現在発表会中のファーウェイ・ジャパンは、SIMロックフリーモデルとして「HUAWEI P8lite」と「HUAWEI P8max」、SIMフリータブレット「MediaPad M2 8.0」、スマートバンド「TalkBAnd B2」を発売します。

発売は6月19日から8月下旬にかけて順次。価格は「HUAWEI P8lite」が2万8600円、「HUAWEI P8max」が5万9980円。「MediaPad M2 8.0」が3万9800円。「TalkBAnd B2」が1万5980円と1万9980円。登壇者は「パフォーマンスモンスターだけでなくコストパフォーマンスモンスター」とアピールしています。

ファーウェイが国内のSIMフリー端末市場に参入して1年。端末は家電量販店はMVNO各社のスマートフォンとして投入される予定です。



プレゼンテーションでは、世界のスマートフォン市場で出荷数で3位に躍進し、ファーウェイの国内SIMフリー市場に参入して1年経過したことなど説明。ASUSが「パフォーマンス・モンスター」（性能怪獣）と製品を訴求していることになぞらえて、ファーウェイは加えて「コストパフォーマンス・モンスター」であるとしています。

ファーウェイはミッドハイエンド、つまり普及モデル以上の性能のモデルで、ポジションを築いていく方針です。



今回発表モデルはいずも8コアCPUモデルとなります。チップセットはいずれもファーウェイ傘下のHiSilicon製。8コア/64bitモデルで3万円以下のモデルが発表されたことになります。




まずはHUAWEI P8liteから。CPUはHiSilicon Kirin 620（A53/1.2 GHz/64bit）、RAM2GB、ROM16GB。ディスプレイは5インチ720x 1280ドットのIPS液晶。カメラは裏面照射式の13MP、フロントカメラは5MP。自分撮りにも強く、ビューティーモードなどもあります。

SIMは2スロット搭載し、一方はLTE-FDD Band 1/3/5/7/8/19/28、LTE-TDD Band 40。W-CDMA Band 1/5/6/8/19、GSMに対応。もう一方はGSMバンドのみ対応。LTEは下り最大150Mbps 対応。WiFiは2.4GHz。

大きさは約71x 143 x 7.7mm、約131g。



フラッグシップのHUAWEI P8maxは、CPUはHiSilicon Kirin 935（A53X/2.2 GHz+A53 1.5GHz/64bit）で、RAM3GB、ROM32GB。ディスプレイは6.8インチ1080 x 1920ドットのIPS液晶。カメラは裏面照射式の13MP、フロントカメラは5MP。

SIMは同じく2スロット搭載。一方はLTE-FDD Band 1/3/7、LTE-TDD Band 38/39/40。W-CDMA Band 1/6/8/19、GSMに対応。もう一方はGSMバンドのみ対応。LTEは下り最大150Mbps 対応。WiFiは2.4GHz。

大きさ約93x 182.7 x 6.8mm、約228g。



MediaPad M2 8.0は、8インチ1920 x 1200ドットディスプレイ搭載のタブレット。カメラは8MPと2MP。CPUはHiSilicon Kirin 930（A53 2.0GHz +A53 1.5GHz/64bit※クロックアップしたもの）で、RAM2GB、ROM16GB。LTE-FDD Band 1/2/3/4/5/7/8/19/26、LTE-TDD Band 40/41。W-CDMA Band 1/2/5/6/8/19、GSMに対応。WiFiは2.4/5GHz。

なお、タブレットの音響チューニングは米ハーマン社のハーマンカードン。圧縮音源をCD品質まで引き上げるとうたう「クラリファイ」技術を搭載しています。今回、ハーマン社のプレゼンテーションもありました。



スマートバンド TalkBAnd B2 は、ボディ素材に航空機用のアルミを採用し、防水防塵仕様となっています。6軸センサーで健康やエクササイズ系の機能を搭載し、睡眠センサーなどもあります。米Jawboneと提携し、Jawboneのアシスタントサービス「UP Smart Coach」も利用できます。またApple Watchのように、一定時間動いていないと動くよう促すサービスもあるそうです。