21 名前：おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日：2007/06/17(日) 04:31:54 ID:KO3JRb+H
中学の時、学校にみんなから嫌われている体育教師が居た。
少しでも奴の気に入らない事があればビンタor羞恥ﾌﾟﾚｲ
多感な中学生にはとても耐え難いものだった。
ある日俺が奴の感に触ったらしく、クラスの前でうさぎ跳びをする羽目になった。
当時静かだった俺はもじもじしてて、奴にも「早くしろ！！」とか叫ばれて泣きそうだったんだけど、
クラスのA君がそっと手を挙げて「僕も一緒にやります」って言ってきてくれた。
奴はそれさえも気に入らなくて、「○○(俺)が1人でうさぎ跳びかA1人で校歌歌うかどっちかにしろ」って言った。
もちろん俺は自分が悪いわけだし、A君に「いいよ」って言ったんだけど
A君は「いや、大丈夫だから」って俺に言ってそれから奴に「俺が歌います」って言った。
もうそれからがすごかった。
A君はそんなに背も高くなくて細かったのに、ｵﾍﾟﾗ風に「お前どっからその声出てるんだ」ってな声で歌い始めた。
しかもめっちゃ上手い。
みんなも奴も俺も(ﾟДﾟ)←な顔
クラス全員は(ﾟДﾟ)な顔から(゜∀゜)な顔になって
奴は(#ﾟДﾟ)な顔になってった。
「ふざｋ、あ～～～～(Aの声)」「おｍ、みぃどりのおおお～～～」ってなりながら歌ってた。
そのうちA君と仲のいいYがハモりはじめて(Yもめっちゃ上手い)
奴は怒って校舎の中に戻ってしまった。
でもA君は言われたとおり奴が居なくなっても全部歌ってて、
歌いきった後みんなから拍手喝采でA君は「あ～り～が～とっ☆」て可愛らしい声で言ってた。

数年経った今でも思い出すと笑ってしまう。