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SIMフリーWindowsフォンMADOSMAレビュー:初期設定とアップデート編 - Engadget Japanese


本日6月18日、Windows Phone 8.1を搭載した国内初のSIMロックフリー機、マウスコンピューターMADOSMAが販売開始となります。出荷版を入手しましたので、何回かに分けてレビューしたいと思います。

マウスコンピューターMADOSMAレビュー:初期設定とアップデート編

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12 枚


5インチIPS式1280×720ドット Snapdragon 410/1GB/8GB搭載

これまでWindows Phoneの紹介と言えば海外版のLumiaばかり扱ってきましたが、本日ようやくWindows Phone を採用したSIMロックフリーなスマホが国内で発売を迎えました。

過去唯一国内に流通したau IS12Tは2011年7月ですから、何と4年近くの間、Windows Phone搭載機が不在だったことになります。


フロントは、左上に200万画素フロントカメラ、下には戻る / Windows / 検索ボタンがハードウェア式であります(左)。リアは、左上に800万画素リアカメラ、その横にLEDフラッシュ、下のメッシュの部分はモノラルスピーカー(右)

約5インチ1280×720ドットのIPS液晶パネルは非常に明るく、Lumia 1520の最大と、MADOSMAの最小が同レベルです。そのため最小にしても眩しい感じがします。IPS式なので視野角は広く、発色は少し色温度が高め(青っぽい)ですが綺麗です。また写真からは分かり辛いのですが、保護フィルムがはじめから装着済の状態で出荷され安心して使用できます。


リアはMicro SIMとmicroSDカードを内蔵。バッテリーが着脱式でパネルが外れる構造になっている関係からプラスティック製ですが、安っぽさはありません。また一般向けはホワイト、法人向けモデルはブラックになっています。ロゴがグリーンで控えめなのも好印象です。


左側面には音量±ボタン(上)、右側面には電源ボタン(下)

操作系はシンプルで、フロントの下部分に[戻る][Windows][検索]ボタンがあります。ハードウェア式なので、1280×720ドットの描画エリアは全てアプリで使用できます。上側面には充電用のMicro USBとイヤホンジャック、左側面には音量±ボタン、右側面には電源ボタンがあります。


付属品は、2,300mAhバッテリパック、USBケーブル、16GB microSDカード、マニュアル(左)。リアカバーを外したところ。上側面に充電用のMicro USBとイヤホンジャックがあります(右)

付属品は写真の通りですが、16GBのmicroSDカードに、アプリ、写真、音楽や動画などを保存でき、本体側に8GBしかない弱点を補完しています。


Micro SIMスロットとmicroSDカードスロット。ロック解除して上から入れます(左)。ロックしてMicro SIMとmicroSDカードを固定します(右)。Nano SIM+下駄でもスロットに引っかかることなく装着できるので安心です

主な仕様は以下の表をご覧ください。Windows Phoneは一世代前のSnapdragon 200/400/800が多い中、410を搭載しているのが目新しい部分と言えるでしょうか。

またメモリは1GBですが、Windows Phone ではハイエンドのLumia 930と1520を除き1GBか512MBなので、1GBで不足ということはありません。

マウスコンピューターMADOSMA仕様
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 410
(1.2GHz/Quad Core)
メモリ 1GB
ストレージ 8GB+16GB microSDカード
OS Windows Phone 8.1 Update
液晶パネル 約5インチIPS式
1280×720ドット
カメラ フロント 200万画素
リア 800万画素
f/2.4、焦点距離4mm(35mm焦点距離31mm)、LEDフラッシュ
ビデオ録画 VGA/720p/1080p
インターフェース Micro SIM
USB2.0(Micro-USB-B)
Bluetooth 4.0+EDR
IEEE 802.11 b/g/n
35mmオーディオコネクタ
ネットワーク 3G
Band 1(2,100MHz)、 Band 8(900MHz)、 Band 19(800MHz、Band 6を含む)
LTE
Band 1(2,100MHz)、Band 3(1,800MHz)、Band 19(800MHz)/CAT4
センサー GPS/A-GPS/近接/光/加速度/電子コンパス
バッテリー 2300mAh
連続待受け時間460時間、連続通話時間9時間
カラーバリエーション White、Black(法人向け)
サイズ/重量 70.4×142.8×8.4mm(幅×奥行き×高さ)/125g


初期設定は簡単。更にUpdate 2でパワーアップ

もともとWindows Phoneは各国語対応していますので、海外モデルでも日本語は扱えます。ただ初期設定から日本語になっている安心感はあるでしょう。以下、初期設定の画面キャプチャを全て掲載しました。ご覧のように特に難しい部分はありません。

「各サービスを同期しましょう」のところで、Windows 8.1に使用しているマイクロソフトアカウントを入力すれば、同社のクラウド系サービスと同期できます。また無しでもセットアップを続けられ、後から設定することも可能です(ストアへアクセスする時に必要となります)。


ようこそ / 始めましょう / 使用条件


ネットワークを選択 / Wi-Fiに接続 / サインイン


Wi-Fiに接続 / Wi-Fiセンター / 電話の設定を選択


時間ち地域 / 各サービスを同期しましょう / アプリ(インストール中)


アプリ(インストール完了) / 完了しました / ホーム画面

ここまでで初期設定は完了しますが、実は出荷直後にWindows Phone 8.1 Update 2が出ています。このアップデートは、Windows Phoneとしては最後のメジャーリリースとなるバージョンです。いろいろなアプリをダウンロードする前に、先に更新を済ませた方がいいでしょう。


初期起動直後の設定・情報ではWindows Phone Updateとなっています / 設定・電話の更新 / アップデートをダウンロードしたのでインストールします。リブートして15分ほどかかるでしょうか


アップデート完了後、設定・情報を見るとWindows Phone Update 2になっています。

Update 2はバグフィクスだけでなく、いろいろと機能拡張されています。Bluetooth系では、aptX対応(中央のBluetoothスピーカーはSBC接続で青色に、AACまたはaptX接続で紫色に光ります)、またキーボードのみですがHIDにも対応しました

以上、駆け足ですが、国内初のWindows Phone 8.1搭載SIMロックフリー機、マウスコンピューターMADOSMAをご紹介しました。次回はOSも含めたソフトウェアを中心に書きたいと思います。

マウスコンピューターMADOSMAレビュー:初期設定とアップデート編

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