。無残にも埃をかぶった巨大なスペースシャトルはなんとも物悲しい雰囲気を漂わせています。
Ptichkaは、実際に初飛行試験を行ったBuran(ブラン)に次ぐ2番機として95~97%まで製造が進められた状態で、計画そのものが破棄されたことにより放棄されたものとなる。
もう一方の機体については実機開発のための実験機だとみられているが、正確なところは不明となる。
ソ連版スペースシャトルの1番機となるBuranもバイコヌール宇宙基地の廃墟となった格納庫に保管されていたが、2002年に生じた格納庫の崩壊により、破壊された。BusinessNewsline