木彫りの手製自転車作りを得意とする民族が話題となっています。
画像:【木彫りの手製自転車】
17日に海外メディアで報じられたもの。
フィリピンのバタド郊外に存在する民族「イゴロト族」は、彫刻を得意とし、この度、ロードレースに参加
するため、木彫りの手製自転車で街にやってきました。
下り坂では時速約40キロが出るというこの自転車はドラゴンやライオンを想像させ、とても芸術的ですが、
なんとブレーキは付いていないとのこと。
ブレーキがない代わりに、彼らは車輪を足でこすって徐々に減速させるのだそう。
この様子を撮影した写真家ホー氏は
「彼らが自転車を走らせている間、事故にあったなどのトラブルは聞いたことがないが、
彼らの硬くて厚い足をよく見てみると”深い傷跡”が残っている。
もしかしたら見知らぬ間に事故にあっているのかもしれない」
また彼らが木製自転車を持つ背景について
「彼らの多くは生活が貧しく、オートバイを買うほどの余裕がない。
だからオートバイを模して欲するものを作ったのだろう」
と語っています。
(参考:http://www.dailymail.co.uk/news/article-3128403/Treesy-Rider-Tribesmen-Philippines-hurtle-downhill-homemade-wooden-bikes-featuring-intricate-dragon-carvings.html)
動画:【木彫りの手製自転車を見せびらかす民族(3年前の映像)】
かなり凝った作りをしてますね。
完成までどの位時間を要するのでしょうか・・